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2011年

気密測定

気密測定を実施しました。

そよかぜの家では全棟に気密測定を実施します。気密性能が住み心地の良い家を作るうえで、とても重要だからです。

いくら断熱性能を高くしても、気密性が悪いと暖房効率はうんと落ちてしまいます。そればかりか、計画換気が絵に描いた餅になってしまったり、結露を招いたりと、深刻な影響を与えてしまいます。

「どうして?」か知りたい方は、そよかぜの家のショールームへお尋ねください。

見学は完全予約制です。年明15日以降の予約を受け付けています。



2012家づくりカレンダー配布中

年末ぎりぎりになりましたが、2012家づくりカレンダーを配布しています。

今回のコラムは、「テーマ別家づくりのポイント」です。

お正月はコラムを読んで、マイホームの夢を膨らませてください。

写真は、今年完成したお宅の中からピックアップしたものです。

そよかぜニュースと一緒に配布していますので、今しばらくお待ちください。


施工事例写真がアップできました

トップページの施工事例のバナーをクリックすると、写真集のページに行きます。

ちょっと写真データが大きすぎたので、表示が遅いですが、何とか見れられます。ぜひご覧ください。

施工事例写真をもうすぐアップします

独立後まる4年がたち、施工事例も少しはできたので、そろそろ専用ページを作ることにしました。

現在最終的な作業をしてもらっているので、もうすぐお披露目できると思います。

石の滑り止め

ある店舗の社長から、入り口の石張りスロープのボーダー部分が御影石の磨き仕上げになっているので、雨の日に滑ることがあるとのご相談を受けました。

御影石は、ジェットバーナー仕上げと言って、バーナーで焼くと表面がざらざらになるのですが、木造の建物の軒下でこれをするのは危険です。石職人さんと相談したところ、サンドブラスト仕上げをしようということになりました。

サンドブラストは、細かな砂粒を勢いよく吹き付けることで、石の表面を削り取る手法で、石やガラスなどに文字を書いたり模様をつけたりするのに使います。ただ、これも現場の土間に施工したことはないとのことで、初めての挑戦でした。

写真で上の方の少し色が薄い部分が磨き仕上げのところで、その下にガムテープでマスキングをしています。


サンドブラスト処理をしているところ。箱の中で、細い筒先上のもので砂を吹き付けています。


仕上げりがこれ。横のジェットバーナーと比べても、滑り止め効果は変わらないくらいにできました。

これで雨が降っても安心ですね。


太陽光発電いいね。

今日は午後から半年点検に伺いました。

ひと夏を過ごしての感想などもお聞きすることができました。

今年の夏は昨年ほどの暑さはありませんでしたが、想定していた通り、壁掛けのエアコン一台を連続運転しているだけで、家全体を27~8℃をキープでき、快適に過ごしていただけたたようです。

こちらのお客様は、2.8kw程の太陽光発電システムを載せていますが、驚いたことに、これだけの発電量でほとんど電気代を払わなかったといいます。2月3月の暖房シーズンは数千円払われたようですが、その後半年間はもらいっぱなしだったそうです。

