ベニヤがない!!
地震の影響が急激に広がっています。
先日も書いたようにベニヤなどの建材が在庫不足になっていたのですが、もはやどこにもないという状態だそうです。
神戸の地震の教訓もあり、流通や建設関係の業者が買い占めているに違いありません。
ベニヤは値段が相場で動くので、品薄になれば値が上がります。こんなときに金もうけに走るなんて・・・。
地震の影響が急激に広がっています。
先日も書いたようにベニヤなどの建材が在庫不足になっていたのですが、もはやどこにもないという状態だそうです。
神戸の地震の教訓もあり、流通や建設関係の業者が買い占めているに違いありません。
ベニヤは値段が相場で動くので、品薄になれば値が上がります。こんなときに金もうけに走るなんて・・・。
生駒市で全面リフォームをしたお宅の写真です。
アップするのが遅くなりました。
こちらは築30年の古家を購入され、ビフォーアフターなみの大改修をさせていただきました。
もともと、しっかりとした設計監理のもと建てられた建物のようで、30年前にもかかわらずきっちり図面も残っていました。それをもとに現在の耐震基準に照らしてチェックしたところ、基準を満たしていましたので、特に耐震改修をすることなく、既存の耐力壁を温存しつつ間取りを変更するプランを提案させていただきました。
お客様はそよかぜの家の性能についても、魅力を感じていただいていましたが、リフォームで高気密・高断熱化することは、かなりコストのかかることでしたので、今回は比較的少ないコストで高い効果を上げられる、窓の断熱化だけで辛抱してもらいました。その分内装にしっかりと予算を割り当て、自然素材をふんだんに使い、薪ストーブやロートアイアンなどのアイテムも導入し、ナチュラルテイストなお宅へと生まれ変わりました。
こちらのキッチンは現場造作でつくりました。奥様の細かなご希望を反映してできた自信作です。
写真では、一部の部屋しかご紹介していませんが、新築と思うほどの変貌ぶりです。
今年は杉花粉の飛散が例年よりずいぶんと多いという情報がありますが、実際に花粉症の方は大変なようです。
かくいう私も、花粉症なのですが、私の場合は杉はほとんど反応せず、ゴールデンウィーク後くらいにぐずぐずし始め、花粉症かなと思っているうちに梅雨に入って終わってしまうというのが例年のパターンです。
私自身、”そよかぜの家”に住んでもうすぐ丸7年になりますが、年々花粉症の症状は緩和されてきています。
なぜ、そよかぜの家に暮らすと花粉症が緩和されたのか、その原因はいくつか考えられます。
1)計画換気によって、屋外の空気はフィルターを通して入ってくるので、屋内への花粉の侵入が少なくなる。
2)温度差の少ない室内環境なので、季節の変わり目の温度差などによる身体への負担が小さく、体力が温存されている。
3)シラスやしっくいなどの自然素材の持つ力で、身体の自然治癒力が高まっている。
4)さらに、ICAS(アイキャス)システムを導入しているので、マイナスイオンによって身体の自己治癒力が高まっている。
などなど・・・・
とはいえ、アレルギー症状というものは、シャキッと治るものでもありませんので、できるだけ症状を緩和しながら付き合っていかなくてはいけません。そういう意味で、住環境は大きな要素であることは間違いありません。
そんな私ですが、ここ数日私は目がかゆく、くしゃみが止まらなくなることがあり、鼻炎用の薬のお世話になっていました。
今日はなんとか薬なしでいけそうです。果たしてこれは花粉の影響なのか??
