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健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」

ほぼ中秋の名月

今晩見えたお月さま。昨日が中秋(旧暦の8月15日)ですから今日はほぼ中秋の名月です。

これは自宅のベランダからiphoneで撮影したもの。iphoneのカメラは結構きれいに撮れるのですが、夜はダメですね。

7時半ごろ、よく晴れてくっきり見えていたんですが、写真では残念ながらぼんやりしています。まっ、一応アップしておきます。

木の携帯電話ができるかも

NTTドコモが、携帯電話の素材に「木(ヒノキ)」を使った試作機「TOUCH WOOD」を発表した。間伐材を活用し、「環境にもやさしい」のが特長で、「木」のケータイは世界でも例をみない。じつは日本の森林の現状は過密状態で、間伐を積極的に行っていく必要がある。

間伐材の活用はいろんなところで行われているが、ここまで来たかというかんじです。

これが100万台売れたとしても、木材は何立米になるんだろうと考えるとばかばかしくなってしまいます。けれども、木を圧縮成型する技術が確立すれば、今までプラスチックでできていたものに取って代わる可能性もありますから侮れません。最近木を使ったボールペンなどもあり、私も愛用していますが、今回の技術ではもっと高い精度を要求される製品の部品とても使えることになりそうです。

市販されるのはいつなのかわかりませんが、注目しておきたい商品です。

管理建築士講習

昨日は管理建築士講習を受けてきました。

管理建築士というのは、建築士事務所を総括する建築士のことで、大勢の建築士を抱える設計事務所においては、案件ごとにそれに応じた技量を判断して建築士を配置したり、事務所全体の技術的な面を統括する役割を担う仕事です。これが、私のようにたった一人の建築士で運営する事務所は、その一人が管理建築士ということになります。

講習の内容は、先日受けた建築士の定期講習と重複する部分も多かったのですが、事務所の経営やリスク管理といった部分もありました。

いろんな講習を受けて思うことは、例の耐震偽装の影響を受け、いかに不正が起こりにくいしシステムにするかということが重視され制度が改正されているという点です。

設計・監理・施工が三者独立して(利害関係のない状態で)それぞれが誠実に仕事をすれば、不正は発覚するという考えなのですが、大きな物件を扱う設計事務所やゼネコンなら話はわかりますが、私のような地域密着型の営業スタイルの会社は、これらの制度に当てはめるとものすごく違和感があります。

家を建てる時、お客様は何を基準に業者を選択するでしょう?

ホームページやモデルハウス見学、施工事例などの実績、経営者の考え方、会社の財務状態などなど、さまざまな情報を分析して決めることになるのでしょうが、実際のところ本当にそれらのことを理解することはなかなか難しいものです。

そこで、大きい会社・老舗だから間違いないだろるとか、値引きをたくさんしてくれたからという理由で決めてしまったりするものです。しかし、大手のメーカーでも破たんに追い込まれることは今やしょっちゅうですし、老舗とて同様です。安さを売りにしているところに至っては・・・・。

一方、私のようなスタイルで営業をしていると、お客様から依頼をいただくには、私という人間を知ってもらい信頼してもらうしかないのです。この人になら任せても大丈夫そうだと思ってもらわない限り、受注はないのです。

私にとって最大の強みは、自分ですべてをすることです。もちろん多くの業力業者さんの力を借りるのですが、先に述べた設計・監理・施工管理のみならず、営業・事務・経理、さらには宅建業として土地探し・売買まで、すべてするということです。つまり、家づくりに関することから住み方暮らし方、その後のメンテナンスも含めトータルでサポートしているという点です。しかもその情報はすべて一元管理できているのです。

話は長くなりますが、戦前の日本社会において、ハウスメーカーもパワービルダーも建売住宅もありませんでした。家を建てるといえば、町の棟梁に相談して、棟梁が町の職人を束ねて家づくりにあたってきました。そうして建った家は、100年以上も大切に使われていました。そう、さっき言ったような大きな会社や老舗もなければ安売りするものもおらず、ただ、地域の職人さんたちが自分の仕事を誇り高く継承してきたわけです。

戦後の混乱期、圧倒的に住宅が不足していた時代に、ハウスメーカーや建売が登場し台頭していく過程で、地域の職人たちが疲弊して行きました。いまやよい腕を持った職人でさえ仕事に事欠くような時代になりました。

しかし、何百年というスパンでみると、この50年ほどの間が、異常だったので、元の姿に戻るのではないかとも考えられます。つまり、地域の棟梁と職人による家づくりが必要となるのではないかと私は考えているのです。

