現場情報
ガルバリウムの波板
テラスの屋根を付けました。お客様はデザインにこだわりがあって、アルミの波板を張りたいとのことでしたが、相当高額になりそうなので、ガルバリウム鋼板で代用することを提案しました。
ガルバリウム鋼板の波板は既製品でもありますが、使う量がわずかだったのでロットで買うより安くすむので、今回は鋼材屋さんがプレスして作ってもらいました。
なかなかいいもんです。
木製のバルコニーとのマッチングもなかなかよろしいですな。お客様も大満足でした。
一年点検、薪ストーブでスローライフを満喫
昨日は彦根のお客様のお宅へ一年点検に伺いました。
あいにくの雨でしたが、鋼板屋根にもかかわらず、室内は雨音もなく快適でした。高気密住宅の力です。
まず気になったのは、ひと冬を越された感想です。
こちらのお宅は、暖房がほぼ薪ストーブだけでしたので、タイマー運転などができませんから使い勝手の面でどうだったのだろうかお聞きしたかったのです。
お客様は、この家を建てて初めて薪ストーブを使われたのですが、相当気に入っていただいたようです。
薪の調達は土地柄近くで原木を入手することもできたようで、チェーンソー・アックスを購入され、薪小屋も手作りで作っておられました。薪を十分に確保しておられたので、毎日思う存分ストーブを楽しめたようです。
ストーブで焼き芋を焼いたり、酒の肴をあぶったり、楽しみながら薪の燃やし方も学習されたようです。
驚いたことに、茶道用の五徳を使ったり、お好み焼のコテを灰とりスコップに使ったり、薪用ラックを手作りしたり、道具にも独自のアイデアを活用されていました。
ワンシーズンにして薪ストーブの達人のように進化しておられました。あっぱれです。
ただ、今の季節のように、朝だけちょっと寒いというようなとき、薪ストーブを燃やすほどでもないので、少し不自由があるようで、以前から使っていた小さなファンヒーターを一台置いておられました。この辺が、薪ストーブの課題でしょうか。
ストーブの話で盛り上がった後、建具・給排水・電気・換気システム・外壁・屋根・樋その他の点検項目をチェックし、問題なく完了しました。
帰りに、ごらんのような立派なイチゴをいただきました。近くで作っておられうのだそうですが、横のテニスボールと比べればわかると思いますが、超大粒です。味も抜群でした。
地盤調査・・・ボーリング
住宅を建てる場合、一般的にはスウェーデン式サウンディング試験という方法で、簡易の地盤調査を行うことが多いと思いますが、今回は、擁壁の構造計算をするために、詳細な地質・地耐力等のデータが必要なので、ボーリング調査を行いました。
スウェーデン式サウンディング試験では、細い鉄の棒を回転させながら圧入し、地耐力(N値)・地質を推定します。調査する深さは5mくらいまでです。
試験は3~4時間で5ポイントぐらい行い、費用は3万円前後です。
ボーリング試験は、細いパイプを打ちこみながらN値を測定し(標準貫入試験)、実際に土を取り出してサンプリングします。深さも何十メートルも行うこともできます。
さらに、サンプリングした土を使って様々な土質試験を行うこともできます。
これには、深さ10m程度で1ポイントで1~2日かかり、費用も15万円くらい、土質試験の内容によってはさらに高くつきます。もちろん、ポイント数が増えればその分高くつきます。
一般の住宅の場合、費用の面からも、前者の検査を行うことが一般的です。
鳥居の建て方
今日は大安吉日なので、お稲荷さんの鳥居を建てに行きました。
先日こしらえた、石と木の継手はご覧のとおり。
石が重かったので据付に手間取りましたが、無事立ち上がりました。
あとは、化粧直しをして完成です。完成写真は後日アップします。
洗管
洗管という仕事があるのをご存知でしょうか?
