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高気密高断熱

家づくりにかかる費用は建物の費用だけではないとご存じですか?

こんにちは。スタッフ西岡です。

家づくりで発生する費用は、建物や土地だけではないことをご存じですか?

家づくりの計画の際、単純に家の価格=建物本体の建築費とはいきません。

家を建てるには、本体の建築工事費用の他に「別途付帯工事」「諸費用」が必要になってきます。

「別途付帯工事」とは

建築本体工事以外にかかる工事費になります。

例えば、土地の地盤補強工事や、古い建物の解体工事、ガスや水道の引き込み工事、

外構工事、照明やカーテン工事、エアコンなどの冷暖房工事などです。

どれもそこに暮らすために必要な費用ですが、地盤補強や解体、水道の引き込みなどは、

それぞれの土地の条件によって変わります。

「諸費用」とは

家づくりで発生する様々な税金やローンに関係する費用や経費のことを言います。

例えば、契約印紙代や登記の費用、建築確認申請費用、住宅ローンの手数料、

土地を購入した場合は仲介手数料、不動産取得税などがあります。

 

法律などの関係でどうしても必要な費用から、

付帯工事のように場合によってはコントロールできる費用まで様々あります。

それぞれをしっかり把握しておくことが家づくりの計画を立てるうえでは大切です。

単純に建築費用など表面的な数字だけで考えると、うっかり予算オーバーになりかねません。

弊社では、これらの別途付帯工事、諸費用などについてもしっかり考慮しながらお見積りのご提案をしております。

わからないことがあれば、遠慮なくご相談くださいね。

 

 

 

省エネ性能表示制度

4月から「省エネ性能表示制度」がはじまりましたが、早々に問題が指摘されています。

この制度は、家電などではすでに導入されていて馴染みのある、省エネ性能をスターマーク★の数で表示するという制度を住宅にも適用するというものです。

補助金の申請時に、BELSの評価が必要なケースもあり、当社でも以前からスターマークを表示することもありました。

けれども、その評価の仕方についてしっくりこないところがたくさんあり、断熱等級や★の数が、そのまま性能を表すとは感じられず、あえて積極的に表示してきませんでした。

今月から表示が努力義務となり、ハウスメーカーや建売住宅・マンションなどで、表示されることが増えてくるかと思いますが、目先の数字・マークを盲信することなく、本来の性能を見極めることが重要です。

当社では、創業以来、住む人の健康にこだわった家づくりを続けていますが、健康で快適に暮らすための工夫が、結果として高い断熱性能、ひいては省エネに繋がります。

今後も、性能表示の高評価を求めるのではなく、自分たちの考える高性能を追求して行きたいと考えています。

人生の中で一大事業となる家づくり。

十分な知識のない営業マンの説明を聞いて「これでいいのか?」と不安に感じられた方、

ぜひ一度、私たちのショールームへお越しください。じっくり丁寧にご説明いたします。

【宇治市】あったか体感会を開催しました

こんにちは。スタッフ西岡です。

先週末は、宇治尖山ショールームにて「あったか体感会」を開催しました。

冬は暖かく快適に過ごせるそよかぜの家の心地よさを

実際に皆様に体感していただくイベントでした。

 

当日は季節外れの暖かさとなり、薪ストーブに火を入れると暑いくらいでしたが、

そよかぜの家の性能、あたたかさの理由など

お客様も興味深く話を聞いてくださっていました。

 

最後は薪ストーブで焼いたピザをお客様にご試食いただきました!

今回のイベントはインスタグラムと一部お客様へのご案内のみの告知となってしまいましたが、

今後もイベントを随時開催していきますので、良ければインスタグラムもチェックしてみてください。

換気システムのお手入れ【②排気口編】

こんにちは。

スタッフ西岡です。

今回はそよかぜの家の換気システムのお手入れ方法、排気口編です。

【▷給気口編はこちらをクリック◁】

排気口は室内の汚れた空気を吸い込むダクトの入口になります。

リビングなどの天井などの他に、空気が汚れやすかったり、こもりやすい

クローゼットやトイレの天井にも設置することが多いです。

排気口のお手入れは給気口と比べるととっても簡単。

本体に付着しているホコリなどのよごれを拭き取ります。

汚れがひどい場合は硬く絞った布等で水拭きしますが、

日々のお手入れはホコリ取りモップなどでササッと汚れを取り除くだけでオッケーです。

排気口は天井にあるので、持ち手が伸縮性のホコリ取りモップを一本もっておくと便利です。

試してみてください。

お施主様へお引渡しでした。

昨日は京都市内で完成した新築のお家のお引渡しでした。

真新しい家の前で家族揃って記念撮影です。

お施主様ご家族の笑顔を見れて私たちも幸せな気持ちになりました。

 

そよかぜの家では、お引渡し時にお家のカルテやメンテナンスの目安などの資料をお渡ししています。

お引渡しで一区切りはつきましたが、これからも定期点検などでお施主様とのお付き合いはつづきます。

 

この家がご家族とともに今後どんな風に育っていくのか、私たちも一緒に見守っていきます。

桂駅前で開催中

西京区でZEH住宅が完成しました

こちらの見学はただいまをもって終了します

 

階段手摺に網を張りました

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階段手摺をスチールでつくる場合、開放感を優先してスカスカにすることが多いです。

お子様が小さいと、転落の恐れもあるので、大きくなるまで安全のため網を張ることもあります。

写真のネットは、サイズオーダーしているので、張り上がりがピッタリです。

 

省エネはそんなに大切か!?