私のビジネススタイルは、”現代の棟梁”です。昔は大工の棟梁が家づくりを統括していましたが、今では分業化が進み、技術の発展も目覚ましく、一職方となった大工さんにそれを求めることはできません。それに代わって、様々な職種・施工方法・材料などに精通し、お客様の多様なニーズを理解し、それを地域の職人の技量にあてはめていくという働きをしようとしているのです。このスタイルは、京都府から「知恵の経営」として認証を受けています。建設業でこういった認証を受けている例は他にはありません。

ところが、一連の法改正は私のようなビジネススタイルをまるっきり否定してしまいます。

たとえば、私は家を建てるというごとをしているのですが、そのために、宅地建物取引業、建築士事務所、建設業という3つの”業”を営むことになります。ところが、そのそれぞれの”業”について、専任の取引主任者、専任の管理建築士、主任技術者の常駐が求められます。つまり、厳格に法律を適用すれば、一人では一業種しか営めないということになってしまうのです。

お医者さんでいえば、田舎の開業医は昔からどんな病気でも見てくれるか”かりつけ医”でした。それが、大病院のように、内科・外科・レントゲン科・消化器科などと細かくわかれて専門医・技師を置かないといけませんというっているようなものです。

制度の趣旨はわかるのですが、現実の地域社会をみて、また昔から続いてきた日本ならではのコミュニティーという視点でも考え直してほしいものです。

政権交代で何かが変わるのでしょうか??

模型で棟上げ

模型作りが最近多くなってきました。特に家を初めて建てるという方にとっては、吹抜け空間や動線のイメージがわかりにくいので、プラン検討の早い段階でもつくることがあります。

今回はプレゼン用です。相変わらず細かいことは気にしない男らしい作り方ですが、寸法はまあまあ忠実に再現しています。

30坪程度の建物ですから割と早くできました。実際の家はこう簡単にはいきません。

模型で見ると、窓の位置や全体のデザインなどが一目瞭然です。3Dの画像で見るよりも確かです。


石川遼くんで大フィーバー

今週は尖山のすぐ近くにある城陽カントリーでパナソニックオープンが行われています。

いまや大人気となっている石川遼君はホストプロとして参加しています。

開催が決定したころから何かと話題になっていたのですが、いよいよ本番ということで地元は厳戒態勢??になっています。

早朝から何台ものシャトルバスが駐車場と会場を往復し、多くのガードマンが立っています。平日ということで道路の渋滞などにはならなかったみたいですが、土日はどうなる事か心配です。

ちなみに、うちの妻もチケットを入手したらしく、お友達と一緒に見に行ってきたようです。

ギャラリーの数は7000人(主催者発表)だったそうですが、それでも大変な人ごみだったみたいです。

けれども、何度も遼君・一緒に回っていた丸ちゃん(丸山茂樹プロ)を間近で見ることができたそうで、たいそう興奮していました。

残念ながら、遼くんの成績は今一つで、頑張らないと予選落ちしてしまいそうです。今日以降の巻き返しに期待しましょう。

連休も終わり

シルバーウィークも終わりました。

お彼岸のお墓参りに行ったのと、スパバレイ枚方南に行ったくらいで、家族それぞれ結構忙しい毎日でした。

前半はほぼフルに仕事でしたが、後半は少しゆっくりした時間があったので、庭の芝刈り・本の整理・ストーブの掃除などもこなし、なかなか充実していましたし、よい気分転換になった連休でした。

振り返ればもう9月もあとわずか。あっという間に年末になりそうです。

薪ストーブの煙突掃除

年に一度の煙突掃除をしました。

昨シーズンは、広葉樹の薪だけでなく、現場ででる杉やヒノキの端材をずいぶん燃やしましたので、煤が多いかと心配していましたが、どうだったのでしょうか?せっかくなので、煙突掃除の方法を順を追ってご説明しましょう。

<事前準備>

手袋、テープ、古新聞、ビニール袋、プラスドライバー

手袋、テープ、古新聞、ビニール袋、プラスドライバー

ご覧の材料ともちろん煙突掃除用のブラシとロッドを用意します。

<煙突の取外し>

ストーブ本体と煙突を固定しているビスをはずします

ストーブ本体と煙突を固定しているビスをはずします


二重煙突とのソケット部分のバンドをはずし

二重煙突とのソケット部分のバンドをはずし


左に回すと外れます(熱伸縮部分をちぢめます)