文字通り、管を洗うのですが、管は下水道などの配管です。下水道の工事をした時、完了して検査を受ける前に、管の掃除をします。これを洗管屋さんにお願いするのです。
これとは別に、住宅の排水管も洗ってくれる業者さんがおられます。今回は、築10年あまりのお宅の排水管・排水ますを洗ってもらいました。
普段排水管や排水ますをご覧になることはないと思いますが、ものすごく汚れていることがあります。このお宅では、台所からです油分が固まって、配管をふさぐほどになっていました。この油分というのは、何も油もんをよく食べるからというのではなく、洗剤に含まれる油なども固まるのだそうです。洗いものをまとめてすると、油分も一気に流してしまうのですが、こまめにする方の方が配管内に油分が残ってしまい、それが固まるのだとか。
洗浄の方法は、流しの排水口から水酸化カリウムの溶液を流し、油を分解した後、高圧洗浄します。
水酸化カリウムは強いアルカリ性で、油などの酸性汚れを分解します。
高圧洗浄した時に流れ出てきた水がご覧の写真です。
とどめに、流しの排水口からパッコンでパコパコすると、一気にゴミが流れ出ました。最後に排水ますをきれいに洗って完成です。2時間ほどの作業で、すっかりきれいになりました。
ポストの修理
ポストの蓋が割れたので取替ました。
随分古いものなので、部品があるかなと心配したのですが、デザインが全く変わっていないので、ちゃんとパーツがそろっていました。さすがは松下さんです。
屋根の雨音が・・・
先日引渡をしたお宅で、裏のテラスに波板の屋根をかけたところ、雨音がうるさいとのこと。
見てみると、2階の屋根のすがり(欠き込み)部分で、樋との隙間が1cmほどあり、そこからポタポタと落ちているようです。
通常であれば問題はないのでしょうが、下に波板を張ったので大きな音がして、周りが静かな夜には、さすがにちょっと気になるようです。
そこで、板金屋さんと相談して写真のような水切りをとりつけました。これで大丈夫のはず・・・。果たして昨日の雨はどうだったのか??
ものは壊れるというものの・・・
形あるものは必ず壊れる・・・とはいえ、たてつづけに壊れると困ったものです。
今日はお客様の家で、洗濯機を入れ替えるために建具を外しに伺いました。
10年ほど前に建てたお家ですが、洗面所の入り口寸法が狭かったので、片引き戸を付けると洗濯機や浴槽の出し入れができなくなってしまいます。そこで、お風呂の窓を大きめにして、将来の入替に対応しようということにしたのです。
そういえば、最近はドラム式の大型のものがあります。10年前は、洗濯機は60cm以上のものはないというのが常識でしたが、今では65cmを超えるものもあるようです。奥行きも70cm以上あり、洗面台と並べても大きく飛び出してしまいます。
家電製品を買い替える時も、場合によっては設計士に相談する必要がありそうですね。
ところで、実は我が家でも、いろいろと故障続きです。
この間からビデオカメラが動かなくなってしまったのですが、修理に2万円以上かかるというので、思い切ってあたらしいものに買い替えました。
今まで使っていたビデオは、テープに録画していたので、いちいちそれをDVDにコピーして保存していました。今回購入したものは、本体のメモリーで保存するのでテープが要らず、何と言っても格段に小さいです。しかも、今までと同じ画質なら、10時間くらい録画できます。技術の進歩は目覚ましいですね。
ただ、今度は写したデータをパソコンなどにバックアップをとらないといけません。高画質で撮るとDVDでは容量的に不足なので、外付けのハードディスクが一番安くて安心かなと考えています。そうなると不安なのは、パソコンのスペックです。何GBというような画像データを処理できるかな??
水圧が不安定になった!!
先々週のこと、2000年ごろに新築させていただいたお客様から、水圧が急に下がったりすると電話がありました。
さっそく伺ってみると、トイレ・キッチン・お風呂・洗面すべての場所で、水圧が極端に下がってしまい、しばらくすると元に戻るということがあるとのこと。前日から急になるようになったそうです。
器具を調べたところ、トイレの手洗いの自閉水栓が傷んでいたものの、他は異常ありません。外部配管・メーターを調べたところ、漏水の様子も見当たりません。いったいなぜ???
