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薪ストーブ

今シーズン最後か!薪ストーブを体験しよう!!ピザ・焼き芋・・・

ずいぶん暖かくなってしまいました。

本来ならば暖かいのはうれしいのですが、薪ストーブクッキングを覚えた私にとってはちょっぴりさびしいのです。

そこで、今シーズンのラストを飾るイベントを開催しようかと思い立ちました。

今週末尖山ショールームへお越しください!!

ピザ・焼き芋・焼きじゃがなどをご用意してお待ちしています。

「ストーブのある家に住みたい!」とお考えの方も、そんなの考えたこともない方も、この機会にご覧ください。

日  3月6日(土)、7日(日)

時  10:00~15:00

場所 尖山ショールーム

☆必ずご予約ください(当日も可、ただし売り切れ御免)

ご予約はこちらへbreeze@soyokazenoie.com

住所・氏名・連絡先電話番号(携帯可)・参加人数・参加日時を明記してください

当日電話でという方はこちらへ0774-86-4962(私の携帯につながります)


ダッチオーブンを使って焼き芋

先日届いたサクラの薪を使いたくてしょうがなかったので、とりあえず家にあった芋を焼いてみました。

そのままアルミ箔に包んで炉の中に放り込んでもよいのですが、ダッチオーブンを使えばアルミ箔も要りませんのでとってもエコな感じです。

小型のキッチン用オーブンの底に焦げ付かないように網を敷いて蓋をするだけ。そのまま炉の中に入れます。

30分でホクホクのお芋が出来上がり。

ちょっと焼けすぎかな。ホクホクというよりもあんこみたいに柔らかくなっていました。

ストーブで焼いた芋はものすごく甘みがあります。これも遠赤外線のパワーなのでしょうか。

心なしか、サクラのチップのようなかぐわしい香りもします。


サクラの薪

今シーズンは薪ストーブでの料理に挑戦していることはご報告していますよね。

ストーブの炉内でオーブン料理をするのですが、ちょっとスモーキーな感じが旨いんです。

そこで、燻製などに使うサクラの薪を使えば、もっと良いフレーバーが付くのではと思い立ち、サクラの薪を購入しました。

さてお味の方はどうでしょうか?またご報告します。

ところで、毎年1t程の薪でやり過ごしてきた我が家ですが、この冬は寒い日が多いということもあって、薪ストーブを毎日のように焚いています。そうすると、準備した薪が底をつきそうな感じになってきました。たまたま、今シーズンは、1.5tほどケヤキの薪を買っていたので、一昨年の残り(クヌギ・ナラ)と合わせて、2tくらいありました。それがみるみる減ってきて、たぶんあと500kgぐらいしか残っていません。この分で行くと、2月初めにになくなってしまいそうな勢いです。

ストーブを毎日使うとすると、1シーズンに3tの薪がいるといわれています。薪ストーブの良さに改めて目覚めてしまったので、来シーズンに向けて薪小屋をつくらねばと考えている今日この頃です。

薪からゴキブリ!!

新年にふさわしくない話題ですが、このところ我が家ではゴキブリが出没しております。

そもそもそよかぜの家は気密性が高いので、害虫の侵入も難しいはずです。とはいえ、野菜やなどについて紛れ込んでくることはたまにあります。それがこのところしばしばあるので不思議だったのですが、理由が判明しました。

なんと、ストーブ用に持ち込んできた薪にくっついているではありませんか!

外は寒いので仮死状態になっていたのに、暖かい部屋に入って数時間すると息を吹き返すのです。

私も材木屋で育ちましたので、木場にはゴキブリやムカデがいっぱいいることは知っていますが、これはちょっと難儀です。

昨年まとめ買いした薪は、乾燥状態がよくないためものすごく安かったのですが、まさかゴキブリがこんないいたとは予想できませんでした。

室内に入れる前によーくチェックしないといけません。

薪ストーブと消防の規制

昨日は消防署に薪ストーブ設置の相談に伺いました。

住宅を建てる時には、地域によっては消防署の確認を受ける必要があります。消防署では、火災とそれによる被害を防ぐための外装や内装に関する制限が守られているかを確認します。

内装の制限の中で、火気使用室の内装についての定めがあり、火気(たとえばガスコンロなど)を使用する部屋(台所など)の内装を不燃材で仕上げているかをチェックします。

この火気というのが、ガスコンロは該当するがIHクッキングヒーターは該当しないとか、持ち運びのできるガスファンヒーターなどはよいが据置式の石油ストーブは該当するとか、いろいろと難しい部分があります。

