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健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」

断熱性を高めると健康になるというデータ

「健康住宅」と屋号につけている当社としては、建物の性能によって住む人の健康を維持・増進することができるという考えを持っています。

生活習慣病と呼ばれる、食生活やライフスタイルが原因で起こる疾病があるというならば、多くの時間を過ごす住まいの環境が身体に及ぼす影響をいわゆるシックハウスという言葉だけで片付けるわけにはいきません。

健康住宅そよかぜの家では、断熱気密性能を高め、計画換気を適正に行うことで、空気環境の良い住まいを実現してたうえ、さらに自然素材や手仕事をとりいれることで、「居心地」を高め、心身ともに健康でいられる住まいを提供しています。

しかし、住宅の性能を高めるといくら得なのかという金銭的な尺度は今までありませんでした。

去る5月6日、健康・省エネ住宅を推進する国民会議が開催した、「健康・省エネシンポジウム」で、建築研究所理事長の村上周三さんが面白いデータを発表されました。

報道によると、断熱住宅では、疾病で生じる医療費や休業損失を、1人当たり年間9400円削減でき、冷暖房費削減費用を追加して考えると、16年で回収できるのだそうです。

省エネだエコだと騒いでいないで、健康を第一に考えた住まいづくりを推奨したいものです。