自己分析によると、私はいつもまず目がかゆくなり、目をこすると鼻水が出て、また目をこすって・・・もう止まらないというふうになります。どういうときに目がかゆくなるのかというと、必ずしも花粉の飛散は関係ないのです。日中屋外で過ごしていると、紫外線に焼けてしまうのか、目がかゆくなります。スキーをした後になる雪目みたいな感じです。つまり、花粉というよりは、紫外線に弱いようです。対策として、車には常時サングラスを置いていますが、屋外で作業をするときに、サングラスをかけてするのはちょっと横着な気がして、そのまま頑張っていしまいます。
先週末の土曜・日曜とほとんど屋外で過ごしたので、その影響で今回の症状になったものと信じ、杉花粉は大丈夫だという自己暗示をかけて、今日を乗り切ろうと思います。
私の話はさておき、冒頭でのお話しの通り、例年にも増して花粉対策は念入りに行いましょう。
11日に発生した大地震とそれに伴う大津波は、目を疑うような光景でした。
日を追うごとにその被害状況が明らかになり、愕然とする毎日です。
関西への直接的な被害はないものの、物流などにはすでに影響が出てきています。
また、停電の影響もあり、操業を停止している工場も多数あるようで、すでに資材の取合いの様相を呈しています。
阪神淡路大震災の時もそうでしたが、仮設住宅建設のため、仮設ハウスやベニヤ・ボードの需要が見込まれ、すでに確保が困難になっているとか・・・
今回は被害が広範囲におよび、電力供給にも問題があることから、阪神淡路の時にも増して混乱が予想されます。
ついこの間まで、断熱材がないと騒いでいましたが、それどころではなくなりそうです。
着工直前にお生まれになった赤ちゃんもふくめ、親子4人が暮らす家です。
外装のコストは抑えめにして、内装は自然素材を存分に使いました。
太陽光発電設備も備えたオール電化住宅。暖房が苦手なオール電化住宅でも、気がねなく全館暖房が行えるように、蓄熱暖房機も備え付けました。
引越後、ものすごく寒い日が続いたのですが、驚くことにほとんどこの蓄熱暖房機だけで過ごせたといいます。
リビングダイニングと続きの小上がりの畳スペースは、赤ちゃんがはいはいできるように、今は掘りごたつはしまってあります。
テーブルが畳の下にしまえるような仕掛けにしています。畳下は収納スペースとしても使えるようにしています。
吹抜けを通して光が降り注ぐ、すっごく明るい家です。
ちなみに、こちらのお宅は、平成22年度木のいえ整備促進事業の補助金100万円を受けています。
そよかぜの家なら、長期優良住宅の省エネ性能をクリアします。間取りにもよりますが、今回は無垢の木材だけで耐震性能もクリアすることができました。言葉だけの”長期”ではなく、本当に長い間にわたって安心して暮らせる家づくりをするには、制度基準だけに振り回されず、キッチリとした技術に裏付けられた信念が必要だと私は考えています。
ユニットバスの浴槽が割れました。そんなことがあるんですね。
写真ではわかりにくいですが、Y字を左に寝かせた形でヒビが見えるでしょうか?
お客様によると、お風呂に使っていたら急にバリバリッて割れてきて、あわててお湯を抜かれたのだそうです。
幸い、床下への水漏れはほとんどなかったのですが、こんなことがあるのですね。
メーカーのメンテナンスに依頼したところ、翌日に来て応急処置をしてくれましたが、浴槽を取替ないといけないとのことでした。
築13年でしたが、交渉の結果メーカー側が費用を負担してくれることになりました。
お客様が特に体が大きいとかいうことはありませんし、お風呂の中で暴れたということもありませんので、念のため。
メンテナンスの方に聞いたところ、その方は10年あまり仕事をしていて2回目だといっておられました。
昨年の挑戦は残念ながら失敗でしたが、あらためて、3月20日に挑戦することになりました。
これは、地元の竹林整備をしているNPOが中心となって行っている事業で、井手町商工会や建設業協会などの諸団体も協力しています。
私は井手町建設業協会の会員でもありますが、「ちょっと来て」と友人に誘われて行ってみると、写真のような光景でした。
1時間ほどでしたが、竹の節を抜く作業を手伝わせていただきました。
500本の竹を、半割にして節を抜き、さらに節の部分を削るという膨大な準備作業が続きますが、先にも書いたように、老若男女入り乱れ(?)多くの方がかかわって取り組まれています。
私もまた手伝いに行こうと思います。
この写真の建物は大正初期に建てられたものです。
小屋組は母屋や束もすべて丸太です。
珍しいのは、天井の吊り木に割竹が使われているところ。当時は割材(四角に挽いた材料)が流通していなかったでしょうから、このように用いられていたようです。
それから右の方に3本ちょっと色の白い角材が見えますが、これは吊り束です。
両脇の二本の角材が梁の丸太に留め付けられていて、この二本の間に貫を渡しています。束本体は、この貫にぶら下がった状態になっています。
丸太の梁はそれ自身が曲ることもありますし、屋根の荷重によって下がることもあります。そんな時、この貫の上のくさびを打ち込んだりゆるめたりして、鴨居の高さが調整できます。
