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換気

黄砂

昨日からにわかに黄砂情報が報じられています。黄砂が飛来するのは2月~5月と長期にわたりますが、天候によって大きく左右されます。私自身はあまり感じなかったのですが、昨日は関西にもかなり飛んでいたようです。

この黄砂、単なる砂ではありません。大気汚染の激しい中国からさまざまな物質を一緒に運んできます。

たとえば硫酸イオンや硝酸イオン、場合によっては昨年農薬騒ぎで有名になったメタミドホスなどが含まれていることもあるそうです。こうなると、アレルギーがどうこうという以前に、人体に悪いものととらえる必要があります。

予防策としては、外出時にマスクをはめるとか、きつい日にはゴーグルも必要かもしれません。マスクに関して、黄砂は粒子が非常に細かいので、花粉用のマスクでは透過してしまうため、風邪予防用のマスクの方がよいのだそうです。

一説によると、山陰・北陸の日本海沿岸の松並木が枯れているのは、松くい虫の影響もさることながら、黄砂の影響もあるとか。対策を講じておくにこしたことはありません。

そよかぜの家では、計画換気を行っていますので、黄砂が多く飛ぶような日には窓を開けずに過ごすのが一番。

外からの空気は、給気口のフィルターを通して必要な量だけは行ってきますから、黄砂を大量に取り込むことはありません。

けれども、給気口のフィルターは、花粉や黄砂をキャッチするほど細かいものは取り付けていません。というのは、あまり細かいいフィルターを付けると、すぐに目詰まりしてしまい、たびたび交換する必要があるからです。換気量を適正に保つことで、花粉や黄砂の流入はかなり削減できますから、フィルターにそこまでこだわらなくてもいいという判断です。

もっと、確実に黄砂を除去したいとお考えの方には、高性能のフィルターもご用意しています。

少し値段が高いのに加え、交換周期が短いため、あまりお勧めはしませんが、ご希望の方はお問い合わせください。

スクエアフロー用

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パスカル用

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