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健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」

住宅工事現場が倒壊!?

今朝のニュースで、工事中の木造住宅が倒壊したという事故が流れていました。
足利市の現場で、材料(柱)の強度不足が見つかったので取替え作業をしている時にくずれたのだそうです。
画像で見ると、接合最近出回っている金物とピンで接合する工法です。
従来の木造軸組み工法では、昔ながらの継手・仕口を使っていますが、この工法では、ジョイントに金物を取り付けるだけで、木と木は組み合わさっていません。
構造計算の上では、従来の工法よりも強度があるらしく、この現場でも「地震に強い・・・」という垂れ幕がかかっています。
「ホンマに大丈夫かいな!!」と思ってしまいます。

人間の持っている感覚は、意外と確かなものだと感じることがあります。
例えば、現場をチェックするときでも、水平・垂直や直角を確認するのには目視が一番簡単です。「ちょっと右が下ってるような感じがする」と感じると、実際に計測すると下っているんです。ごくわずかな狂いを見つけることができます。
同じような感じで、構造上見るからにバランスが悪い場合、恐く感じたりします。
動物的な感と言うか、身を守るために本能的に感じるものがあると思います。

さて、今回倒れた現場の工法について、皆さんはどうお感じになりますか?

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