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健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」

積水ハウスの研究所を見学

昨日は地元の宅建協会の研修会で、木津川市にある積水ハウスの研究所を見学しました。

関西文化学術研究都市(いわゆる学研都市)の発足と同時に、理想の住まいの体験学習施設として「納得工房」がつくられており、ずいぶん前に見学したことがありましたが、今回は、「住まいの夢工場」という新施設ができたということで、見せてもらってきました。

納得工房では、妊婦や老人になった時の体の動きをシュミレーションしたり、収納の取り方や廊下の幅などを、目で見て触って体感することができます。一般の消費者対象ではありますが、私たち設計業務に携わる者にとっても、大変参考になる施設です。こちらは、以前に見学した時からほとんど変更はありませんでした。

新しくできた住まいの夢工房は、積水ハウスの技術の優れた点をアピールするための施設で、いわば営業支援ツールという感じでしたが、地震体験などをさせてもらい、結構楽しめました。

積水ハウスさんも、このところ分譲に力を入れておられることから、地元の不動産やさんたちとの連携して相互協力したいという思いもあるようです。

そもそも、ハウスメーカーは地元工務店や設計事務所の対極にあるようなイメージがありますが、これからはそんな時代ではなさそうです。全国展開しているスケールメリット生かしながらも、地域に根ざした家づくり、一人一人のライフスタイルに合わせた家づくりという志向が高まっています。そのうちに地元の建築家とのコラボレーションができるようになるかもしれません。