薪ストーブに関しては、そもそもそのカテゴリーが確立されていないので、法律もどれを適用するのかがあいまいです。

半密閉式のストーブ(小学校などに置いてある据置式の石油ストーブ)に関する規定を準用すると、ストーブ本体は壁から1m以上離さなければなりません。住宅でそれほどのスペースをとってしまうと困ります。通常はメーカーの基準に従って、遮熱壁・遮熱板などをほどこし、壁になるべく近づけて設置します。

きのうは、壁とストーブとの離隔距離について、消防署に相談に行ったわけです。

ストーブの設置例や実際の壁面温度の測定データなどを提示して説明したところ、メーカーの基準に従って施工してよいでしょうということでした。今回は、いわゆる防火・準防火地域ではないので、消防署の検査もありませんので、これでおしまいということですが、メーカー側としては、測定データなどをまとめておく必要があるかもしれません。

薪ストーブはここ数年人気が急上昇です。私のところにも薪ストーブを設置したいという相談が結構あります。

これだけ普及しているにもかかわらず、それを規制する法律が整備されていないということは不思議です。逆に考えれば事故が起きていないから必要なかったのかもしれません。けれども、煙突工事などはその設計・施工に専門的な知識が必要ですから、きちんとした法整備が望まれます。

ピザパーティーやりました

もう一週間も前のことですが、いまさらご報告を。

お世話になっている出版社のスタッフがみんなで遊びに来てくれました。

当社の担当であるM氏が、「ストーブで焼いたピザを食べさせてください」と言っていたので、「いつでもえーよ」と安請け合いをしていたのですが、来てくれました、しかも6人の大所帯で・・・。

ストーブでピザを焼くには、炉内をある程度の温度に保たなければいけません。当日はそれほど寒い日ではなかったので、部屋は暑すぎるほどになりました。窓を開けながらのピザパーティーとなりましたが、みんなでピザ作りを楽しみました。

ファインもずいぶんかわいがってもらいました。

最後に集合写真。みなさんお疲れさまでした。



薪ストーブでグラタン

先週末はストーブが活躍しました。

せっかく火が入っているので、最近凝りだした薪ストーブっクッキングをやることにしました。

まずは焼き芋。これは簡単で、洗ったサツマイモをアルミ箔にくるんで炉の端っこの方に入れるだけです。30分ほどでホクホクの焼き芋が出来上がりました。

続いて、晩御飯のグラタンを焼いてみました。こちらは中の具材は火が通っているので表面を焼くだけですので、ほんの3分くらいで出来上がりです。

しかし、ここでちょっと問題が発生。

器がほんのり茶色くなってしまいました。薪がオキ状態出なかったこともありますが、すすけたような感じになりました。これが、洗っても落ちません。ちょっと使いこんだグラタン皿みたいになってしまいました。

味の方は、少しスモーキーな香りがしてこれまたよろしい。

薪ストーブ焚き始め。ピザができた!

いっぺんに寒くなりました。

昨日は滋賀県の方に行く予定でしたが、あまりの寒さのため取りやめにして、午後は家で過ごしました。ちょっと休息です。

今シーズン初めてストーブに火を入れました。ちょっと乾きの悪いケヤキの極太薪を燃やしてみましたが、なんとか燃えてくれました。ケヤキの薪はクヌギやナラに比べてゆっくりと燃えてくれるので、炉内の温度はそれほど上がらず、1本の極太薪で2時間くらいもちます。

ストーブの横で、ソファーに寝っ転がっていると家にいながら癒されます。

ゆっくりしついでに、この前京阪エンジニアリングさんで買ってきたピザ用の台を試してみることにしました。

実は、我が家にはホームベーカリーなるハイテクマシンがありますので、これを使えばピザ生地は自動でやってくれます。妻がこれを使って生地をつくり、ご覧通りピザの出来上がり。

これをストーブに投入

画像がぶれてしまいました。そして、出来上がり

どうです。うまそうでしょう。

メッチャうまかったです。

ちょっとスモーキーな香りがしますが、それがまたいいですね。

スモークチップを使えば香りづけもできそうです。

これからいろいろ楽しめそうです。


薪ストーブでやきいも

昨日は京都市内で打合せの後、薪ストーブの京阪エンジニアリングさんにお邪魔しました。

今設計中のお宅に設置する薪ストーブの打合せも兼ねて伺ったのですが、店内はお客様が2組おられたので、邪魔をしないように待っていました。すると、ちょうど良いタイミングでサツマイモが焼きあがったのでと持ってきてくださいました。

