昨日は管理建築士講習を受けてきました。

管理建築士というのは、建築士事務所を総括する建築士のことで、大勢の建築士を抱える設計事務所においては、案件ごとにそれに応じた技量を判断して建築士を配置したり、事務所全体の技術的な面を統括する役割を担う仕事です。これが、私のようにたった一人の建築士で運営する事務所は、その一人が管理建築士ということになります。

講習の内容は、先日受けた建築士の定期講習と重複する部分も多かったのですが、事務所の経営やリスク管理といった部分もありました。

いろんな講習を受けて思うことは、例の耐震偽装の影響を受け、いかに不正が起こりにくいしシステムにするかということが重視され制度が改正されているという点です。

設計・監理・施工が三者独立して(利害関係のない状態で)それぞれが誠実に仕事をすれば、不正は発覚するという考えなのですが、大きな物件を扱う設計事務所やゼネコンなら話はわかりますが、私のような地域密着型の営業スタイルの会社は、これらの制度に当てはめるとものすごく違和感があります。

家を建てる時、お客様は何を基準に業者を選択するでしょう?

ホームページやモデルハウス見学、施工事例などの実績、経営者の考え方、会社の財務状態などなど、さまざまな情報を分析して決めることになるのでしょうが、実際のところ本当にそれらのことを理解することはなかなか難しいものです。

そこで、大きい会社・老舗だから間違いないだろるとか、値引きをたくさんしてくれたからという理由で決めてしまったりするものです。しかし、大手のメーカーでも破たんに追い込まれることは今やしょっちゅうですし、老舗とて同様です。安さを売りにしているところに至っては・・・・。

一方、私のようなスタイルで営業をしていると、お客様から依頼をいただくには、私という人間を知ってもらい信頼してもらうしかないのです。この人になら任せても大丈夫そうだと思ってもらわない限り、受注はないのです。

私にとって最大の強みは、自分ですべてをすることです。もちろん多くの業力業者さんの力を借りるのですが、先に述べた設計・監理・施工管理のみならず、営業・事務・経理、さらには宅建業として土地探し・売買まで、すべてするということです。つまり、家づくりに関することから住み方暮らし方、その後のメンテナンスも含めトータルでサポートしているという点です。しかもその情報はすべて一元管理できているのです。

話は長くなりますが、戦前の日本社会において、ハウスメーカーもパワービルダーも建売住宅もありませんでした。家を建てるといえば、町の棟梁に相談して、棟梁が町の職人を束ねて家づくりにあたってきました。そうして建った家は、100年以上も大切に使われていました。そう、さっき言ったような大きな会社や老舗もなければ安売りするものもおらず、ただ、地域の職人さんたちが自分の仕事を誇り高く継承してきたわけです。

戦後の混乱期、圧倒的に住宅が不足していた時代に、ハウスメーカーや建売が登場し台頭していく過程で、地域の職人たちが疲弊して行きました。いまやよい腕を持った職人でさえ仕事に事欠くような時代になりました。

しかし、何百年というスパンでみると、この50年ほどの間が、異常だったので、元の姿に戻るのではないかとも考えられます。つまり、地域の棟梁と職人による家づくりが必要となるのではないかと私は考えているのです。

私のビジネススタイルは、”現代の棟梁”です。昔は大工の棟梁が家づくりを統括していましたが、今では分業化が進み、技術の発展も目覚ましく、一職方となった大工さんにそれを求めることはできません。それに代わって、様々な職種・施工方法・材料などに精通し、お客様の多様なニーズを理解し、それを地域の職人の技量にあてはめていくという働きをしようとしているのです。このスタイルは、京都府から「知恵の経営」として認証を受けています。建設業でこういった認証を受けている例は他にはありません。

ところが、一連の法改正は私のようなビジネススタイルをまるっきり否定してしまいます。

たとえば、私は家を建てるというごとをしているのですが、そのために、宅地建物取引業、建築士事務所、建設業という3つの”業”を営むことになります。ところが、そのそれぞれの”業”について、専任の取引主任者、専任の管理建築士、主任技術者の常駐が求められます。つまり、厳格に法律を適用すれば、一人では一業種しか営めないということになってしまうのです。

お医者さんでいえば、田舎の開業医は昔からどんな病気でも見てくれるか”かりつけ医”でした。それが、大病院のように、内科・外科・レントゲン科・消化器科などと細かくわかれて専門医・技師を置かないといけませんというっているようなものです。

制度の趣旨はわかるのですが、現実の地域社会をみて、また昔から続いてきた日本ならではのコミュニティーという視点でも考え直してほしいものです。

政権交代で何かが変わるのでしょうか??

