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2010年

高圧洗浄

先日樹脂注入を行った塀・擁壁に塗装を行う前に、高圧洗浄をしました。

コンプレッサーを使って吹付けていくのですが、ご覧のように見事に汚れが落ちていきます。

こうしてみていると洗車場の高圧洗浄機と同じように見えますが、圧力が違うそうです。間違って素手に噴射してしまうと、肉がこそげ落ちるほどの力があるのだとか。

白模型がまるでドールハウスのようになった

新築工事の仕上げの打ち合わせのために、お客様のご自宅に伺ったところ、驚きの光景がありました。

プラン確認のためにつくった50分の1の白模型がドールハウスのように生まれ変わっていたのです。

屋根や壁に色を付けて飾っていただいたことは何度かあるのですが、今回はすごいんです。

外観は、画材やさんで植木などのパーツを買ってきて植えてありますし、カーポートや舗装の砂利まで忠実に表現してあります。

さらに驚いたのは、室内の家具を紙粘土でつくり、これまたきれいに着色してあります。

こうして写真に撮ると、吹抜けの光の入り具合など、かなりリアルです。


低圧樹脂注入

写真はコンクリートにエポキシ樹脂を注入しているところ。

鉄筋コンクリートの躯体のクラックに、ご覧のように注射器を取付、樹脂を注入してコンクリートの補強を行っています。

エポキシ樹脂は圧縮強度・せん断強度共に強く、注入をすることで元の鉄筋コンクリートより強度が上がるというデータがあるほどで、マンションなどの外壁改修や、木造の建物でも基礎の耐震補強などに用いることもあります。

強度を発揮するためには、クラックの奥の奥まで樹脂を注入する必要があり、そのためにさまざまな工法が開発されています。

中でも、今主流なのが低圧注入工法です。かつてはポンプを使って高い圧力で樹脂を注入していたのですが、細いクラックになればなるほど、クラック内にある空気をうまく排出できず、樹脂が均等に行きわたらないことがわかってきました。そこで、発想を転換して、なるべくゆるい圧力で注入することで、細いクラックの隅々まで毛細管現象を利用して吸い込ませようという工法が開発されました。毛細管現象で吸い込ませるためには、樹脂をシャバシャバの状態にしてやる必要があり、そうするとせっかく注入した樹脂が流れ出てしまいます。そこで、ご覧のようにクラック部分をあらかじめシールして、こぼれ出ないようにして注入するという工法が確立されました。

材料の値段も高く、手間も結構かかるのですが、浮いている部分をはつり出してモルタルなどで補修するよりも、ゴミや騒音が少なく、工期も短縮できます。

今では、鉄道や高速道路の橋梁・橋脚の補強などにも幅広く使われています。




稲荷鳥居で記念撮影

11日の紀元祭に鳥居の額を取付ました。

今回は16名の方々が施主に名を連ねておられたのですが、ほぼ全員が山に登ってこられ、賑やかな竣工となりました。

世話役のお客様にも大層喜んでいただき、ご覧の記念写真を頂戴しました。

今日は初午(節分から後の1回目ということ)で大勢のお参りがあるそうです。


稲荷鳥居

今年も鳥居を作成しているというお話は以前に書きました。今月の11日に建てるようにずいぶん前から手配をしていたのですが、先週の末になって、今週の天気がずーっとよくないというので、急きょ7日の日曜日に建てることになりました。

大工さんの他、穴を掘って足元を固める左官屋さん、笠木に銅板をかぶせる板金屋さんに連絡をとり、みなさんのご協力で無事に予定の工事を進めることができました。

ここのお稲荷さんの鳥居を建てるのは、私にとっては4本目ということになります。建てられる施主は数人共同でされるのですが、メンバーは都度変わります。大勢の方がかかわらる事になるので、いろんな要望が出てきて、毎年何がしか改良や変更が加えられます。

今回は建て方のときに大勢の方が立ち会ってくださったので、工事中に変更することもありました。それがこの写真。

通常10cmくらい立ちあげるのですが、急きょご覧のように40cm程立ちあげることになりました。

黒い部分が短くなってしまい、バランスが悪くなるのですが、泥はねがかからない分腐りにくいでしょう。

ここのお稲荷さんにある鳥居は、ずいぶん昔から地元の方の寄付で建てられており、そのときどきで形や大きさもさまざまです。ですから、赤と黒のバランスもそれほど重要ではないのです。

私としては、いちおう建築のプロとして、”稲荷の鳥居はこうあるべき”というものをご説明するのですが、自分たちで建てた鳥居がまわりのものよりもちょっとだけ立派で、長持ちして欲しいというご希望も当然のことでしょう。というわけで、ちょっといびつなバランスに仕上がることになりました。