これがその写真。写真では伝わりませんが、アツアツホクホクでした。

薪ストーブには、調理にも使えるクッキングストーブと、そうでないものがあります。

いままでは、クッキングストーブ以外のものでは、トップでお湯を暖めたりするくらいにしか使っていなかったのですが、最近になって、燃焼室をオーブン代わりに利用する方法が確立してきました。

実は、今年の夏に京阪エンジニアリングさんが行われた、薪ストーブ講習会でも、いわゆるクッキングストーブではない、ヨツールF500やネスターマーティンS43を使って、ピザを焼いてふるまっておられました。これを見て、うちでもやりたいと思っていたのですが、サツマイモをいただきながらそれを思い出し、ピザ焼き用のツールを買って帰りました。

今シーズンは、尖山ショールームでもピザをふるまうことができると思います。乞うご期待!




薪ストーブの煙突掃除

年に一度の煙突掃除をしました。

昨シーズンは、広葉樹の薪だけでなく、現場ででる杉やヒノキの端材をずいぶん燃やしましたので、煤が多いかと心配していましたが、どうだったのでしょうか?せっかくなので、煙突掃除の方法を順を追ってご説明しましょう。

<事前準備>

手袋、テープ、古新聞、ビニール袋、プラスドライバー

手袋、テープ、古新聞、ビニール袋、プラスドライバー

ご覧の材料ともちろん煙突掃除用のブラシとロッドを用意します。

<煙突の取外し>

ストーブ本体と煙突を固定しているビスをはずします

ストーブ本体と煙突を固定しているビスをはずします


二重煙突とのソケット部分のバンドをはずし

二重煙突とのソケット部分のバンドをはずし


左に回すと外れます(熱伸縮部分をちぢめます)

左に回すと外れます(熱伸縮部分をちぢめます)


煙突を取り外した状態

煙突を取り外した状態

 書き忘れましたが、用意した古新聞は足元に敷いています。

<掃除開始>

はずした煙突はそのまま屋外に置いておいて、先に屋内から行います。

ブラシにロッドを取り付けて煙突に突っ込みます

ブラシにロッドを取り付けて煙突に突っ込みます

このときちょっと煤が落ちてしまいました。ビニール袋でおおってからやる方がよさそうです。

煙突口全体にビニール袋をかぶせます

煙突口全体にビニール袋をかぶせます

ロッドは当然動かせるようにしてあります。いつもはちいさな穴をおあけるのですが、今回は袋の口をテープでふさいでみました。(結果はさっき書いたとおり、いつものやり方の方がよさそうです)

ロッドを押し上げて順次つぎたしていきます

ロッドを押し上げて順次つぎたしていきます

うちの煙突の場合、90cmのロッドを全部で7本つなぎます。たいがいの家はこれで足ります。

てっぺんまでゴツンと当たったら、今度は逆に1本ずつはずしながら引っ張り出していきます。

袋の下の方にたまっているのが煤です。これをそーっとはずせば中は終わり。

取り外した煙突

取り外した煙突

はずしておいた煙突の先に袋をかぶせ、先程の要領でブラシを突っ込んでまた引き抜きます。

最後に煙突を立てて中の煤を袋の中に落として完了。

<ストーブの掃除>

ストーブに煙突がとりついていたところ

ストーブに煙突がとりついていたところ

先程煙突をはずした部分です。覗いてみると煤が落ちてたまっています。ここを掃除機で吸い取ります。

ストーブ製造のときにはみ出した耐火セメントがポロポロと落ちていることがありますが、これもとっておきます。(性能には影響ありません)

掃除機は家にあるものでも大丈夫ですが、私は現場用の掃除機でやります。

<組立>

あとは、はずしたものを元に戻して完了です。

今日とれた煤はこれくらい。どんぶりいっぱいくらいでしょうか?去年はマグカップくらいでしたので、2倍くらいありました。

とれた煤

とれた煤


針葉樹は煤が多いといいますが、結果としてはその通りでした。ただ、年に1回の掃除をするのならそれほど問題にはならないくらいではないでしょうか。

しかし先日、彦根市のお客様が煙突掃除をされたところ、どんぶり3杯分くらいとれたとおっしゃっていました。ここでも建築廃材を毎日燃やしておられたそうです。使われた薪の量がうちの3倍(3t)ほどですから、ちょうど計算通りという感じです。

