2008.11.25

照明計画

c0ae076e.jpg最近住宅においても照明計画の重要性が言われるようになってきました。
と言っても、我々の世代は蛍光灯の中で育ってきましたので、明るい部屋が良い部屋という刷り込みができてしまっています。
電球色の蛍光灯もありますから、これを使うこともできるのですが、使ってみると何だか暗いと言って昼光色に取り換えてしまう方もおられます。

昔の日本家屋は総じて暗いです。でも、暗いがゆえに、ろうそくのようなわずかな明かりを明るいと感じ、障子を通して漏れる明かりの情緒を感じることができました。それがいつのも間にか日中の屋外を思わせるほどの明るさが当たり前になり、体内時計を狂わせてしまうような事態を招いています。

住宅に癒しを求める世の中にあって、間接照明などを用いた癒しの照明が増えてきています。明るすぎない部屋で過ごすことに少しずつ慣れていかなければならないようです。

先日「新陰翳礼讃」という本を買いました。数々のプロジェクトを手掛けてきた照明デザイナー石井幹子さんの著書ですが、専門書としてではなく自伝的な内容でした。その中にも、日本の住宅の照明についてのコメントがあり、大きくうなづかされました。

しかし、住宅は住む人が心地よいと感じないといけないのです。明るい部屋を心地よいと感じて育ってきた人に暗い部屋の心地よさを理解してもらうのはなかなか難しいのです。建築家の仕事は、この部分でも、ライフスタイルの提案といえるのではないでしょうか。

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  株式会社ブリーズ・カンパニー
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