ということで、ここは水道屋さんに相談をしました。9年前に配管工事をしてくれた近所の業者さんに連絡すると、すぐに来てくれましたが、やはり原因はわかりません。こうなると、メーター廻りに異常があるとしか考えられないということになり、週明けの月曜日に役場の水道課に相談することにしました。
水道課によると、メーターの故障はほとんどありえないが、メーターの先にある逆止弁にトラブルがあるかもしれないというので、とりあえず逆止弁だけ取り換えてみました。
逆止弁というのは、水道本管の水圧が急変動した時に逆流するのを防ぐためのものですが、どうやらこれに何かが詰まっていたようです。あれから1週間、トラブルはないようですので、原因はこれだったということでした。
それにしても、この業界で20年ばかり仕事をしていますが、初めてであったトラブルでした。水道屋さんも初めてということなので、よほど珍しいことに遭遇したようです。
雨漏り修理
築15年あまりのお宅で雨漏りがありました。
当時デザインを有名な設計事務所が行った物件でしたが、軒の出がほとんどなく、厳しい納まりでした。こういう場合いつもそうなのですが、デザインをした設計事務所は何の責任も取ってくれませんので、お客様が「何とかして」と泣きついてこられます。経年劣化が見られ、外壁の補修が必要なのですが、お金もかかるので、とりあえず応急処置をすることにしました。
今回使ったのは、浸透性の防水材で、塗るだけで撥水してくれるというものです。シリコンを含有しており、かなり高い撥水性を有するのですが、反面その上から塗装することができなくなります。
ここでは、とりあえず早急に止めたいことと、次回の外壁修理の時には下地補正もするということで、この材料を採用しました。
漏水個所は、吹抜けになったパティオ(中庭)の2階の壁。最上部の高さは地上から9mにもなります。ここに足場をするとなると結構大変なことになりますので、なが~いノズルの噴霧器で、撥水剤を吹き付けてやろうと考えたわけです。
吹抜けの窓に足場板をかけて、その上に立って目いっぱい手を伸ばせば何とか届きました。とてもお見せできない危険な行動です。私は高いところが大丈夫な方なので、怖くはなかったのですが、意外なところに落とし穴がありました。
帽子もかぶらずに噴霧器で上向けに散布したものですから、当然ながら頭から撥水剤を浴びてしまっていたのです。
お風呂で頭を洗ったとき、超撥水ですからお湯をはじいてしまいます。シャンプーもなじまず、何度も洗いなおしました。
今日洗濯している服もどうなっているのやら・・・
まあ、私はともかく、雨漏りが止まってくれればいいのですが、風の強い日の雨がきたら結果がでるでしょう。
鋳鉄配管の排水管
近所でトイレの改造を頼まれました。
築40年くらいの鉄筋コンクリート造の住宅で、当時はさぞ”はいから”な建物だったんでしょうが、トイレが和式なので、洋式に取り換えたいとのことでした。
土間コンを取り壊して掘り返してみると、排便管が鉛管でした。珍しいものを見たと思っていたら、その先の排水管は鋳鉄管でした。
水道屋さんの職人はまだ20代の若手だったので、鉛管も鋳鉄管も扱ったことがありません。どうして配管してよいものか困っていたところ、水道屋さんの社長さんが登場。なんなくやってくれました。40年前に社長自ら工事をしたのだそうです。
地元の業者さんってやっぱり必要ですね。
定期点検
昨日城陽市のお客様のところに定期点検を兼ねてお伺いしました。
11月に引っ越しされて、本来であれば1カ月点検を年末にするところなのですが、年末年始はお客様のお仕事もお忙しい時期なので、少し遅れての点検となりました。
点検内容は、建具の開閉・スイッチなどの電気系統・給排水の配管などにはじまり、結露・断熱・遮音などについても、ヒアリングや私自身の体感でチェックします。24時間換気の働き具合も確認します。
今回は2カ月半経っていますので、日常のお手入れや点検の方法、暖房や加湿の具合といった生活レベルのアドバイスをさせていただくと同時に、実際に住んでみての感想やご意見もお伺いしてきました。