左に回すと外れます(熱伸縮部分をちぢめます)


煙突を取り外した状態

煙突を取り外した状態

 書き忘れましたが、用意した古新聞は足元に敷いています。

<掃除開始>

はずした煙突はそのまま屋外に置いておいて、先に屋内から行います。

ブラシにロッドを取り付けて煙突に突っ込みます

ブラシにロッドを取り付けて煙突に突っ込みます

このときちょっと煤が落ちてしまいました。ビニール袋でおおってからやる方がよさそうです。

煙突口全体にビニール袋をかぶせます

煙突口全体にビニール袋をかぶせます

ロッドは当然動かせるようにしてあります。いつもはちいさな穴をおあけるのですが、今回は袋の口をテープでふさいでみました。(結果はさっき書いたとおり、いつものやり方の方がよさそうです)

ロッドを押し上げて順次つぎたしていきます

ロッドを押し上げて順次つぎたしていきます

うちの煙突の場合、90cmのロッドを全部で7本つなぎます。たいがいの家はこれで足ります。

てっぺんまでゴツンと当たったら、今度は逆に1本ずつはずしながら引っ張り出していきます。

袋の下の方にたまっているのが煤です。これをそーっとはずせば中は終わり。

取り外した煙突

取り外した煙突

はずしておいた煙突の先に袋をかぶせ、先程の要領でブラシを突っ込んでまた引き抜きます。

最後に煙突を立てて中の煤を袋の中に落として完了。

<ストーブの掃除>

ストーブに煙突がとりついていたところ

ストーブに煙突がとりついていたところ

先程煙突をはずした部分です。覗いてみると煤が落ちてたまっています。ここを掃除機で吸い取ります。

ストーブ製造のときにはみ出した耐火セメントがポロポロと落ちていることがありますが、これもとっておきます。(性能には影響ありません)

掃除機は家にあるものでも大丈夫ですが、私は現場用の掃除機でやります。

<組立>

あとは、はずしたものを元に戻して完了です。

今日とれた煤はこれくらい。どんぶりいっぱいくらいでしょうか?去年はマグカップくらいでしたので、2倍くらいありました。

とれた煤

とれた煤


針葉樹は煤が多いといいますが、結果としてはその通りでした。ただ、年に1回の掃除をするのならそれほど問題にはならないくらいではないでしょうか。

しかし先日、彦根市のお客様が煙突掃除をされたところ、どんぶり3杯分くらいとれたとおっしゃっていました。ここでも建築廃材を毎日燃やしておられたそうです。使われた薪の量がうちの3倍(3t)ほどですから、ちょうど計算通りという感じです。

薪ストーブを快適に安全に使うためには、きっちりとした煙突設計は言うまでもありませんが、普段のお掃除が重要です。

煤がたまったまま放置すると、煙道が細くなるばかりでなく、煤が煙突の中で発火していわゆる煙道火災を起こしてしまう危険があります。自分ではできないという方は、煙突掃除屋さんに頼んででも必ず毎年しておきましょう。

本の整理

今日は本の整理をしました。

毎日の仕事の中だけでは、なかなか新しい情報が入ってきませんので、さまざまのソースから情報収集をしています。本もその一つです。建築関係のものばかりでなく、いわゆるビジネス書も多いですが、話題の本なども読むようにしています。

アマゾンや楽天で月に何度かまとめて本や雑誌を買いますので、放っておくと大変な量になってしまいます。私は、情報を流しこんでいくような読み方をするので、一度読んだ本をもう一度読み直したりということはあまりありません。それどころか、ほとんどがナナメ読みで、特に専門書については必要ないと思うところはすっ飛ばしてしまいます。自分がほしいと思っていた情報に関しては、しっかりと記憶に残り、頭の中で整理され、使える知識となっていくわけです。(ホンマかいな?)

書棚がいっぱいにして勉強した気分に浸るのもいいんですが、次の本が置けなくなるので、もう読まないだろうと思う大部分の本を処分します。最近では、アマゾンやブックオフなどに持ち込めば結構いい値段で買ってくれるので助かります。

今日は高く売れそうな本だけをアマゾンで出品して、二束三文になりそうなものはブックオフに持っていくことにしました。

ご覧の写真は高く売れそうな方です。ちょっともったいないような本もありますが、結構大処分です。買った金額にすると5万円分くらいあります。これと同じくらいの量をブックオフに持ち込みます。おかげで本棚はずいぶんすっきりしました。

ウンチまみれのファイン

今日は朝から大変なことが起こりました。

たまたま妻が昨夜から実家に泊まっていたので、今朝は私が子供と犬の世話をしなくてはいけませんでした。

文化祭があるので投稿する長男を6時15分に送り出し、ファインを庭に放して身支度をしているときに事件は起こりました。

庭から戻ってきたファインの体からコロンと何かが落ちました。よく見るとなんとウンチではありませんか!!

