2014.1.12

石持ち一文字

軒先の瓦にはいろいろな種類があります。

写真は「石持ち一文字」と呼ばれる形です。

よくある「万十」によく似ていますが微妙に違います。

まず丸い部分が、万十の場合こんもりと盛り上がっていますが、石持ちはまったいらで、角が面取りされていません。

地瓦も、「切落し」といって、面取りしていないものが使われています。

それともう一つ、瓦の下端がまっすぐに通っています。(古い瓦なのでそれほどまっすぐではないですが・・・)

万十だと上面と同じようなカーブになりますが、これはまっすぐなので一文字ということになります。


一般の方はご存じないかと思いますが、瓦は形があるだけでなく、大きさもいろいろあります。

1坪当たりの枚数が53枚だと53(ゴ・サン)という風に表現するのですが、56・60などいろいろなサイズがあります。

現在ではJIS規格の53Aというサイズにほぼ統一されています。

もちろん修理のために、いろいろなサイズの瓦が今でもつくられていますが、古いものと混ぜて使うのは意外と難しいことなのです。

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