薪ストーブを快適に安全に使うためには、きっちりとした煙突設計は言うまでもありませんが、普段のお掃除が重要です。

煤がたまったまま放置すると、煙道が細くなるばかりでなく、煤が煙突の中で発火していわゆる煙道火災を起こしてしまう危険があります。自分ではできないという方は、煙突掃除屋さんに頼んででも必ず毎年しておきましょう。

薪ストーブ用の薪を準備

今シーズン分の薪を仕入れました。

例年は、舞鶴の堅木屋さんでお世話になっているのですが、今回は、6月に行われた京阪エンジニアリングさん主催の薪ストーブ講習会のときに営業に来ておられた「薪屋一」という薪屋さんで買いました。というのも、ご覧のケヤキの薪が20,000円/tという破格の値段だったのです。一般に流通している乾燥済みものだと、クヌギ・ナラなどで70,000円~80,000円くらい、ケヤキだと100,000円くらいしますから、これは相当安いのです。ただし未乾燥ですが。(堅木屋さんごめんなさい)

詳しく尋ねると、薪を割った状態での重量なので、乾燥すると半分くらいになるという想定で、このような値段だったようです。しかも、購入は1t単位、運賃は別です。ちょっとリスクはありますが、たとえ半分だったとしても相当安いので、一度試しに購入してみることにしました。運賃が結構高いので、思い切って2t買うことにしました。

で、写真のようなボリュームになったのですが、実は、これで1.5tです。近くで薪ストーブをお使いのお客様にお話ししたところ、分けてほしいということだったので、500kgだけそちらにお譲りしました。

というわけで、昨日の早朝、ご覧の量の薪を配達してもらいました。

荷降ろしを手伝いますよと言っておいたので、2tの薪を運ぶはめになったのですが、未乾燥ということもあって、かなり重い!!

ご覧の薪1束で、15kgくらいあるのですが、これを両手に持って運び込みます。薪屋さんが2人来てくれていましたが、荷卸もしますので、実質的には私が半分くらい運んだ計算になります。時間にしておよそ1時間、それも早朝7時~8時、これはかなり堪えました。

休憩をしている時に薪屋さんと話をしていると、今年から本格的に薪の販売を始められたようで、価格設定を間違われたみたいでした。帰り際に、チラシをくれました。クヌギ・ナラなどのミックス薪が37,000円/t(送料別)です。ちなみに通常価格68,000円のところと書いてあります。そうするとやっぱり今回購入した価格は間違いですね。

ケヤキのような乾燥しにくい薪が、シーズンまでにどこまで乾燥できるのかちょっと不安もあります。ウチでは、今までガレージ内に1tほどの薪を何とか置いていたのですが、今回2tはとてもおけないので、軒下をご覧のような薪置場にしてしまいました。


薪ストーブのメンテナンス

先週末に薪ストーブのメンテナンスについての講習会に参加しました。

当社も薪ストーブの施工でお世話になっている、京阪エンジニアリングさんの主催で、今年で10回目を迎えるそうです。

小雨模様にもかかわらず、200人くらい(パッと見た感じです)の参加者が熱心に聞いておられました。

ウチのストーブはヨツールのF500というタイプで、触媒などはついていません。普段の手入れは煙突掃除くらいなのですが、そろそろガスケットを交換する時期を迎えていますので、交換方法を勉強しようと参加しました。

ガスケットの交換方法は意外と簡単なので、またの機会にご紹介します。それよりも、目を引いたのが、ピザです。

京阪エンジニアリングさんのオリジナルパーツとして各ストーブ用にカスタマイズされたピザセットというのが売られていて、デモを兼ねて焼いたピザが振る舞われました。私の使っているF500も含め、多くのストーブはいわゆるクッキング用のストーブと違って、パンを焼いたりするのは無理だと思い込んでいたのですが、ピザがどんどん焼けていくではありませんか!!

これはよく考えてあるわ~と感心しきりでした。私も来シーズンはぜひピザを焼こうと思ったものの、そのパーツが20000円以上もするので、何か代用品を探してみようと思います。

S43 見にくいですが中ではピザが焼かれています

S43 見にくいですが中ではピザが焼かれています

ずらりと並んだストーブからピザが次々と出てきます。まるでピザショップの厨房です

ずらりと並んだストーブからピザが次々と出てきます。まるでピザショップの厨房です

 


 
煙突掃除の実演
煙突掃除の実演
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

薪ストーブ設置完了!

薪ストーブの据え付けが完了しました。

今回も、ネスターマーチンのS33という小型のタイプです。

LDKの中央に鎮座して、家族の集いの場となることでしょう。

ちなみに左手奥に見えるのは先日ご紹介した蓄熱暖房機「暖吉くん」です。

薪ストーブが大活躍!!でも湿度は大丈夫?