もうひとつ今回はスペシャルがあります。奉納した方々の名前を書き込んだ額を付けるのですが、これに額縁を廻ってほしいと頼まれました。そしてさらに、現場で仮づけしたところ、額縁を朱に塗ってほしいとのこと。いろいろと要望がエスカレートしてきます。根巻きモルタルの高さはいろんなのがありますが、額縁を廻ってあるのは他には1つだけ(これは板を2枚剥ぎにしているので廻る必要があった)、塗っているものは一つもありません。これで参道の中で一番目立つ鳥居になることは間違いありません。しかし、そんなに目立ってよいのか少し心配です。

重森三玲邸

土曜日は京都鴨川塾で重森三玲邸に行きました。

重森三玲は昭和を代表する庭園家で東福寺や松尾大社なども手掛けているのだそうです。

この重森三玲邸は、もちろん庭を自身でつくったのですが、生前はそこに暮らしていたこともあり、一般には公開されませんでした。また、何度も手を入れているので、完成度も高いといわれているとか。

これは座敷から見た前庭。切り取られた部分のバランスが完璧です。

奥の茶室から見ると、林立する石の奥行きが現れます。乱張りの石は海岸線をイメージさせる州浜づくり。

イサムノグチから贈られたというちょうちん型の照明が座敷に。

三玲自身がつくったものが茶室に。

波をかたどった茶室の襖。

そのほかにもいろいろ面白いディテールがありました。

鴨川塾でいろいろな所につてれもらうたびに、京都ってすごいところだなとつくづく思います。



高速道路無償化第1弾発表

民主党政権の目玉の一つである高速道路の段階的無償化が具体的に動き出しました。

6月をめどに一部の無償化がスタートします。

今回対象となるのは37路線で、近隣で言うと京都縦環道と舞鶴若狭道の一部だけです。

私が頻繁に利用する京奈和自動車道や第二阪奈、第二京阪などは含まれていません。そもそも阪神高速道路は無償化の対象ではないので、第二京阪は無償にならないのかもしれません。

そういえば、第二京阪が3月に門真まで延伸します。これによって大阪市内へのアクセスが随分と良くなります。こうなると大阪市内が混雑するのではと心配になりますが、1号線の枚方周辺の混雑は緩和されるでしょう。

しかし、これらの新しい道路は料金がものすごく高いですね。安くすると混雑してしまうから高いのかもしれませんが、利用されないと本末転倒ですよね。一部の金持ちだけのための道路ということになってしまいます。

ところで、今回の一部無償化に1000億円が投入されるそうですが、収入が1000億円減るかもしれませんが、料金所の職員の方たちはリストラされるのでしょうね。そうなると人件費などが減りますから、正味1000億円減るわけでもないのでしょうが。

ご存知の方もおられるでしょうが、高速道路の料金所にはたくさんの職員がおられます。各料金所のそばには立派な事務所があって、交代の方や事務職員など10名くらい常駐されているのではないでしょうか?(私の印象です。実数は知りません。)これらの人たちが不要となってしまうのかも知れませんね。もっとも就職難のご時世に多くの方が職を失うことにもなりますが。

また、1台2億円ともいわれる料金所に設置されているETCの設備は無用の長物になってしまうのでしょうか。よく八ツ場ダムが取り上げられますが、2億円×????台と考えると、これもとてつもない金額じゃないでしょうか。もったいないですね。せっかくついているのだから、一区間ごとに一律100円くらいで全国統一にしてくれたらとも思います。でもそうなると車載用のETCは無償で配布してもらわないといけませんね。

ともあれ、年に何回か丹後方面に車で行きますので、その時は恩恵を受けることになりそうです。

ガラスに塗る遮熱材

写真のように窓の内側からガラスに塗るだけで、近赤外線を30%・紫外線を95%もカットするという商品が発売になるそうです。

価格は4㎡用のキットで1万数千円という設定です。

新築の場合、最初から高遮熱ガラスを入れておく方が安いでしょうが、リフォームでガラスを入れ替えるよりははるかに安いです。効果は10年持続するそうです。

はたして売れるのか??

京都市景観シンポジウム

京都市景観シンポジウムが昨日行われました。

京都市に景観条例が導入されることと合わせて、京都市景観デザイン協議会というのがたちあげられ景観規制内容についての検証などの活動しておられるのですが、その中間報告のような位置づけでシンポジウムが行われたようです。

わたしは、ちょうど京都市内の物件の設計していて、規制内容や手続きについて勉強しなければという思いもあり、参加してきました。

内容は細かな規制についての説明というものではなく、景観条例が施行されてからの動向についての報告のような感じでした。ただ、実際の施工事例の紹介で規制の中で個性的な建築をされているものは大変参考になりました。

景観条例の導入には、ヨーロッパの古い都市のような美しい景観を、京都にも取り戻したいという思いがあったものと聞いています。私もその考えには大賛成ですが、すでにここまで無計画な開発が進み、そこでの生活・事業が定着していますから、いまさら”古都京都”らしい景観を取り戻すことは相当に困難です。