さらにもう一個ポロリ・・・。コラコラとファインを捕まえてみると、背中にウンチがべっとりこびりついていました。 あんたいったい何をしてきたん??

すぐさま次男をたたき起して手伝わせながら、ウンチをふき取り、お風呂へ直行です。そのあとドライヤーもそこそこに、今度は庭の方を確認しに行きました。すると、芝生の一角に柔らかウンチが残っていました。おそらくこれの上に寝っ転がってすりつけたのでしょう。この残骸を水できれいに洗い流しました。

この前から臭い臭いと言われながらも、今週にトリミングがあるからと洗ってもらえなかったファインが実力行使に出たのでしょうか?洗ってすっきりしたせいか今はとても上機嫌です。

シルバーウィーク突入

シルバーウィークとはだれが言い出したのか知りませんが、うまくつけたものですね。

ちょうど敬老の日も入っていますからまさに”シルバー”です。しかもこの時期5連休というのはうれしいもんですね。毎年あればいいのにと思いますが、そううまくはいかないようです。

毎年ゴールデンウィークがそうなんですが、普段の土日は打ち合わせなどが入ることが多いのですが、大型連休になると、お客様も何かとイベントをされる方も多く、かえってヒマだということになります。シルバーウィークは今回が初めてですが、若干そういう兆候がみられるように思います。ということはかなりの景気浮揚効果があるかもしれません。

世間はさておき我が家はというと、長男の通う中学校では、インフルエンザの蔓延する中、昨日から3日間文化祭が行われているそうです。野球部に入っているので、明日の午後は公欠扱いで試合に行くそうです。勝ち続ければ毎日試合があるみたいなので、都合をつけて見に行こうと思っています。次男はかわそうにお受験モードです。そんなことで、小川家ではなんら特別な出費の予定はありません。


ショールームで何が見られるのか?

「住宅展示場では○○を見ておけ」みたいなコラムが時々あります。

その内容は、豪華な調度品やモデルハウスならではの仕様に惑わされないようにしながら、構造・デザイン・設備などをチェックしようというようなものがほとんです。では、当社のショールームでは何を見てほしいのかをご説明しましょう。

当社のショールームは、なんと言っても私自身が毎日寝起きしている自宅ですから、そこでの生活実態を”赤裸々に”お聞かせします。たとえば、電気代やガス代がいくらかかっているのかとか、空調はどのようにしているのだとか、加湿・除湿の方法、普段の手入れ、室内の温度の変化、子どもたちの暮らしぶり、愛犬ファインの過ごし方・・・・

実は、私自身もこのそよかぜの家に住んで6年目ですが、毎年試行錯誤を重ねながら、より快適な暮らしを考えているのです。

高気密高断熱の家は、住宅における産業革命といわれるほど大きな技術革新です。これをうまく生かさないと、かつての公害問題のようにシックハウスを招いてしまいます。”健康住宅”そよかぜの家は、名前の通り住む人の健康にこだわった家です。高気密高断熱を上手に使った家だからこそ、今までの家ではなしえなかった快適な空間ができ、健康な暮らしもたらしてくれます。

といっても、パッと目で見て、「これは健康住宅だ!」とわかるようなものではありません。具体的に見てほしいもの・感じてほしいものをあげてみましょう。

【入った瞬間に感じる?】

1.空気の違い。個人差はあります(住んでいる私はすでに感じません)が、6年目の今でも木の香りがするとおっしゃいます。

2.温度の違い。玄関も含め、家中が夏なら27℃前後、冬なら19℃前後に保たれています。

3.湿度の違い。そよかぜの家は湿度をコントロールしているのが特徴。温度だけでなく、快適さを左右する重要な要素です。

【リビングで】

1.素材・・・無垢(桧)のフローリング、シラス塗り壁、ロートアイアン手摺(それぞれ6年使いこむとこうなるというところを見てください)