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2009.9.26

模型で棟上げ

模型作りが最近多くなってきました。特に家を初めて建てるという方にとっては、吹抜け空間や動線のイメージがわかりにくいので、プラン検討の早い段階でもつくることがあります。

今回はプレゼン用です。相変わらず細かいことは気にしない男らしい作り方ですが、寸法はまあまあ忠実に再現しています。

30坪程度の建物ですから割と早くできました。実際の家はこう簡単にはいきません。

模型で見ると、窓の位置や全体のデザインなどが一目瞭然です。3Dの画像で見るよりも確かです。


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今週は尖山のすぐ近くにある城陽カントリーでパナソニックオープンが行われています。

いまや大人気となっている石川遼君はホストプロとして参加しています。

開催が決定したころから何かと話題になっていたのですが、いよいよ本番ということで地元は厳戒態勢??になっています。

早朝から何台ものシャトルバスが駐車場と会場を往復し、多くのガードマンが立っています。平日ということで道路の渋滞などにはならなかったみたいですが、土日はどうなる事か心配です。

ちなみに、うちの妻もチケットを入手したらしく、お友達と一緒に見に行ってきたようです。

ギャラリーの数は7000人(主催者発表)だったそうですが、それでも大変な人ごみだったみたいです。

けれども、何度も遼君・一緒に回っていた丸ちゃん(丸山茂樹プロ)を間近で見ることができたそうで、たいそう興奮していました。

残念ながら、遼くんの成績は今一つで、頑張らないと予選落ちしてしまいそうです。今日以降の巻き返しに期待しましょう。

2009.9.23

連休も終わり

シルバーウィークも終わりました。

お彼岸のお墓参りに行ったのと、スパバレイ枚方南に行ったくらいで、家族それぞれ結構忙しい毎日でした。

前半はほぼフルに仕事でしたが、後半は少しゆっくりした時間があったので、庭の芝刈り・本の整理・ストーブの掃除などもこなし、なかなか充実していましたし、よい気分転換になった連休でした。

振り返ればもう9月もあとわずか。あっという間に年末になりそうです。

年に一度の煙突掃除をしました。

昨シーズンは、広葉樹の薪だけでなく、現場ででる杉やヒノキの端材をずいぶん燃やしましたので、煤が多いかと心配していましたが、どうだったのでしょうか?せっかくなので、煙突掃除の方法を順を追ってご説明しましょう。

<事前準備>

手袋、テープ、古新聞、ビニール袋、プラスドライバー

手袋、テープ、古新聞、ビニール袋、プラスドライバー

ご覧の材料ともちろん煙突掃除用のブラシとロッドを用意します。

<煙突の取外し>

ストーブ本体と煙突を固定しているビスをはずします

ストーブ本体と煙突を固定しているビスをはずします


二重煙突とのソケット部分のバンドをはずし

二重煙突とのソケット部分のバンドをはずし


左に回すと外れます(熱伸縮部分をちぢめます)

左に回すと外れます(熱伸縮部分をちぢめます)


煙突を取り外した状態

煙突を取り外した状態

 書き忘れましたが、用意した古新聞は足元に敷いています。

<掃除開始>

はずした煙突はそのまま屋外に置いておいて、先に屋内から行います。

ブラシにロッドを取り付けて煙突に突っ込みます

ブラシにロッドを取り付けて煙突に突っ込みます

このときちょっと煤が落ちてしまいました。ビニール袋でおおってからやる方がよさそうです。

煙突口全体にビニール袋をかぶせます

煙突口全体にビニール袋をかぶせます

ロッドは当然動かせるようにしてあります。いつもはちいさな穴をおあけるのですが、今回は袋の口をテープでふさいでみました。(結果はさっき書いたとおり、いつものやり方の方がよさそうです)