急に寒くなりました。

今朝の宇治市の最低気温はマイナス2℃でした!!

こんな時こそ薪ストーブが大活躍です。

またちょうどいい具合に、現場の残材(杉・松など)が少しあったので、これを燃料として活用してみました。

針葉樹は油分を多く含んでいるので、高温で燃やさないとクレオソートが煙突などに付着してしまいます。かといってあまり高温にするとストーブ本体を傷めてしまうので注意が必要です。

私がつかっている薪ストーブは、ヨツールのF500です。このストーブは針葉樹も燃やすことができます。

針葉樹は細いものばかりということもあって、あっという間に燃えてしまうので、1時間ほどで燃料を補給してやらなくてはなりません。結構面倒ですが、一日分が燃料代タダの上に倉庫の整理もできたので、そのくらいの手間は仕方ないかと納得です。

こんな調子で燃やし続けていると、室内は暑いくらいになってしまい、夜にはストーブを消さなくてはならないほどでした。

そこで、寝るときにはいつもの温水ラジエータのスイッチを入れておきました。

おかげで、マイナス2℃の屋外にもかかわらず、朝の室内は20℃でした。

ところが、湿度がえらいことになってました。

寝る前に、2台の加湿器の水を満杯にしておいたのですが、ちょっと朝寝坊して7時に起きたときにはすでにからっぽ。

湿度は何と35%でした。

さっそく加湿器に水を入れ、10時現在ようやく40%ほどに回復しました。

ちなみに、現在外は気温4℃、湿度50%ほどです。このときの水蒸気量は、3.2g/m3です。

この外気が換気によって室内に入ったとき、20℃に温められますから、そのままだと湿度18.5%になります。(計算方法は今日は省略します)

湿度を40%に保つためには、5.4g/m3の水蒸気を供給しなければなりません。

換気量は、法定換気量の1時間当たり0.5回、我が家の容積を600m3(200㎡×3m)とすると、一時間に入れ替わる空気の量は300m3です。

ということは、1時間当たり、5.4×300=1620gの水蒸気が必要ということになります。

すなわち、24時間当たり、38.4リットルもの水がいるということなのです!!!②リットルのペットボトルが19本ですよ!!!ましてや、下がってしまった湿度を上げるためには、さらに多くの水がいるということになります。

我が家の加湿器は、8リットルと4リットルの2台です。これがフル回転すれば、どうにか供給できる量です。「うちの壁は調湿性能があるから乾燥しませんよ」なんていう業者さんがいますが、冬の間毎日こんな日が続いたら、魔法でも使わない限り無理なんですよ。

犬はよろこび・・・?


ゆーきやコンコン・・・では、犬は庭を駆けまわるものなのですが、実際はそうでもないようです。

愛犬ファインは、トイプードルで、冬毛に生え換わりませんので、結構寒がりです。散歩に行く時は服を着せないといけないのだそうです!?

家の中ではどうでしょう。夏場タイルの床でべったりとなっている姿をご披露しましたが、今はこんな感じです。

薪ストーブの前を陣取り、火の守をしています。

尖山ショールームをgooglemapに登録

そよかぜの家の尖山ショールームを、googlemapに登録しました。

「そよかぜの家」で検索すると出てきます。ストリートビューで表からも裏からも見ることもできます。

ショールームは事前予約が必要です。何と言ってもふだん私が住んでいる家なので、お客さんがお見えになる前に少しは片づけないと・・・。

自宅をショールームに開放するメリットは、何よりも自分自身が住んでいますから、住み心地・使い勝手を実体験でお伝えできることです。大きな吹抜けの開放的な空間にすると、実際はものすごく空調費がかかるとか心配されますよね。そんな疑問にも、ズバリお答えできます。そして、そよかぜの家の性能を最大限引き出すために、自らがモニターとなって工夫を重ねていますから、住み方まで突っ込んだフォローが可能なのです。

今なら、薪ストーブの暖かさ・なんともいえないやさしさも体感できます。ぜひこの季節に。

ストーブ薪の樹種による違い

昨日はかなりの冷え込みでした。尖り山ショールームも一日中薪ストーブを焚いていました。

今日は、ストーブ用の薪の種類についてご紹介しましょう。

ストーブ用薪には広葉樹を使いましょうという話は何度かしているかと思いますので、その先の話を。

広葉樹といっても種類はいっぱいあります。薪として流通しているもので一番多いのはおそらく、クