先だっては、エコポイント対象住宅証明書の取得に苦労したという話をしましたが、今回の物件では長期優良住宅の認定を取得しました。

当社の外張り断熱工法では、断熱材の外側に空気層を設けますが、これについての解釈が前回とは異なっていました。

断熱性能については、通気層の外側を加味しない。準耐力壁の計算においても同様に取り扱うということでした。

そこで困ったのが、屋根の水平剛性不足でした。小屋組に火打梁がバチバチに入れて、なんとか足りました。

これでエコポイント30万点は獲得できるのですが、さらに木の家促進事業の助成金(100万円、ただしエコポイントと併用はできない)の獲得を目指して申請します。これは事務上の手続きだけなので、うまく取れるといいのですが。

「健康住宅」と屋号につけている当社としては、建物の性能によって住む人の健康を維持・増進することができるという考えを持っています。

生活習慣病と呼ばれる、食生活やライフスタイルが原因で起こる疾病があるというならば、多くの時間を過ごす住まいの環境が身体に及ぼす影響をいわゆるシックハウスという言葉だけで片付けるわけにはいきません。

健康住宅そよかぜの家では、断熱気密性能を高め、計画換気を適正に行うことで、空気環境の良い住まいを実現してたうえ、さらに自然素材や手仕事をとりいれることで、「居心地」を高め、心身ともに健康でいられる住まいを提供しています。

しかし、住宅の性能を高めるといくら得なのかという金銭的な尺度は今までありませんでした。

去る5月6日、健康・省エネ住宅を推進する国民会議が開催した、「健康・省エネシンポジウム」で、建築研究所理事長の村上周三さんが面白いデータを発表されました。

報道によると、断熱住宅では、疾病で生じる医療費や休業損失を、1人当たり年間9400円削減でき、冷暖房費削減費用を追加して考えると、16年で回収できるのだそうです。

省エネだエコだと騒いでいないで、健康を第一に考えた住まいづくりを推奨したいものです。

2010.5.26

ブランコ

ウッドデッキにブランコを付けました。

綿ロープを使ったので、私みたいに重たいものがのると、かなり伸びますが、それがまた良い乗り心地になります。

ハンモックも吊りたくなりますね。

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本日太陽光パネルの設置を行っています。

平板瓦の上に取り付けているのですが、近頃は”受瓦”という受け台一体式で瓦の形そのままの部材があって、瓦に差し替えてそれを取付ます。そして、受け瓦に取付用のレールを付け、レールにパネルを固定するという手順になります。

取付が終わると、レールが見えなくなってご覧のような状態になります。

取付をしているのは瓦職人です。これなら雨漏りの心配もありません。

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太陽光発電について人気が沸騰していますが、太陽熱利用のシステムもあり、実はエコポイントの対象にもなっています。

そもそも、太陽光発電よりも、太陽熱を利用した温水システムの方がむしろエコであるという考え方もあるくらいです。

従来から太陽熱温水器を訪問販売で取り付けている業者はいましたが、漏水などの故障が多く、10年ほどで使えなくなってしまうことが多かったようです。実際に私も、何回も太陽熱温水器をはずしてほしいという依頼を受けています。

一方で、最新式の太陽熱利用システムがこのほど開発されました。

大阪ガスから発表された太陽熱利用ガス温水暖房システムです。

ガス代を20%節約できると言いますが、値段もそこそこしますね。

ちょっと注目の商品です。

2010.5.7

初冷房

このところの暑さはまるで夏のようです。

ゴールデンウィーク中も相当暑かったので、半袖でも大丈夫でしたね。

昨日は午後から事務所で打合せがあり、狭い事務所に5人も入っていたので、冷房をかけました。

ついこの間まで暖房をしていたのに、中間が飛んでしまった感じです。

「ごろんぼ」という言葉は何度かご紹介していますが、松の丸太を使った梁のことです。

松といえばすべり止めのロジンなどにも加工されるマツヤニを思い浮かべます(私だけか?)

このヤニが松の強さのもとといわれています。油分が多いので、とても粘り強く、重い荷重にも耐えることができます。

松に限らず、木材は山の斜面に生えていますので、当然株(地面に近い部分)の方で曲って上に向かって伸びます。

この曲った木を人の体にたとえて、外側(斜面の下向き)を背、内側(斜面の上向き)を腹(ハラ)といいます。小屋張りなどに用いられるときは、背を上に向けると、人がお馬さんの格好をして背中に子供を乗せているのと同じで、少々重いものを載せても踏ん張ることができます。これが反対向きだと辛抱できないですよね。(あえてこう用いることもありますが今日は省略します)

私は、この強さを生かして、小屋組以外のところにもよく用います。曲った感じがデザイン的にも面白いので、化粧で使うことも良くやります。

さて、この「ごろんぼ」は前述のようにとても油分が多いため、乾燥させるのに時間がかかります。乾燥機などに入れても芯まで乾燥させることは今の技術ではできません。

また、切る時期にもよりますが、鉄砲虫が入ることも良くあります。

今回使った材料は、ムシは入っておらず、とても素直な良い材でしたが、とても油分が多く、加工するとすぐ表面にヤニが吹いてくるほどです。棟上げの後、雨が続いたこともあり、結構カビがついてしまいました。

ごろんぼにカビがつくのはよくあることで、工事中にだんだんと消えて行ってくれることが多いのですが、今回はなかなか消えてくれません。いよいよ仕上げの工程に入るので、その前にカビ取りをすることにしました。

カビとりは、アルカリの薬剤を用いてカビ菌を殺し、その後中和して完了です。

ベテランの洗屋(あらいや)さんにお願いしましたので、材を必要以上に傷めることなく、カビを落とすことができました。

出来上がりの写真は、また今度ご紹介します。



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