ロッドを押し上げて順次つぎたしていきます

ロッドを押し上げて順次つぎたしていきます

うちの煙突の場合、90cmのロッドを全部で7本つなぎます。たいがいの家はこれで足ります。

てっぺんまでゴツンと当たったら、今度は逆に1本ずつはずしながら引っ張り出していきます。

袋の下の方にたまっているのが煤です。これをそーっとはずせば中は終わり。

取り外した煙突

取り外した煙突

はずしておいた煙突の先に袋をかぶせ、先程の要領でブラシを突っ込んでまた引き抜きます。

最後に煙突を立てて中の煤を袋の中に落として完了。

<ストーブの掃除>

ストーブに煙突がとりついていたところ

ストーブに煙突がとりついていたところ

先程煙突をはずした部分です。覗いてみると煤が落ちてたまっています。ここを掃除機で吸い取ります。

ストーブ製造のときにはみ出した耐火セメントがポロポロと落ちていることがありますが、これもとっておきます。(性能には影響ありません)

掃除機は家にあるものでも大丈夫ですが、私は現場用の掃除機でやります。

<組立>

あとは、はずしたものを元に戻して完了です。

今日とれた煤はこれくらい。どんぶりいっぱいくらいでしょうか?去年はマグカップくらいでしたので、2倍くらいありました。

とれた煤

とれた煤


針葉樹は煤が多いといいますが、結果としてはその通りでした。ただ、年に1回の掃除をするのならそれほど問題にはならないくらいではないでしょうか。

しかし先日、彦根市のお客様が煙突掃除をされたところ、どんぶり3杯分くらいとれたとおっしゃっていました。ここでも建築廃材を毎日燃やしておられたそうです。使われた薪の量がうちの3倍(3t)ほどですから、ちょうど計算通りという感じです。

薪ストーブを快適に安全に使うためには、きっちりとした煙突設計は言うまでもありませんが、普段のお掃除が重要です。

煤がたまったまま放置すると、煙道が細くなるばかりでなく、煤が煙突の中で発火していわゆる煙道火災を起こしてしまう危険があります。自分ではできないという方は、煙突掃除屋さんに頼んででも必ず毎年しておきましょう。

今日は本の整理をしました。

毎日の仕事の中だけでは、なかなか新しい情報が入ってきませんので、さまざまのソースから情報収集をしています。本もその一つです。建築関係のものばかりでなく、いわゆるビジネス書も多いですが、話題の本なども読むようにしています。

アマゾンや楽天で月に何度かまとめて本や雑誌を買いますので、放っておくと大変な量になってしまいます。私は、情報を流しこんでいくような読み方をするので、一度読んだ本をもう一度読み直したりということはあまりありません。それどころか、ほとんどがナナメ読みで、特に専門書については必要ないと思うところはすっ飛ばしてしまいます。自分がほしいと思っていた情報に関しては、しっかりと記憶に残り、頭の中で整理され、使える知識となっていくわけです。(ホンマかいな?)

書棚がいっぱいにして勉強した気分に浸るのもいいんですが、次の本が置けなくなるので、もう読まないだろうと思う大部分の本を処分します。最近では、アマゾンやブックオフなどに持ち込めば結構いい値段で買ってくれるので助かります。

今日は高く売れそうな本だけをアマゾンで出品して、二束三文になりそうなものはブックオフに持っていくことにしました。

ご覧の写真は高く売れそうな方です。ちょっともったいないような本もありますが、結構大処分です。買った金額にすると5万円分くらいあります。これと同じくらいの量をブックオフに持ち込みます。おかげで本棚はずいぶんすっきりしました。

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今日は朝から大変なことが起こりました。

たまたま妻が昨夜から実家に泊まっていたので、今朝は私が子供と犬の世話をしなくてはいけませんでした。

文化祭があるので投稿する長男を6時15分に送り出し、ファインを庭に放して身支度をしているときに事件は起こりました。

庭から戻ってきたファインの体からコロンと何かが落ちました。よく見るとなんとウンチではありませんか!!

さらにもう一個ポロリ・・・。コラコラとファインを捕まえてみると、背中にウンチがべっとりこびりついていました。 あんたいったい何をしてきたん??