2.空間・・・リビング階段・吹抜けを生かした広がりのある空間。

3.コミュニケーションのあり方・・・家族のコミュニケーションのあり方を提案する空間構成でもあります。

4.とっておきのもの・・・薪ストーブ 冬ならその美しさ・暖かさを体感できます。

5.遮音性・・・木製サッシ、樹脂サッシの遮音性の高さ、目の前はバスが通る大通りですがその静かさを体感してください。

6.照明計画・・・吹き抜けの照明は意外と難しいもの。

7.シーリングファンの効果・・・これも吹き抜けをメリットを生かしてくれます。

8.階段・・・インテリアとしても重要な役割を果たす見せる階段。ロートアイアンと桧の無垢材でつくっています。

【キッチンで】

1.オープンキッチン・・・ここでも親子のコミュニケーションを意識。

2.収納・家事ゾーン・・・収納不足をどう解決しているのか。家事動線の考え方。

3.タイルの床・・・床暖房の温かさ、夏場の冷たさ、掃除はどうか、木の床とのバランスはどうでしょう??

4.照明計画・・・ここでも食卓を演出する工夫があります。

【和室】

1.素材・・・畳、和紙、塗り床、ふすまなど、リビングとのつながりを重視したためトラディショナルなつくりではありませんが、和のエッセンスは入っています。

2.仕切と連続・・・リビングとの柔らかなつながり。

【浴室・洗面】

1.明るさ・・・サービスヤードに全面開放した浴室とそれに続く洗面。朝の光が入ります。

2.収納・・・造り付収納、洗濯かごはもちろん、下着や小物もすっきり収納。

【トイレ】

1.素材・・・デザインタイルで上質な空間を演出。トイレもくつろぎの場です。

2.小便器・・・あまり使わなくなった小便器をすっきりと設置。

【玄関ホール】

1.明るさ・・・北面にありながら吹抜けから光を入れています。

2.収納・・・大容量のシューズクローク。家族の動線を分けることで、玄関はすっきり。

3.素材・・・桧丸太の玄関框、ベネチアングラス、ステンドグラス

【2階】

1.空間・・・書斎コーナーは家族で共有。おしゃれな手作りのミニキッチンもあります。

2.素材・・・無垢(杉)のフローリング、スパニッシュタイル、アンティーク照明、織物壁紙。

3.ICASシステムの部屋・・・マイナスイオンをコントロールした寝室。

4.勾配天井・・・丸太の梁、ピーリング天井。

5.ロフト・・・高性能のそよかぜの家だから、ロフトの上でも快適です。

6.屋根裏収納・・・大空間の収納。ここも暑くありません。屋根裏の構造材を覗くこともできます。

そのほかにも実にもどころいっぱいで、「こんなの初めて!」ということは間違いありません。

でも、それだけではありません。

そよかぜの家の高性能を画像を使ってご説明したり、家づくりについてのあらゆるご相談をお受けし、たいがいの方は3時間くらい滞在されます。そして、最後に「居心地がい~わ~」とおっしゃいます。

ぜひ一度お越しください。

ご予約はホームページのフォームから

またはお電話で。0774-86-4962

連休もまだ空きがあります。

雨漏りはまだ止まっていなかった

5月にここで報告した雨漏りの続報です。

9月になってまたカビが生えてきたという連絡を受け、今度は違う角度から検証しました。

まず、内部のカビが生えている個所をめくり、下地もとりました。すると、下地の木材が湿ってカビが生えています。

この状態で上から水をかけるのですが、前回は漏れるところがなかったので、怪しいところをコーキングしました。

したがって今回は、前回怪しいと思わなかった少し離れた所も含めて検証をしました。

天窓から1mほど離れたところで、わずかに埃がたまっていした。これは風向きとわずかな高さのひずみによって水が吹きだまるような状態になっていたと推測できます。そこで、この部分に水をかけ、さらに重なりの部分に向けて水を押し込んでやると、しばらくして水が内部に落ちました。

うっすらと埃が残っている

この部分は、鉄板が10cmほど重ね、さらにその先10cmくらいまで差し込んでいます。重なっている部分は毛細管現象で吸い上げたとしても、さらにそこから10cm水が登ることは考えにくいです。日を改めて、この部分の鉄板をめくってみることにしました。

そして昨日めくってみると、写真のようにジョイントのコーキングをしていないところがありました。もちろん、表面ではなく、下側(重なりの部分)に捨てシールはしてあるので、ここから侵入しても中までは入らないはずですが。さらによく見ると、重ねの部分に念のためビスで抑えているところがありました。ビス頭はもちろんコーキングしていますが、鉄板の重ね部分まではコーキングが入らないので、先程のところから重なりの部分に入った水が、(白く見えているところは、鉄板のムダ折部分が重なっていたところで、ここを水が流れたものと思われます。)このビスの位置までたどり着き侵入したと考えられます。