私自身気になっていた点は、遮熱シートの断熱性能です。ウレタンを使用する場合に比べ、熱容量が小さいので、夏の夜の快適さは高まるものの、冬には不安を残しています。特にこちらのお宅は、延べ面積が200㎡を超える比較的大きなお宅でもあることから、ガスのエコジョーズを使用した温水暖房を取り入れましたが、そのきき具合を確認してきました。
室温は15℃前後とやや低めの設定ながら、湿度は60%近くに保たれ、快適な状態でした。普段過ごすことの多いダイニングキッチンは床暖房があり、リビングの座るところのすぐ横に温水ラジエーターがあるので、低めの温度設定でも輻射熱で温かく感じることができているのでしょう。そういう意味では、ものすごくかしこく使っていただいているのではないかと思います。
暖房能力にはまだまだ余力がありましたので、適切な暖房計画を組み合わせれば遮熱シートでも遜色はないという感じです。
点検の結果、玄関ドアのリモコンスイッチの不良と、ガス機器の不具合がありました。
リモコンキーは電池の液漏れなので交換対応。
ガス機器については、警告システムの調整を行うことにしました。
あと、塗壁の割れについても確認しました。木材との取合い部分に、木の動きにより隙間が生じたのと、入り隅部分でヘアクラックが発生している個所がありましたが、問題のない範囲でした。事前に自然素材の欠点としてご説明していましたので、構造的に問題がないことを私の目で確認したことで、ご安心いただきました。
お客様のご感想をお聞きしたところ、「あったかい」とのことでした。引越のバタバタの中でも、湿度計と加湿器をお渡しして、十分な加湿をお願いしていたこともあって、子ども達も、周りが学級閉鎖になっているにもかかわらず、風邪もひかず元気に過ごしていただいているようです。
こちらのお宅は、寝室と子供部屋にICASシステムを導入していますので、その効果もあるのかもしれません。
それにしても、ご家族が健康に過ごしていただいているとお伺いして、何より安心しました。
ありがとうございました。
googleの地図
懇意にしている業者さんの依頼を受け、ちょっと遠方の現場を見に行く必要がありました。
事前に場所を確認するためにグーグルマップを見ていたところ、ストリートビューができるところだったので、さっそく使ってみました。道路わきの工作物までそこそこの画質で写っており、実際に現場に行っていないにもかかわらず、だいたいの感じがつかめてしまいました。
現場に行っている協力業者さんと電話で打ち合わせをしたのですが、画像で見ているイメージがあったので、けっこうリアルな話ができました。
一応現場を確認してきましたが、行かなくてもよかったかも知れません。
これ結構使えます。
階段の手すり
先日完了検査を受けた時に、検査官から階段手すりの取り付けを要求されました。
これを受けて、写真のように握れる手すりを連続して付けました。
手摺については、行政によって判断がまちまちです。
最近ではリビングに階段を設けいることが多いこともあって、階段そのものをデザインとして見せることもしばしばです。雑誌等で紹介されている階段でも、手摺がわりにロープが渡してあったり、中には完全に何もないものまであります。
今回の現場はご覧の通り手摺壁が付いていて転落防止にはなっているのですが、バリアフリーの考えによるところの、つかむものがないとの解釈でした。事前のお客様との打ち合わせの中では、お年寄りが来られた時は握る手すりがあった方が安心ですねというご説明もしていましたが、邪魔になるので当面はいらないとのことでしたが、検査済証をもらうために、早々に取付をしました。
以前は、転落防止をやかましく言われ、たとえば手摺に格子を用いた場合、格子のピッチに気をつけたりしたものですが、前述のようにそのことは全くとがめられません。おそらく、検査員のチェックリストの項目に載っていないのだと思います。
法律でこう定めてあるからこうしましょうではなく、住み人の立場に立ってデザインは決定しなければならないと思います。運用レベルで、ある程度の融通が利くのはとても良いことだと思うのですが、反面、設計者としては悩むところも増えてしまいます。