文字通り光熱費ゼロが実現したということになります。

上棟の様子を定点撮影

先週金曜日の上棟の様子です。

寒い中大工さんたちががんばってくれました。

4枚目は翌日の朝撮りました。

何せ日が短いので、屋根じまいは翌日に持ち越し。

おたやん

棟上げの時に飾る御幣(ごへい)です。前にもご紹介したことがありますが、私の地域ではこんな風に飾り付けをします。

まん中にお面が付きますが、これは”おかめ”さんのお面だそうですが、そのいわれの解説は別のページにゆだねます。

私の周りの人はみんなこのお面を”おたやん”と呼びます。

お多福→→→おたやん  となったのでしょうが、何とも愛嬌のある呼び方です。

今回の”おたやん”は、どことなく優しい表情をしているように見えるのは気のせいでしょうか。

薪ストーブに火を入れました。

急に寒くなったので、いよいよ薪ストーブの出番です。

愛犬ファインも待ちかねていたようです。

尖山自宅も暖房ON

今朝の尖山自宅の室内の温度は16.6℃でした。少し肌寒く感じます。いよいよ暖房をスタートするときが来たようです。

さっそく床暖房のスイッチを入れました。あわせて、温水ラジエータも低めの温度に設定してスタンバイしておきました。

真冬になると24時間暖房をしているので、一日中気温18~20℃、湿度50%前後に保たれていますが、暖房を入れようか入れまいかと迷うこの時期、家の中の気温は一番不安定になります。

事務所に出勤すると、室温は13℃でした。ここは昔ながらの田舎の家ですから、冬の寒さは厳しいのですが、足元にパネルヒーターをおいて暖をとります。すぐに外出するので、まだこの時期は暖房を入れずに厚着をして我慢します。

そうそう、事務所の接客スペースには、今年の春に床暖房を設置しました。まだ使用していないのですが、PTCヒーターを使ったフローリング一体型の床暖房の効き具合を確認したいと思います。

PTCヒーターは、電気を熱源としますが、電線が発熱するタイプと違い、パネル自体が低温までしか上がらないので、暖房効率は従来の3倍、すなわち電気代は3分の1で済むといわれています。発熱温度が低めなので、頼りない感じがあったのですが、だいぶ改良されたようで、多くのメーカーは、電線タイプを取りやめ、PTCヒーターを導入しています。これだと、ガスや灯油よりもランニングコストが安いのだとか。

でもあたたかくなかったら意味がないので、興味のある方は事務所に体感しに来てください。

鎮め物

地鎮祭をとり行うことも少なくなっていますが、京都でいえば城南宮など、工事の安全祈願で有名なところでお祓いをしてもらうと、お札と一緒に”鎮め物”というものをいただきます。

地鎮祭の儀式の際には、盛砂の中に埋めるのですが、式後掘り出しておいて、基礎工事のときに、建物の中心に納めます。

地鎮祭で納められたところ、この後、工事業者が鋤で埋め戻す。

基礎砕石の間に埋め込んだところ。

家がある限り、家の中心で家族を守ってくれます。


余談ですが、2枚目の写真は、基礎砕石の上に防湿シートを敷いている状態です。ご覧の通り、シートの裏側は結露でベッチョリ濡れています。一晩でこれだけの水蒸気が地面から出てきているのです。

最近ではベタ基礎を採用することがほとんどになりましたが、従来の布基礎の場合、床下はこの湿気を常に受け止めていることになります。床下換気口からの通気で乾燥するように配慮されていますが、床下を開けたときにカビ臭いようなら、湿気ている証拠です。昔のように畳をあげて大掃除をしているなら大丈夫ですが、全面フローリング張りだとちょっと危険です。

ちなみに、床下が特に湿気るのは夏場です。夏場に床下換気口から入ってくる空気は、地表付近の湿気をたっぷり含んだ空気ですから、ひんやりした床下に入ると、湿度100%になってもおかしくありませんね。結露が起こり、カビが生え、シロアリにとっては住みよい環境となってしまいます。

夏は床下から涼しい空気をとりいれて・・・という工法もありますが、温度が多少低くても、水蒸気をたくさん含んでいるということは熱を含んでいるのと同じことですから、よーく考えないといけませんよ。

健康住宅そよかぜの家では、基礎断熱工法をとっていますので、床下も室内とほぼ同じ環境に保つことができます。薬剤による防蟻処理も必要ありませんので、安心して暮らせ、しかも長持ちです。

雑誌の取材でパシリ

先日雑誌の取材で伺ったお宅の写真です。(私が撮った写真。プロのとはだいぶ違いますが)

竣工時に撮った写真よりも、家具などが入って生活感がでると、より空間の美しさが引き立ちます。

薪ストーブもチラリ。