条例の導入はそれに向けての第一歩ということでしょうが、やはり道のりは険しいようです。

一時的には個人の不動産価値を下げるような規制になってしまいますから、反発が起こるのも当然ですし、いきなり強制執行するような社会でもありません。長い時間をかけて住民みんなの理解のもと進めなければならないことだと思います。

シンポジウムに参加していろいろ感じるところはありましたが、どうしても気になる点があります。それは、規制内容をクリアすること=京都らしい建築とはなっていないことです。建売住宅の紹介もありましたが、確かに瓦を葺いて庇も付いていますが、京都らしい風情はかけらも感じません。限られた予算の中でつくるのですから仕方ないとは思いますが、いかにも”なんちゃって和風”みたいな感じです。

一方、”文脈を読む”と表現されましたが、その地域の歴史伝統を読み込んだデザインであれば、特例を認めておられます。

”文脈”といわれるとなんともあいまいです。先程も書いたように、すでに無計画に開発されているところの文脈はどのように読み解けばよいのかわかりませんし、では100年後200年後のビジョンをというと、それが正しいのかどうかをだれが判断できるのかという問題があります。

う~ん、難しい。要するに、建築デザインをするものがレベルアップしないとダメということですね。

いずれにしても、私たちは、少なくとも京都というまちが持つ歴史・文化・風俗・習慣などをよく勉強し、それをデザインに生かしていくことが必要なのだと、あらためて感じました。

屋上防水工事

屋上防水の改修工事をしました。

鉄筋コンクリートの建物の防水といえば、アスファルト防水やシート防水がほとんどで、改修の際には押えモルタルやシートを撤去して行うやり方がほとんどで、結構大変でした。

今回採用したのは、リベットルーフという工法で、既存の屋根スラブの上に施工する方法をとりました。しかも、新しい防水層の下に断熱材をはさみ込むので、CO2削減効果もあるという優れた工法です。

写真の茶色いのがウレタンパネル、丸いのがIHディスクと呼ばれるもので、このディスクをアンカーで下のスラブに止め付けます。

この上に、防水シートを載せるのですが、いわゆる絶縁工法と呼ばれるもので、下地に密着させずに固定することで、下地が動いても防水層が壊れないようにします。ではどうやって固定するのかというと、先程のディスクにビニル製のシートを溶着させます。

この写真が溶着しているところ。実はIHディスクを、特殊な器具を用いて加熱して溶着させているのです。それが、IHクッキングヒーターと同じ仕組みだから、IHディスクと呼ぶのだそうです。

さらに、シート同士の重ねの部分を溶着して出来上がりです。

下地をめくらなくていいので、工期も早く、ゴミも少なくて済みます。

また、断熱材の効果で冷暖房へのエネルギー消費を抑えることにもつながりますから、その意味でも環境に優しい工法といえます。

稲荷鳥居

今年も鳥居を建てさせていただくことになりました。ブリーズカンパニーとして独立してから3基目ということになります。ありがたいことです。

お客様から鳥居に付ける額の書き方について尋ねられたのですが、「奉納」という文字を左から書いたのか右から書いたのか覚えていませんでした。

そこで、過去のブログを見てみると、ちゃんと写真を載せていました。

ブログは、まさに日記として振り返るのにも役に立つものですね。

余談ですが、建築の業界に伝わることの中で、”お宮さんの仕事はもうけたらあかん”というのがあります。

「お宮さんの石一つでも持って帰ったらあかん。足の裏の土も落として帰れ」と、ずーっと前に何人かの年配の大工さんからききました。私がすんでいるような田舎では、お宮さん=氏神さんであり、地域の人みんなで”守(もり)”をしているものですから、そこの仕事でもうけてはいけない、むしろご奉仕しなさいという意味のことだと私は理解しています。

その代わりと言ってはなんですが、「お宮さんの仕事をすると、他の仕事を持ってきてくれはる」ともいわれます。一生懸命仕事をすれば、”神さんはみてはるで”というとことです。