すぐさま次男をたたき起して手伝わせながら、ウンチをふき取り、お風呂へ直行です。そのあとドライヤーもそこそこに、今度は庭の方を確認しに行きました。すると、芝生の一角に柔らかウンチが残っていました。おそらくこれの上に寝っ転がってすりつけたのでしょう。この残骸を水できれいに洗い流しました。

この前から臭い臭いと言われながらも、今週にトリミングがあるからと洗ってもらえなかったファインが実力行使に出たのでしょうか?洗ってすっきりしたせいか今はとても上機嫌です。

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シルバーウィークとはだれが言い出したのか知りませんが、うまくつけたものですね。

ちょうど敬老の日も入っていますからまさに”シルバー”です。しかもこの時期5連休というのはうれしいもんですね。毎年あればいいのにと思いますが、そううまくはいかないようです。

毎年ゴールデンウィークがそうなんですが、普段の土日は打ち合わせなどが入ることが多いのですが、大型連休になると、お客様も何かとイベントをされる方も多く、かえってヒマだということになります。シルバーウィークは今回が初めてですが、若干そういう兆候がみられるように思います。ということはかなりの景気浮揚効果があるかもしれません。

世間はさておき我が家はというと、長男の通う中学校では、インフルエンザの蔓延する中、昨日から3日間文化祭が行われているそうです。野球部に入っているので、明日の午後は公欠扱いで試合に行くそうです。勝ち続ければ毎日試合があるみたいなので、都合をつけて見に行こうと思っています。次男はかわそうにお受験モードです。そんなことで、小川家ではなんら特別な出費の予定はありません。


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「住宅展示場では○○を見ておけ」みたいなコラムが時々あります。

その内容は、豪華な調度品やモデルハウスならではの仕様に惑わされないようにしながら、構造・デザイン・設備などをチェックしようというようなものがほとんです。では、当社のショールームでは何を見てほしいのかをご説明しましょう。

当社のショールームは、なんと言っても私自身が毎日寝起きしている自宅ですから、そこでの生活実態を”赤裸々に”お聞かせします。たとえば、電気代やガス代がいくらかかっているのかとか、空調はどのようにしているのだとか、加湿・除湿の方法、普段の手入れ、室内の温度の変化、子どもたちの暮らしぶり、愛犬ファインの過ごし方・・・・

実は、私自身もこのそよかぜの家に住んで6年目ですが、毎年試行錯誤を重ねながら、より快適な暮らしを考えているのです。

高気密高断熱の家は、住宅における産業革命といわれるほど大きな技術革新です。これをうまく生かさないと、かつての公害問題のようにシックハウスを招いてしまいます。”健康住宅”そよかぜの家は、名前の通り住む人の健康にこだわった家です。高気密高断熱を上手に使った家だからこそ、今までの家ではなしえなかった快適な空間ができ、健康な暮らしもたらしてくれます。

といっても、パッと目で見て、「これは健康住宅だ!」とわかるようなものではありません。具体的に見てほしいもの・感じてほしいものをあげてみましょう。

【入った瞬間に感じる?】

1.空気の違い。個人差はあります(住んでいる私はすでに感じません)が、6年目の今でも木の香りがするとおっしゃいます。

2.温度の違い。玄関も含め、家中が夏なら27℃前後、冬なら19℃前後に保たれています。

3.湿度の違い。そよかぜの家は湿度をコントロールしているのが特徴。温度だけでなく、快適さを左右する重要な要素です。

【リビングで】

1.素材・・・無垢(桧)のフローリング、シラス塗り壁、ロートアイアン手摺(それぞれ6年使いこむとこうなるというところを見てください)

2.空間・・・リビング階段・吹抜けを生かした広がりのある空間。

3.コミュニケーションのあり方・・・家族のコミュニケーションのあり方を提案する空間構成でもあります。

4.とっておきのもの・・・薪ストーブ 冬ならその美しさ・暖かさを体感できます。

5.遮音性・・・木製サッシ、樹脂サッシの遮音性の高さ、目の前はバスが通る大通りですがその静かさを体感してください。

6.照明計画・・・吹き抜けの照明は意外と難しいもの。

7.シーリングファンの効果・・・これも吹き抜けをメリットを生かしてくれます。

8.階段・・・インテリアとしても重要な役割を果たす見せる階段。ロートアイアンと桧の無垢材でつくっています。

【キッチンで】

1.オープンキッチン・・・ここでも親子のコミュニケーションを意識。

2.収納・家事ゾーン・・・収納不足をどう解決しているのか。家事動線の考え方。

3.タイルの床・・・床暖房の温かさ、夏場の冷たさ、掃除はどうか、木の床とのバランスはどうでしょう??

