銅板の穴、わかりますか?

屋根の腰葺に銅板を張っているところって、京都ではよくあるのですが、最近厄介なことが起こります。

写真はとある茶室の屋根ですが、瓦のくぼんだ所から、雨水が銅板に伝うので、ちょうどその部分が傷んで穴が空いてしまいました。

昔(20年くらい前)は「アカ(銅)の屋根は100年もつ」て言われていたんですがね・・・

なぜこんなになったか実のところよくわからないんですが、酸性雨や大気汚染の影響で、瓦に降り積もったホコリが、わずかな雨が降ったときに、高い濃度で溶け出し、写真のような部分を傷めてしまうのではないかと思われます。瓦の小口にも土みたいなのがこびりついてますが、この中に化学物質などが混じっているのでしょうか?

ザーッと降れば、いっぺんに流れていくのですが、濡らす程度の雨の時、濃いのが表面張力で残っちゃうんでしょうね。

そんなわけで、最近は銅板を使わず、表面をコーティングした鋼板を使用することも多くなりましたが、銅は独特の経年変化が味わえるので、捨てがたいですね。

さて、これどうやって修理するかといいますと、穴の部分にコーキングを打って、応急処置はOK。

穴の修理だけなら、ハンダ付けすればよいのですが、今回は横一列に点々と穴が空いていたので、一文字葺の銅板をもう一枚かぶせて、瓦の下に差し込みました。

これで10年くらいは大丈夫でしょうが・・・。


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2013.8.16

てっぽうムシ

この芋虫みたいなやつ、「テッポウムシ」です。

カミキリムシの幼虫で、生きている木(伐採される前)に産み付けられて、木の中で成長します。

地松材に入っていることがよくあり、伐採後も木材の中で生きていて、ミミズが這ったような跡をつけてしまう厄介な虫です。

といっても、成虫になると飛んで行ってしまうので、シロアリのように放っておくと食害されて家の寿命を縮めてしまうというようなことはありません。


近くにいたので、多分これが成虫。

今回は雨漏りで腐ってしまった木材(腐葉土のようになって湿り気もたっぷり)に卵を産みにきたみたいです。


先にも書きましたが、普通は生きている木に寄生するので、建物から出てくることはあまりないはずなのですが、先日、築後10年以上たっている建物の桧の梁が、テッポウムシに食われました。

化粧梁にミミズが這ったような跡ができてきたとのことだったので、みてみると、テッポウムシのようでした。

ここは雨もりもなく、健全な状態だったのに・・・

異常気象で生態が変わったのだろうか???

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工場の冷凍庫・冷蔵庫が悲鳴を上げています。

緊急対策に、ガーデニング用の簡易ミストで熱交換ユニットに散水。効果があるか!?

2013.8.2

緑の事業体

いまさらですが、京都府の緑の事業体の認証を受けました。

長期優良住宅の補助金の方がメリットが大きかったので、あえて申請していたませんでしたが、ここにきて、補助金の上限も倍になったこともあり、あらためて認証を受けることにしました。

京都府内産の認証を受けた木材を使用すると、その使用量に応じて補助金がもらえます。

補助金の上限が、いぜんは20万円だったのですが、なんと40万円に倍増しました!

ただし、府内産木材を1立米使用するごとに1万円ですから、満額もらうのはむずかしいです。

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