先日、「住宅省エネルギー技術研修」というものを受けました。補助金を受けるための必須条件になっていたのと、世間の断熱技術の認識がどこまで進んだのかも気になっていたので、行ってきました。

思い起こせば、1998年ごろ、京都議定書の締結をきっかけに、住宅の高断熱化が叫ばれ、住宅金融公庫の割り増し融資というおまけをつけて推進されていたことを思い出します。

当時の断熱材のスタンダードは、50mmのグラスウールでした。グラスウールはその名のとおりガラス繊維を綿状に加工したものですが、断熱材の中で結露することがわかっており、結露した水分を乾かすために外壁側に通気層を設けることが施工のポイントでした。当時私は現場監督として、通気層の重要性を職人さんたちに説明し、きっちりと施工してもらうよう指導していました。ところが、お役所主催の講習会では100mmの壁に100mmの断熱材を充填することで断熱性をあげるのだというではありませんか。納得できない私は、講習の内容は聞き入れず、独自に高気密高断熱に関する勉強をはじめたのでした。そして、2000年に硬質ウレタンフォームを用いた外張り断熱工法による「健康住宅そよかぜの家」の第1号が出来上がりました。その後も、現場での施工経験を積みながら、新しい素材を取り入れ、何段階も進化した形で現在に至っています。

今回の研修の内容について、気密シートの重要性については認識しているように感じましたが、相変わらず夏型の結露についてはノーマークですし、20年前とあまり変わらないといっても過言ではありません。

もっと安全な方法があるのになぜそうしないのか不思議です。大人の事情というやつなのでしょうか・・・

一方で、たった一日の講習を受けるだけで、断熱施工のプロであるような認証を与えてしまうのはどうかと思います。長期優良住宅とか認定低炭素住宅・ネットゼロエネルギー住宅などという評価を付けられると、みんな一緒のように思われてしまいますが、断熱性能についても耐震性能についても、いろんな考え方があり、その中身は本当に千差万別です。

再びシックハウスが大発生しないことを祈るばかりです。

省エネも大切ですが、もっと大切なものを忘れていませんか?

外張り断熱の力を温度で比較

このところ寒い日が続いています。そんな時に限って事務所でのとりまとめ作業があって、ほぼ一日中事務所で過ごすことになってしまいました。普通事務所だと暖かくていいのかとお思いでしょうが、私の事務所は実家の一部屋を改造して作ったものなので、いわば田舎の大きな一軒家の一角です。

田舎の大きな家というと、とにかく寒いのです。ここで暮らしている私の母は、普段過ごしているLDKに大きな石油ストーブを置いて、朝一番にスイッチを入れます。それに何よりコタツがありますから、寒い中でも暖を取って過ごすことができます。

ところが、事務所にはもちろんコタツもありませんし、20年ほど前に取り付けたエアコンがあるだけです。あまりの寒さに、足もとにパネルヒーターを置いて、そこに足をのせて仕事をしています。もちろんジャンパーを脱ぐことはできません。

一方、私が住んでいる自宅はというと、5年前にそよかぜの家仕様で建築しています。だいたい20℃くらいをめどに暖房をしているのですが、21℃の事務所とは比較にならない暖かさです。暖房器具は、温水式のラジエーターが2台、ダイニングとキッチン部のみ床暖房が入っています。エアコンは冬場は使ったことがありません。輻射暖房ですから音もなく快適です。


この快適さの違いを数字で検証してみました。

まずは事務所、昨日の午後2時ごろ、エアコンの設定温度は21℃、運転が停止している状態です。このとき、エアコンのリモコンの高さに温度計を置くと、確かに21℃になっているのですが、床に置くとなんと15℃しかありません。立ち上がった時の頭の高さ(1.8m付近)は25℃もありました。運転を始めて6時間以上たつのに、足もとと頭とでは10℃も温度差があったのです。

一方自宅で今朝はかってみると、床に置いた温度計は19.5℃吹抜けの天井近くにおくとさすがに21℃、私自身が一番寒いと感じる暖房を何もしていない寝室の床付近でさえ、なんと19.5℃。家中の温度差がわずかに1.5℃しかありません。

上が一番高かった吹抜けの天井近く、下が寝室の床です。


数字を見ればその性能の違いは明らかです。