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宇治市の景観条例いよいよスタート

先般から各地で景観条例が施行されたというニュースが流れていますが、地元宇治市でも7月1日から施行されます。
宇治橋周辺で高層マンションが計画されたとき、平等院からの景観が損なわれるとして差し止められたことがきっかけで、協議が進められてきました。

京都市が景観条例を導入して1年になりますが、いまだに建築確認の手続きが不明瞭などの問題が解決されていません。導入までにきちんと体制を整えてスタートしてくれることを行政に望みます。けれども、景観という住民にとってもかけがえのない財産を守るためには必要な措置であると私は考えています。

各地には法的には問題ないけれども、近隣住民が反対すると建築ができないというケースが出てきました。一部では「やくざより怖い地域住民」とまでいわれています。いわゆる住民のエゴで、他人の権利を脅かすようなことになっているのが現状です。(上記のマンションのケースはそうではありません)
これを解決するためには、規制が必要なところには法的に規制をし、逆に法に従って行なわれる行為に対しては、行為者の権利を守るというスタンスを確立するしかないのではないでしょうか。そういう意味でも、各地で景観条例を制定していることは、必要な取組みであると思います。

何かと建設業者は悪者にされてしまうのですが、商業施設などを計画するとき、法律にのっとって計画しても制約が加えられたり、費用の負担が増したりというようなことがしょっちゅうあり、とても苦労しているのです。

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