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健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」

BIMとは?

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)。コンピューターの中にバーチャルな建物を構築し、その情報を設計、施工、管理などの全プロセスで活用する考え方のこと。

要するに、通常は2次元の図面であらわされるさまざまな情報を、バーチャルな立体の中でつくってしまうというものです。

大きなビルなどでは、何千枚もの図面が作成され、それらの図面を細かくチェックするのがものすごく大変なのですが、コンピュータ内のバーチャルな”現場”を目で見て確認することができるという素晴らしいシステムなのです。

設備配管の位置などが一目瞭然でわかるので、維持管理にも力を発揮します。

住宅にはそこまでのシステムはありませんが、リフォームのときに「配線がどうなっているか、天井をめくってみないとわかりませんわ」なんてことを言わなくても良い時代が来るかもしれません。

もっとも、データ通りに現場が施工されているかどうかという問題もありますが。