つまり、強風で鉄板の重ねの内部に侵入した水が、鉄板先端部のムダ折の部分を横走りし、下張りの鉄板のジョイント部で吸い上げられ、ビス穴から侵入したということになります。当然ゆるいながらも勾配があるのですが、水は勾配に逆らって進んでしまうものなのです。

この事例は、通常ではやらない無理な勾配での施工でした。しかも、接続する母屋と離れの屋根・その下地に入るかもしれない水も拾わなければならず、鉄板ジョイントはその水の出口でもあるのです。ですから、上から来る水が入らないように全部シールしてしまってはいけないのです。

板金屋さんと相談し、大型の水切りいったい型の鉄板を取付、水の排出を妨げないように縦にコーキングを打って貼付ました。念のために打っていたビスは今回は打ちませんでした。

これでしばらく様子を見ていただくことになりました。

庭のオリーブに実がなりました

オリーブは1本だけでは実がつきにくいといわれていますが、数は少ないものの毎年実をつけてくれます。

といっても、サクランボみたいに食べられるわけではありません。

インターネットで調べてみると、苛性ソーダで渋抜きをしてから塩漬けにすると食べられるみたいですが、すごく大変そうです。一応妻にやり方は教えておきましたが、とても私自身では出来そうにありません。

合板は30年たつとこんなになる!!

リフォームに伺っている先ではがしてきたフローリングです。

のりがはがれてバラバラになっています

のりがはがれてバラバラになっています

ごらんのとおり、接着部分がはがれてバラバラです。このようなケースは決して稀ではありません。むしろ、20年以上たっている家ではたいがいこうなっています。

ではなぜこんなことになるのでしょう?

20年以上前の家の基礎は、ほとんどが布基礎です。つまり、床下は土のまんまです。もちろん基礎には換気口が付いていて風通しはできています。ところが、地面から上がる湿気というのは相当なものです。ビーチなどでレジャーシートを広げておくと、はがす時に裏が湿っていたという経験はありませんか?山にキャンプに行った時なら数時間でシートの裏はびしょびしょでしょう。それだけの湿気が、地面から放出されているのです。

夏場の床下はカビ臭いことがよくあります。床下換気口から入ってくる空気は太陽によって暖められた地表付近の湿ったものです。それがひんやりした床下にはいると、湿度はぐんと跳ね上がります。さらに室内を冷房していたりすると、冷やされた床板の裏側に結露してしまいます。もちろん、家の下の地面からも水蒸気は絶えず上がってきますから、フローリングは常に過酷な条件にさらされているのです。

フローリングの基材となっているのはいわゆるベニヤ板です。耐水合板とはいえ、何十年にもわたってその性能を発揮できるものではありません。

私のクライアントには、大きな田舎の家を立てられた方が多く、それは立派な材木を使って木舞下地を組んで荒壁を塗って、まさに200年でもびくともしないようなものです。ところが、20~30年くらい前に建てたものだと、当時もてはやされた新建材であるフローリングを使っています。これが一番最初に傷んでしまうのです。

写真のフローリングのお宅では、玄関ホールは桧の無垢のフローリングが張ってあります。この部分も30年という歳月を経て色はあせて汚れているものの、美しい艶を保ち、何よりびくともしていません。これが素材の持つ力です。

私は常々心配していることがあります。それは集成材や構造用合板の寿命です。工業製品である集成材は、無垢材よりも強度があるといわれ、多くのハウスメーカーが採用しています。これが30年たったとき、写真のフローリングみたいになってしまわないだろうかと心配なのです。構造材ですから、簡単に取り換えるわけにもいきませんし、目に見えないところにありますから痛みもわかりません。

ちょうど、木材市場で、杉材がほとんどが集成材の材料として買われているというお話を聞きました。前にも書いたように、構造材としては使い物にならない材料を有効活用するために、集成材に加工しているわけですが、はたしてどうかな?と思うわけです。内装材や家具に使われるのならよいのですが、過酷な気象条件にさらされる外壁や屋根、さまざまな方向から繰り返し荷重を受け続ける構造材は、大丈夫なのでしょうか?何せ実績がないではないですか!!