4.照明計画・・・ここでも食卓を演出する工夫があります。

【和室】

1.素材・・・畳、和紙、塗り床、ふすまなど、リビングとのつながりを重視したためトラディショナルなつくりではありませんが、和のエッセンスは入っています。

2.仕切と連続・・・リビングとの柔らかなつながり。

【浴室・洗面】

1.明るさ・・・サービスヤードに全面開放した浴室とそれに続く洗面。朝の光が入ります。

2.収納・・・造り付収納、洗濯かごはもちろん、下着や小物もすっきり収納。

【トイレ】

1.素材・・・デザインタイルで上質な空間を演出。トイレもくつろぎの場です。

2.小便器・・・あまり使わなくなった小便器をすっきりと設置。

【玄関ホール】

1.明るさ・・・北面にありながら吹抜けから光を入れています。

2.収納・・・大容量のシューズクローク。家族の動線を分けることで、玄関はすっきり。

3.素材・・・桧丸太の玄関框、ベネチアングラス、ステンドグラス

【2階】

1.空間・・・書斎コーナーは家族で共有。おしゃれな手作りのミニキッチンもあります。

2.素材・・・無垢(杉)のフローリング、スパニッシュタイル、アンティーク照明、織物壁紙。

3.ICASシステムの部屋・・・マイナスイオンをコントロールした寝室。

4.勾配天井・・・丸太の梁、ピーリング天井。

5.ロフト・・・高性能のそよかぜの家だから、ロフトの上でも快適です。

6.屋根裏収納・・・大空間の収納。ここも暑くありません。屋根裏の構造材を覗くこともできます。

そのほかにも実にもどころいっぱいで、「こんなの初めて!」ということは間違いありません。

でも、それだけではありません。

そよかぜの家の高性能を画像を使ってご説明したり、家づくりについてのあらゆるご相談をお受けし、たいがいの方は3時間くらい滞在されます。そして、最後に「居心地がい~わ~」とおっしゃいます。

ぜひ一度お越しください。

ご予約はホームページのフォームからhttp://www.soyokazenoie.com/f.html

またはお電話で。0774-86-4962

連休もまだ空きがあります。

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5月にここで報告した雨漏りの続報です。http://www.soyokazenoie.com/2009/05/1048/

9月になってまたカビが生えてきたという連絡を受け、今度は違う角度から検証しました。

まず、内部のカビが生えている個所をめくり、下地もとりました。すると、下地の木材が湿ってカビが生えています。

この状態で上から水をかけるのですが、前回は漏れるところがなかったので、怪しいところをコーキングしました。

したがって今回は、前回怪しいと思わなかった少し離れた所も含めて検証をしました。

天窓から1mほど離れたところで、わずかに埃がたまっていした。これは風向きとわずかな高さのひずみによって水が吹きだまるような状態になっていたと推測できます。そこで、この部分に水をかけ、さらに重なりの部分に向けて水を押し込んでやると、しばらくして水が内部に落ちました。

うっすらと埃が残っている

この部分は、鉄板が10cmほど重ね、さらにその先10cmくらいまで差し込んでいます。重なっている部分は毛細管現象で吸い上げたとしても、さらにそこから10cm水が登ることは考えにくいです。日を改めて、この部分の鉄板をめくってみることにしました。

そして昨日めくってみると、写真のようにジョイントのコーキングをしていないところがありました。もちろん、表面ではなく、下側(重なりの部分)に捨てシールはしてあるので、ここから侵入しても中までは入らないはずですが。さらによく見ると、重ねの部分に念のためビスで抑えているところがありました。ビス頭はもちろんコーキングしていますが、鉄板の重ね部分まではコーキングが入らないので、先程のところから重なりの部分に入った水が、(白く見えているところは、鉄板のムダ折部分が重なっていたところで、ここを水が流れたものと思われます。)このビスの位置までたどり着き侵入したと考えられます。

つまり、強風で鉄板の重ねの内部に侵入した水が、鉄板先端部のムダ折の部分を横走りし、下張りの鉄板のジョイント部で吸い上げられ、ビス穴から侵入したということになります。当然ゆるいながらも勾配があるのですが、水は勾配に逆らって進んでしまうものなのです。

この事例は、通常ではやらない無理な勾配での施工でした。しかも、接続する母屋と離れの屋根・その下地に入るかもしれない水も拾わなければならず、鉄板ジョイントはその水の出口でもあるのです。ですから、上から来る水が入らないように全部シールしてしまってはいけないのです。

板金屋さんと相談し、大型の水切りいったい型の鉄板を取付、水の排出を妨げないように縦にコーキングを打って貼付ました。念のために打っていたビスは今回は打ちませんでした。

これでしばらく様子を見ていただくことになりました。

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