これぞ先人の知恵。
1月16日日曜日、木津川市木津町にて完成現場の内覧会を行います。
主な仕様は次の通り
◎長期優良住宅仕様(助成金が100万円出ます)
<外装>
屋根:ガルバリウム鋼板葺き
外壁:防火サイディング張
<内装>
床:杉ムクフローリング、タイル 他
壁:しっくり塗り 他
<みどころ>
建物の真ん中にあるLDKが大きな吹抜けになており、南面から暖かな光が降り注ぎます。そよかぜの家の高い断熱性気密性と計画換気により、コストを抑えた全館空調が実現します。
リビング奥には小上がりの畳スペースがあり、掘りごたつや収納家具が造り付てあります。特に掘りごたつは用途に応じてレイアウトが変えられる力作です。
4人家族が暮らす34坪の小住宅ですが、開放的な間取りなので広々です。
当日はまだ暖房の運転はできませんが、暖かさは実感できるはず。
ちなみに、今回はオール電化住宅です。暖房は、蓄熱式暖房を使います。太陽光発電システムも取り付けています。
見どころいっぱいですが、チャンスは1日だけ。ご予約の方のみ私がご案内します。
関心がある方は今すぐメールを!!
新年明けましておめでとうございます。
年末は例年にも増してあわただしかったので、31日の夜まで事務所の片づけをしていた私ですが、お正月三ヶ日はパソコンも開かず、電話もかからず、ゆっくりと過ごすことができました。おかげで体重もMAXになりました。
この歳(45歳です)になると、同窓会でも病気の話がよく出てきます。年末久しぶりに会った同級生とお酒を飲みながら、「ぼちぼち身体のケアをせなアカン」という話になり、私も今年こそ肉体改造をする決意をしたのでした。が、「正月はいいや」ということで、史上最大の身体になりました。
今日から気分一新頑張ります。
仕事の方は、おかげさまで年始から着工する現場が数軒あり、例年より少し早めのスタートとなりました。
現場の着工は6日からですが、正月にやっておこうと思っていたことが山盛りなので、ちょっとだけでもしておこうと思います。
今年の目標は恥ずかしので秘密にしておきますが、日々の仕事に追われながらも、コツコツとやっていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
屋根の野地板に杉の五分板を使いました。
五分板とは、厚みが五分すなわち15mmの板で、畳下地などによく使います。
かつては、野地板には小幅板といって、製材ででてくる”コワ”を使うのが一般的でした。
丸い原木を四角に製材すると、皮の丸みのついた部分が残ってきます。これをコワといい、丸みが混じった小幅板などに使っていたのです。今でも当社では、外壁のラス下地などに小幅板をつかいますが、丸みのついたものはあまり混じってこなくなりました。
最近では構造用合板を野地板に使うのが一般的で、当社でもそうすることが多くなっているのですが、今回は特にお客さまからの要望で、杉板を使いました。
余談ですが、屋根面の水平剛性を構造計算時に算定しますが、構造用合板を張った屋根は剛性が認められますが、杉板だと認められません。床のフローリングも同じです。つまり、合板をはった方が強いということになってしまうのです。これってどうなの??
知り合いの紹介でこんな相談を受けました。
「基礎にひび割れが入っていて気になる。ひび割れから水がしみ出てくる」とのこと。
3年ほど前に分譲を購入されたのですが、当時販売していた会社はすでになくなっていて、どこに相談してよいかわからず、私の知り合いにどこか知らないかということになったようです。
さっそく現場を見に行ってみると、
こんな状態。
これはベタ基礎のうち継部分から水がしみ出たものであることは一目瞭然です。おそらく床下一面に水がたまっているはずです。
ではどうして床下に水がたまったのかということになります。
まず考えられるのは給水・給湯からの漏水。この場合、わずかずつでも常時水道メーターが動いているはず・・・
メータをみると全く動いている様子がない。
では排水か?2階の水回りの位置をチェック。同時に一階の天井に濡れはないかチェック。いずれも大丈夫。そもそも排水だと臭いもあるはずだが、臭いはない。
これは床下にもぐってみるしかないな、ということになりましたが、点検口などがないので、で直すことに。
日をあらためて、点検口を設置するために大工さんを、床下の配管をチェックするために水道屋さんを連れて、お伺いしました。
怪しいとにらんだトイレの横に押入れがあったので、そこの床に点検口をつくりました。
すると、ご覧の通り、プール状態。5cmくらい水がたまっていました。
水道工はさすがに目ざとく漏水個所をトイレの給水管に違いないと予測しました。わずかな水漏れの音を聞き分けたそうです。
原因は推測できたものの、水を抜かないとどうしようもないということで、
影響の少なそうなところを選んで、基礎に穴をあけ、水を排出することにしました。
写真のように、トクトクと水は流れてきますが、床下一面にたまった水の量は半端ではありません。水位は一向に下がりません。
仕方なく、強硬突破!