八木木材市場へ

先週土曜日は恒例の鴨川建築塾。今回は、八木木材市場さんを見学させていただきました。

わたしは、祖父の代から建築とあわせて材木屋をしていたので、木場はみなれていましたが、市には行ったことがありませんでした。八木木材市場さんでは、8の付く日に市が開かれており、毎回1000m3程の材木がセリにかけられるそうです。

杉の原木 太いもので100年生ぐらいでしょうか

杉の原木 太いもので100年生ぐらいでしょうか

栗の原木 土台に使うこともありますがこの太さではちょっと足りないかな

栗の原木 土台に使うこともありますがこの太さではちょっと足りないかな

置かれている材木はほとんどが近隣の山で伐採された杉・桧でした。そのほとんどは45年生以下の間伐材で、結構安くセリ落とされるようです。100年を超えるものとなると、ちょっとした値段にはなりますが、見渡したところいわゆる高級な材料は無いようでした。

森林の保護は、防災面からみても重要で、間伐が適正に行われることによってはじめて森のダムとして保水力も発揮するのだそうです。ところが、間伐材は建築材料としてはほとんど使い物にならないので、集成材やベニヤの材料として安くセリ落とされ、伐採運搬費用が出ないくらいだそうです。このため、隣の兵庫県では県と市が間伐に対して助成を行って、山主の負担を軽減し、間伐を促進しているのださそうです。

京都では、ウッドマイレージ制度というのがあって、京都府内産の木材を使用した場合、その使用量に応じて最大20万円の助成金がもらえます。けれども、京都府下で採れる木材は、先述のように太い径のものが少なく、構造材では柱くらいにしかなりません。屋根や外壁の下地材や、内装の化粧材(フローリング・羽目板など)としてのに使っています。

八木木材市場にも、100年以上の杉材がいくつかありましたが、標高もそれほど高くないため比較的目も粗く、吉野や木曽のものと比べるとやはり見劣りしてしまいます。また、輸入材でも等級の高いものであれば品質も良く大断面や長尺材もとることができるので、桁・梁には米松を使うことが多いのが現状です。単純に地産地消をすればよいというわけにはいきません。

価格についても、今売られている値段で、国産材と輸入材がそこそこ均衡している状態ですが、国内の林業者の収入を他の産業並みに上げたとすると、とても競争にならなくなります。

最近ニュースで荒廃農地がしばしば放送されますが、山林のほうがはるかにひどいことになっているのです。

太陽光発電の新たな買い取り制度が11月に開始。太陽光発電サーチャージって??

太陽光発電で発電した電気の余った分を電力会社買取る価格を、従来の倍にするという制度がいよいよスタートします。

現在の買い取り価格が平均1KWhあたり24円なのに対し、11月以降に契約をすると、向こう十年間48円で買い取ってくれます。エコウイル・エネファームなどの自家発電を併用する場合は、39円となります。すでに太陽光発電を導入している方も対象となります。

そして、電力会社の負担が増えた分を、すべての消費者が分担することになります。その名も「太陽光発電サーチャージ」。1世帯当たり100円未満になる見通しですが、これは来年4月からはじまるそうです。

今回驚いたのは、太陽光発電の導入を早めるため、2011年度は42円に下げるとのことです。2011年の3月までに契約すれば48円で10年間買い取ってくれますが、先延ばしすると、メリットは小さくなるということです。

消費者心理をあおるような制度ですが、ちょっと注意が必要です。というのは、すでに今年、太陽光発電の普及は加速しており、太陽光発電パネルの生産は倍増しています。これがさらに加速すれば、当然量産によるコストダウンがはかれるはずです。そうすると、太陽光発電設備のイニシャルコストがぐーんお安くなってくる見込みがあるのです。たとえば、電気の買い取り総額が年間1万円安くなるとしても、イニシャルコストが十万円安くなればチャラですし、もっと安くなる可能性もあります。

制度の主旨は、なるべく早く導入することによってCO2削減効果を高めたいので、早期に導入する人がコスト高になるというデメリットを緩和することのようです。地球環境のためにというならば、一日も早い導入を検討しましょう。

架構模型その2

鴨川塾では、7月に続いて9月も泉幸甫氏の講義です。例のごとく宿題が出されていますが、前回に続いて模型です。

今回は特に架構を現しにするという設定で、美しい骨組を作ることが課題です。

2間3間の小さな建物ですが、プランもアレンジして組みなおしました。といっても、前回作ったイメージがあるので、そこからちょっとひねっただけみたいな感じです。先生曰く、当たり前に作ったものから、ちょっとひとひねりすることにエネルギーを注ぎ込むのだそうです。