塗壁の割れ
自然素材の塗壁はどうしても割れることがあります。多くの材料は割れないように樹脂でかためられていますが、当社で使う材料は、割れてもいいから体にやさしいものというスタンスで選んでいます。とはいえ、割れない方がいいのですが。
尖山ショールームは、高千穂の薩摩中霧島壁を多く使っています。この材料は、火山灰を骨材にしており、乾燥による収縮がほとんどないため割れにくいと言われています。石膏ボードの下地をしっかりと作ればほとんど割れることはありません。
当社では、尖山で初めて採用したのですが、当時開口部の補強や下地補強の必要な部位にはラワンベニヤを使用していました。実はこれがくせ者で、ベニヤの伸縮が意外と大きいのです。耐火ボードで下地を作ったところはほとんど割れがないのですが、補強にベニヤを入れているところは、ほぼすべて割れが出てきました。竣工後すぐに割れが出てきましたので、原因が下地にありと判断し、それ以後の現場では、下地表面には合板が出ないように施工しており、お客様のお宅では大きな割れが起こってはいません。
4月で丸5年を迎えますが、構造材のあばれによると思われるものも出てきました。
写真はおそらく柱の背割れの開きと梁のねじれの影響だと思われます。この部分は耐火ボードの下地だったはずですが、去年の暮にクラックに気付きました。
大きな壁面に塗壁材を使用する際は、ある程度の割れは許容しなければいけないということを、お客様にご理解いただかなければ使えません。
完成現場。今なら見学も可能です!
今朝、JIOの検査が終わり、午後は宇治市の検査を受けて完了です。
フローリング・階段・窓枠・建具は杉材でコーディネート。壁は健康塗壁ダイヤトーマス。
自然素材でナチュラルテイストな仕上げですが、キッチンにビビッドなカラーを入れました。
来週にはお引っ越しなので、それまでに内部は、床のオイル塗り・カーテンの取付・各器具の試運転調整、外部は門柱やウッドデッキなど、大忙しです。
そんなわけで、工事をしながらになりますが、週末から来週水曜日まで、見学していただくことも可能です。
場所は宇治市広野町、広野中学のすぐ近くです。ご連絡いただければ詳しい場所はお知らせします。
工事の予定との調整がありますので、必ず事前にご予約をお願いします。
ご予約は
電話 0774-86-4962
健康塗壁ダイヤトーマス施工中
宇治市の現場で健康塗壁ダイヤトーマスを塗っています。
目地処理をしたボードの上に一発仕上げで施工します。職人さんのセンスで柄が決まってしまいますので、実際に現場で塗パターンを試しながら進めていきます。
この材料は、ペーストの状態で入荷しますので、色の調整と攪拌をするだけでそのまま塗れます。ほぼ中性なので手あれもなく、1~2mmの薄塗りで軽いので、女性でもぬれるほどです。
実際、当社でも左官屋さんに塗ってもらうこともありまあますが、必ずしもそうではありません。左官職人さんは、ピシッと塗ることを毎日しているので、ラフな仕上げをするのがどうも性に合わない感じなので・・・
写真の職人さんは本職はタイルやさんです。下地処理はクロス屋さんがして、塗りつけを手伝ってもらいました。普段タイル用の接着材の塗りつけをしますので、コテをうまく使って均等な厚さに塗りつけるのは左官屋さんバリです。あとは、センスに任せてパターン付します。
この材料、施工中でも全く臭いがありません。ドイツ製のエコバインダー(のり)を使っているのだそうですが、これでどんな下地にでもついてくれるのですから不思議です。また、主成分のケルザイムは食品や化粧品にも配合されるほど安全なものです。
健康塗り壁というだけのことはあります。
当社は、シラスの中霧島壁とダイヤトーマスを使い分けています。
中霧島壁は、施工が結構難しいので、左官職人の腕が必要です。塗厚が結構あるので、その分吸放湿性能は高く、テクスチュアもボリューム豊かです。デザイン的にきちっとした仕上げの時に使います。
今回はラフな仕上げをイメージしているので、ダイヤトーマスを選択しました。
完成写真はそのうちにアップしますのでお楽しみに。