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古民家

土間たたき 三和土

土間のたたき

三和土と書いて”たたき”とよみます

古来からのやり方は、石灰やにがりを入れて、文字通り叩いて仕上げますが、今回はセメントを使った工法で行いました

セメントに早く強度が出る混和剤を加え、土色を調整して練り混ぜます

強度がすぐに出るので、数時間後に拭き取って出来上がり

次の日には歩けるので、使い勝手が良いです

 

たたき土間

こちらは11年前の同じ部分の工事

店舗で通行量がものすごく多いため、傷みも早かったです

今回は下水の接続のために掘削が必要で、この機会に三和土も強度のあるセメント系のものに更新しました

 

ようやく2018年の地震・台風の修理が終わりました

2018年は大阪北部地震あり、2度の台風襲来があり、京都南部でも大きな被害がありました。

当社でもたくさんの修理依頼をいただきましたが、応急処置を完了するだけで、年末までかかってしまい、大規模な修理については、相当な期間お待たせしなければなりませんでした。

先日、屋根の大規模修理を2件終え、ようやく完了となりました。

お待ちいただいたお客様と、過密スケジュールを黙々とこなしてくださった職人さんたちに感謝です。

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カフェのトイレ

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先日竣工したカフェのトイレです。

昨年から準備を重ね、なんとか予定の工期で納めることができました。

ご協力いただいた業者さんたちの技術力と臨機応変な対応力に感謝です。

屋根の葺き替え

屋根の葺き替えの様子です。

地瓦を葺き終え、最後に、棟瓦を積んでいるところ。

地瓦は土を使わず桟に釘留しますが、棟などの役物は土で積む必要があります。

普通は葺土を盛って見えるところを漆喰で固めるのですが、オール漆喰にする事で耐久性が上がります。硬化も速いので一石二鳥です。

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