ダッチオーブンを使って焼き芋

先日届いたサクラの薪を使いたくてしょうがなかったので、とりあえず家にあった芋を焼いてみました。

そのままアルミ箔に包んで炉の中に放り込んでもよいのですが、ダッチオーブンを使えばアルミ箔も要りませんのでとってもエコな感じです。

小型のキッチン用オーブンの底に焦げ付かないように網を敷いて蓋をするだけ。そのまま炉の中に入れます。

30分でホクホクのお芋が出来上がり。

ちょっと焼けすぎかな。ホクホクというよりもあんこみたいに柔らかくなっていました。

ストーブで焼いた芋はものすごく甘みがあります。これも遠赤外線のパワーなのでしょうか。

心なしか、サクラのチップのようなかぐわしい香りもします。


サクラの薪

今シーズンは薪ストーブでの料理に挑戦していることはご報告していますよね。

ストーブの炉内でオーブン料理をするのですが、ちょっとスモーキーな感じが旨いんです。

そこで、燻製などに使うサクラの薪を使えば、もっと良いフレーバーが付くのではと思い立ち、サクラの薪を購入しました。

さてお味の方はどうでしょうか?またご報告します。

ところで、毎年1t程の薪でやり過ごしてきた我が家ですが、この冬は寒い日が多いということもあって、薪ストーブを毎日のように焚いています。そうすると、準備した薪が底をつきそうな感じになってきました。たまたま、今シーズンは、1.5tほどケヤキの薪を買っていたので、一昨年の残り(クヌギ・ナラ)と合わせて、2tくらいありました。それがみるみる減ってきて、たぶんあと500kgぐらいしか残っていません。この分で行くと、2月初めにになくなってしまいそうな勢いです。

ストーブを毎日使うとすると、1シーズンに3tの薪がいるといわれています。薪ストーブの良さに改めて目覚めてしまったので、来シーズンに向けて薪小屋をつくらねばと考えている今日この頃です。

ブルジュドバイ続報

先日848mのブルジュドバイが完成したというニュースをお伝えしましたが、その後も話題が沸騰しています。

124階にある屋外展望台に入るチケットが2週間まちなのだそうです。その2週間待ちのチケットを手に入れるのに2時間並ばないといけないのだとか。入場当日も当然何時間も並ぶことになるのでしょう。

並ばなくてもよい特別チケットも発売されているようですが、これは1枚1万円の値を付けているといいます。

ドバイショックもなんのその、やっぱい世界一には人気が集中しているみたいです。

ところが、そんなブルジュドバイにもアクシデントがありました。

展望台へは124階まで1分たらずで登る超高速エレベーターで行くのですが、なんと、そのエレベーターが故障して、14人のお客さんが高さ430mで1時間閉じ込められたそうです。

怖いでしょうね。

七草がゆのあとは台湾ラーメン

今日は7日なので、朝から七草粥を食べました。

お正月に食べすぎ飲み過ぎた胃を休めるために食べるのだそうですが、今年は正月太りもなく健康体なので、必要ないかもしれません。

だからというわけではないのですが、先程ちょっと早めの昼ごはんで”台湾ラーメン”を食べてきました。私はいつも”台みそ”を食べます。濃い~ものが欲しくなったもんで・・・せっかく七草粥を食べたのにね。

年末はあわただしかったので、散髪もできず、洗車さえも超満員だったのであきらめてしまいました。

年明け早々に3日と4日に1台ずつ洗いましたが、散髪だけがまだでした。いつもお世話になっている近所の散髪屋さんが昨日からはじまったので、さっそく切ってもらい、ようやくお正月を迎えた感じです。

2010年1軒目完成

完成といっても模型ですが。

ストーブの煙突が見えます。

京都市左京区のこの現場は、景観条例関係の届出が必要なほか、埋蔵文化財もあるところなのでこちらも届出が必要です。

朝から文化財保護課へ届出し、市役所で年末に出しておいた景観条例関連の届出済書類を受け取って、ようやく確認申請を提出しました。

着工準備は最終段階です。

あのブルジュドバイが遂に完成!!

地上824mのブルジュドバイが遂に完成しました。

一昨年の金融危機から昨年末のドバイショックもあって、その後の高層ビル計画は凍結状態にあるので、当分の間これが世界一高いビルということになりそうです。

地上440m程ののところに屋外に出られるデッキがあるとか。(これも世界最高)

行ってみたいけど、行くのが怖い・・・。

かつてアメリカのエンパイアステートビルが完成した時、直後に大恐慌がおこり、テナントが入らずエンプティーステートビルと揶揄されたのだとか。ブルジュドバイがそうならなければよいのですが。

薪からゴキブリ!!

新年にふさわしくない話題ですが、このところ我が家ではゴキブリが出没しております。

そもそもそよかぜの家は気密性が高いので、害虫の侵入も難しいはずです。とはいえ、野菜やなどについて紛れ込んでくることはたまにあります。それがこのところしばしばあるので不思議だったのですが、理由が判明しました。

なんと、ストーブ用に持ち込んできた薪にくっついているではありませんか!

外は寒いので仮死状態になっていたのに、暖かい部屋に入って数時間すると息を吹き返すのです。

私も材木屋で育ちましたので、木場にはゴキブリやムカデがいっぱいいることは知っていますが、これはちょっと難儀です。

昨年まとめ買いした薪は、乾燥状態がよくないためものすごく安かったのですが、まさかゴキブリがこんないいたとは予想できませんでした。

室内に入れる前によーくチェックしないといけません。