勇敢な水道工は、カッパに身を包み、探検隊のように水にぬれながら、床下の奥にもぐっていってくれました。
これはトイレ床下の土台。びっしょり濡れてしまっています。
この土台の真上に部分で、給水の立上り管から水が漏れていたようです。
床下で、立上り管を切断し、あらためて床給水の配管をして完了。
基礎に開けた穴は、水がすっかり抜けてからふさぎに行きました。
ところで、今回は水が漏れていたにもかかわらず、水道メーターは全く動いていませんでした。水道料金も特に高くはありませんでした。
水漏れの量が、ごくわずかであったために、水漏れに気付かなかったということになります。
それでも、数年をかけて床下一面にたまった水は、おそらく2tくらいでしょう。洩れでた分を合わせると、もっとたくさんの水道代を余分に払っていたことになります。
それでも建物に影響が及ぶ前に見つかってよかったですね。
明治20年の建物だそうですから123年になるのでしょうか。そんなお宅の改修を承りました。
内容は床暖房をつけるだけなのですが、床材にこだわってみました。
廻りの木材の古色と合わせるため、無垢材でよいものはないかといろいろ探した結果、ブラウンアッシュのフローリングを採用しました。床暖房用に高温乾燥を施した材料で、ちょっと扱いにくかったのですが、仕上がりは上々です。
古材ともマッチして違和感はありません。
実は、床を直すにあたって、溝が擦り減っていた敷居を取替ました。
壁もついでに塗ろうかということになったので、それなら垂れさがってしまっている鴨居も直しましょうということになりました。
というわけで、やっぱり工事は増えていくのですが、とりかえた鴨居や敷居も古色に合わせて塗装しましたので、ご覧のような仕上がりです。
ガス温水床暖房を仕込んであるので、快適であること間違いなし。
LIXILって聞いたことありますか?
横浜ベースターズを買うといって話題になった住生活グループという会社です。
トステムとイナックスを傘下に持つ持ち株会社なのかな?(よーわかりません)
トステムとイナックスが一緒になったのはずいぶん前の話ですが、これまで、トステムブランドとイナックスブランドのキッチン・お風呂・洗面がありました。それが、お風呂はイナックスブランドだけになるという話を聞いたのもつかの間、今度はサンウェーブも同じ傘下に入り、イナックスブランドのキッチンはなくなるのだとか・・・
ま、そのへん詳しくはよくわかりませんが、LIXILとして、トステム・イナックス・サンウェーブの共同ショールームを運営して、経営を合理化していくことになったみたいです。
京都にも先日LIXILのショールームがオープンしました。
今日お客さまと一緒に初めて行ってきました。
1階はエントランスロビーとなっていましたが、いきなり薄幕ディスプレイに驚かされました。
建材やタイルの展示もあったようですが、あくまでロビーという感じ。
2階はトイレ・洗面・お風呂。それほど展示点数は多くありませんが、今日は平日ですいていたのでゆっくり見られました。
3階はキッチン。イナックスの展示はわずかでした。サンウェーブがほとんど。今日はイナックスさんの案内だったので、隅っこの方で説明していただきました。そのせいかちょっと窮屈に感じました。
お昼にイナックスのアドバイザーの方に教えていただいた「尾張屋」という蕎麦屋さんに行きました。
なかなか良いお店でした。味もよしです。
エコポイントの導入のおかげか、いまや断熱リフォームもメジャーになりました。
リフォームの三種の神器という記事を見つけました。
それによると、
1)健康素材
2)断熱サッシ
3)床暖房
だそうです。・・・納得。