1.は、温度差の大きい真冬に多く起こりますが、春・秋などはほとんど起こりません。 2.は、季節を問いませんが、風の強い日は多く、弱い日は少なくなります。 必要な量を計画的に換気するには、機械による換気がどうしても必要です。
自然換気の方がいいんじゃないですか? そもそも京阪神近郊の日本の家は、深い軒先やすだれで日射を防ぎ、葦障子などで風通しをよくして夏の暑さをしのいできました。 一方冬は、風通しがよいがゆえに部屋全体を暖房することができず、南面の大きな窓から太陽光を取り入れ、火鉢にあたって寒さをしのいできました。 このような暮らしをしていれば、機械換気は必要ないでしょう。 ところが、今の住宅はアルミサッシの普及や間取の洋風化に伴い、風通しの悪い建物になっています。 また、省エネ志向から、断熱性・気密性を高めたため、換気不足によるシックハウスなどの問題が起こってきました。 住宅を換気するためには、単に換気扇を付ければよいというものではありません。 すべての部屋をまんべんなく換気するためには、しっかりとした計算に基づいた計画換気が必要です。
そよかぜの家では、自然素材を積極的に使用し、合板や建材類についても、ホルムアルデヒド等の発散量が少ないものを厳選しています。 けれども、残念ながら現在生産されている材料では、汚染物質の発散をゼロにすることはできませんし、家具・調度品などからもずいぶんと汚染物質が出ています。 また、人間が生活する中で、二酸化炭素や水蒸気などが発生します。 ですから、部屋の広さや用途に応じて、それぞれ必要なだけ換気しなければなりません。
そよかぜの家で使っている換気扇は、各部屋ごとに必要な量を換気するように設定できます。 ですから、換気しすぎて寒くなることはありません。 たとえば10畳のリビングであれば、外部に面した壁に給気口が1つと、天井に排気口が1つ付きます。 空気の流れは、体感的にはわからない程度です。 排気口の近くにティッシュペーパーをかざすと吸い付けられるので、正常に動いているのが確認できる程度です。
そよかぜの家が使っている換気扇は、200V電源で高出力です。 しかもダクト配管方法に独自の工夫があり、運転効率を高めています。 50坪程度の家で、1ヶ月500円程度になります。 そよかぜの家なら、高気密・高断熱化により、それ以上に光熱費の節約ができます。
熱交換型の換気扇もありますが、現在のところ熱回収率が50%程度です。 熱交換型の場合、ファンが2台、ダクトも2系統になり、 イニシャルコスト・ランニングコストとも2倍近くかかります。 熱回収率から考えても、現段階では有利とはいえません。 また、給気ダクトの中に結露する可能性があります。 こうなった場合、ダクトないにカビや雑菌が繁殖し、給気とともに家中にばら撒いてしまうことになります。 こういった危険性を考え、そよかぜの家の換気は第3種換気としました。
停電するともちろん換気扇も止まってしまいます。 換気扇が止まるとたちまち窒息してしまうのかというと、そんな心配はありません。 もしも何日間にもわたって停電することがあれば、窓を開けたりして換気しなければいけませんが、そのような場合意外心配ありません。
換気扇の寿命はきちんとメンテナンスしていただければ15年程度です。 15年くらいたったら、換気扇本体だけを取替えます。金額的には10万円あまりでできます。
普段のお手入れは、給気グリルのフィルターをこまめに洗っていただくことと、本体(天井裏に設置します)を年1回掃除していただくことです。