構造見学会を見に行っても、一般の方にとっては何がどう違うのかわからないものです。

そこで、そよかぜの家の構造を確認いただくためのポイントをご紹介します。ちょっと専門的ですが、とても重要なことですので、ここで予習をしてから現場に来てください。

 

(1)シロアリの薬剤処理をしていません。

健康住宅そよかぜの家では、薬剤による防腐・防蟻処理をいたしません。

シロアリを殺す薬剤にもいろいろあって、人には影響がないと言われているものもありますが、使わずに済むのならその方がいいですよね。

それに、薬剤による防虫は早ければ5年、長くても10年ごとに再処理が必要です。

薬剤処理をしなくても大丈夫なのは、使っている材料が違うからです。

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床下に使う材はすべて桧(ひのき)。桧はムシがつきにくく湿気にも強い木で、近畿一円で古くから使われてきた材です。香りもよく、薬剤のにおいがするのとは大違いです。

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もうひとつ、基礎断熱をするので、床下も部屋の中と同じ環境だから、湿気たりしません。

外張り断熱なのにこの写真は内側から張っていますが、基礎だけは内側から張っています。

外に張ると、コンクリートと断熱材の間が蟻道になって、シロアリを呼び込んでしまう恐れがあるからです。

 

(2)集成材は使わず、構造用合板も補助的に使います。

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集成材というのは、小さく刻んだ木片をのりで固めたもので、いわば接着剤の塊です。構造強度を比べると、無垢材よりも強度があり、性能にもばらつきがないとされ、多くのメーカーは集成材をメインに使用しています。

けれども、接着剤は永遠の耐久性をもったものではありません。30年50年とたった時に、果たしてどれだけの強度を持っているのか私は不安です。それに引き替え、無垢材は、何百年も前から使われてきて、50年後どころか100年たったらこうなるというのがわかっています。初期の強度や使いやすさを優先するのではなく、長い目で見て安心な材料を使う方が良いと思いませんか。

構造用合板はさらに危険です。私は、リフォームの現場で、古くなった床板がボロボロになっているのを何度も見ています。指がブスッとささるような状態になっていることもしばしばです。長年湿気にさらされて、接着剤はおろか、基材となる木質が腐ってしまい、かろうじて形をとどめているのです。長年といいましたが、わずか10年とか20年です。

最近の家は耐震強度を高めるために構造用合板を多用します。外壁をすべて構造用合板で包めば、簡単に耐震等級3が取れます。外壁は、外部の湿気や熱、内部からは結露にもさらされる過酷な環境です。はたしてどれだけ性能を維持できるのでしょうか。

そよかぜの家では、基本的に筋違で強度を確保します。合板と比べると、経年劣化する可能性は格段に低くなると考えているからです。筋違だけで耐震性を確保するのは、なかなか手間の居ることでもありますが、その前に、バランスよく壁を配置した平面計画をしておくことが重要です。積み重ねてきたノウハウを生かし、かつ最新のCADを駆使してバランスを確認しながら設計しているからこそできるのです。

 

(3)結露に強い断熱材

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高断熱化を進めるにあたって、最も注意しなければいけないことは、結露対策です。

そよかぜの家が使う断熱材は、硬質ウレタンフォームです。ウレタンといっても水を吸うものもありますが、こちらのボードは両面をアルミ箔で包んでいるので、水はおろか水蒸気も通しません。

ボードのジョイントは防水気密テープを張って、これで第一の防水層が出来上がります。

この上に通気胴縁を打って、仕上げ材料を使いますので、それが第二の防水層となります。

 

(4)和やかな雰囲気

長い付き合いの職人さん・業者さんが多いことも当社の特徴の一つです。職人さん同士も、何度も現場で顔を合わせているので、みんな仲が良いです。

和やかな雰囲気で、楽しく仕事をしているからこそ、よいものが出来上がります。

日曜日は作業をしていないのでゆっくりとみていただくことができますが、雰囲気も感じていただくには平日の方が良いかもしれません。

 

その他、2つと同じ家はありませんから、一件一件違った見どころが出てきます。何度も来ていただければ、家への理解も深まります。ちょっと頑張っておいでください。

 

 

 

 

 

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