ポイントは連続する登梁です。これが美しく見えるのです。

ヴォーリズ設計の豊郷小学校がリニューアルオープン

町長のリコールにも発展し、全国に名を知られることとなった、ヴォーリズ氏設計の滋賀県豊郷小学校が改修され、交流施設として一般に公開されている。

総額5億6千万円をかけて改修されたというだけあり、耐震補強はもとより、細部まで往時の状況を再現しているという。

これは一回見とかんといけませんね。

ハト巣立つ

この間ご紹介したヒナが、こんなぐあいに大きくなりました。

一見大人のようですが、よく見ると少しまだ小さく、産毛もちらほら見えます。

近づいて写真を撮っても、とっさに飛ぶことはできないようです。でも、2羽いたはずなんですが、もう一羽はどっかに行ってしまいました。この子もこのままどっかに行くのでしょう。元気でね。

建築士事務所の業務報告

先の建築士法改正により、建築士事務所は、事業年度ごとに業務の内容を報告することになりました。報告期限は、年度終了後3か月以内です。

当社は5月末決算なので、3か月ということは8月中です。このことをすっかり忘れていたのですが、ちょうど先日の講習会でこの改正内容について説明があったので思い出しました。

早速報告書を作成し、山城南土木事務所に提出して来ました。ギリギリセーフです。

この報告内容の一部は一般の閲覧に供せられるということです。

芝生復活の兆し??

お盆前に目土入れをした芝生を刈りこみました。

昨日は講習でいつもより朝が遅かったので、チャンスとばかりやってしまいました。

朝6:30頃に芝生を刈ろうとすると、妻に近所迷惑やからと言われ、8:00頃まで待っていました。

お盆前に6:30頃から刈っていたことは内緒です。(そういえばこの間は妻はまだ寝ていたような・・・ということは寝ていられるほどの音なんでしょうが・・・まあそれはいいか)

芝刈り機は、刈り取った芝をためる袋を取り付けるところが壊れたので、芝をまきちらしながら刈っていきます。小さな庭は5分ほどで枯れてしまいます。さらに芝刈り機では刈れない石の際などを、電動バリカンで刈り上げて終了。肥料を少し多めに与えて、たっぷり水をやって完成。

植木を大胆に刈りこんだせいか、日当たりも良くなり、芝生もだいぶ復活したような感じです。

建築士定期講習

建築士事務所に在籍する建築士は、定期講習を受けることが新たに義務付けられました。

法改正も完全施行となったことから、早めに受けておこうと思い申し込んでおきました。会場はメルパルク京都。京都駅前で交通は至便です。内容は、近年の法改正の抜粋が中心で、9:30~17:20分までみっちりとありました。最後の1時間は終了考査で、マークシートの試験でした。

当事務所の管理建築士でもある私は、今日の研修とは別に管理建築士の講習を受けなくてはいけません。それの申し込みが明日までだったので、京都まで出たついでに持っていこうと計画したのでした。

12:20午前中の講義が終了すると、すぐに地下鉄に乗り丸太町からぶらぶら歩いて12:40頃建築士事務所に着きました。ところが、なんとお昼休みで受付できませんでした。仕方なく、すぐ近くの食堂でハンバーグ定食を食べて時間をつぶし、1時ちょうどに申し込みに行きました。実は、昼休みは13:20までだったので、この時点で遅刻確定です。しかも、講習に30分以上遅刻すると終了考査が受けられないということを聞いていたので、少し焦り気味です。

困ったことに、申込用紙の記入方法が違うと書き直しを指示され、添付書類が違うと説明を受けたりして、手続きが終わったのは13:20頃になりました。やばい!!

遅刻は30分しか許されませんから、そこから駅までダッシュです。ホームへの階段を駆け下りているところにちょうど電車が入ってきました。ラッキー!13:35には会場に入ることができ、無事に講習を終えることができたのでした。

このところ、フィットネスにも行ってないので、ちょうどいい運動になりました。

建築士の免許証

一級建築士の免許証が携帯タイプに変更になりました。従来のものももちろん有効ですが、先の建築士法の改正によって、いつでも携帯しなければならなくなったため、これに対応したものです。


これは使える!

封筒で送られてくる書類って結構ありますよね。いちいちハサミで切るのが面倒で、手で開けることもあるのですが、そのまま置いておく必要のあるときなどは見苦しいことになります。

ご覧のレターオープナーというやつはなかなか重宝です。写真のようにスパッと切れてたったの1260円。

封筒が開けたくなります。