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2021年

リフォーム業者にご用心

先日のニュースで、水漏れ修理で法外な請求をする業者が逮捕されたと、大きく報道されました。

ネット検索で上位に出てきてるとか、口コミが良かったとかで依頼して、被害にあわれた方が多かったようです。

 

このところ家一軒丸ごとというくらいの大掛かりなリフォームのご相談が多くあります。

大手不動産会社やハウスメーカー系列の会社が営業攻勢をかけているのかもしれませんが、お客様から相談を受けるとき、すでにその提案を持っておられる場合もあります。

その提案がちょっと???なことが非常に多いです。

四方に下屋をめぐらしたような和風の家を建てたことがないのでしょうね、組み方がわかっていないから、大事な壁をどんどん撤去して、外してもよい柱を大事そうに残して、いかにも構造に配慮しているような・・・

リフォームって簡単に考えがちですが、新築よりもずっと難しく、幅広い知識が必要です。

大手だから安心と思ってはいけません。昨日採用された人が図面を書いて、工事が終わるころには辞めているかもしれません。

やっぱりそこは、信頼できる専門家に相談しましょう。

 

一方で、建築士って専門家なのに扱いが悪すぎると思います。

体調が悪くなってお医者さんに診てもらったら、診察料を払いますが、家の具合を見てもらっても無料なのが常識になっています。

言ってみれば往診して治療方法の提案をしているのに、診察料を請求できないのです。

先のニュースでは、きちんと相見積もりをとって発注しましょうというしめくくりでしたが、見積するには相当の労力が必要なのですから・・・

相見積もりをとるのが正しいのではなく、信頼できるかかりつけ医のような存在が必要なのだと私は言いたい。

 

気密測定

右京区の現場で気密測定に立ち会いました。

普段は樹脂サッシを採用することが多いのですが、お客様が山間で風が強いと心配しておられたので、耐風性能を重視した窓を採用しました。

断熱性能はデータで確認できますが、気密性能は現地での確認が必要です。

測定結果は

c値0.3 cm2/m2

と、なかなか優秀な数字で、気密性能も高いことが確認できました。

 

施工事例を更新しました

 

コロナが猛威を振るっているなか、改めて健康住宅が注目されています。

ZEH(ゼロエネルギー住宅)の性能を持ちながら、自然素材に包まれた気持ちの良い家をご紹介しています。

ぜひご覧ください。

 

https://www.soyokazenoie.com/portfolio/6617/

 

今がチャンス?!

宇治で人気のカフェ、中村藤吉本店。

コロナ対応のため客席を拡大し、ソーシャルディスタンスを確保されました。

いつもは大行列で、なかなか入店できないのですが、さすがに緊急事態宣言の元ではほとんど混雑はありません。今なら並ばずには入れるので、チャンスかもしれません。

内装はもともと工場であった建物の雰囲気を再現するため、あえて荒壁を残したり、小屋裏の煤けた部分を見せたりと、なかなか味わいのあるものになっています。

奥の窓の向こうには茶畑をイメージしたこて絵がつくられました。

左官屋さんがこてを使って何回も塗り重ね、立体的な絵になりました。これだけでも一見の価値はあります。

シラスそとん壁の洗浄

外壁仕上げとして人気のシラスそとん壁ですが、窓周りなど水垂れで汚れることがあります。

写真は尖山ショールームの東面窓まわりです

築17年、結構な汚れです。当初、メーカーの高千穂さんは、高圧洗浄で洗って落とすことを薦めていましたが、新しい洗浄方法を教えてくれたので、実験してみました。

ご覧の通り、若干解析は残るものの、かなりきれいになりました。

薬剤散布後30分ほど放置しますが、それも含めて作業時間は45分ほどでした。

謹賀新年

2021年、株式会社ブリーズ・カンパニーは設立15年を迎えます
昨年5月にスタッフを加え、新たなステージに向かって歩み始めておりますが、今後も変わらず、お客様と職人さんたち、それをつなぐ私たちの三者が、末永く幸せでいられるような家づくりを続けていきたいと考えています。

コロナ禍の続く中、住まいにおいても変革が求められ、当社の掲げる”きれいな空気の中で暮らす”ことが注目されています。
暮らす人の健康を重視するスタンスを再確認し、試行錯誤を重ねながらも、地域の皆様のお役にたてるよう研鑽を重ねたいと思います。

変わらぬご指導ご鞭撻をお願い申し上げます

令和3年1月4日        

株式会社ブリーズ・カンパニー
代表取締役 小川 哲史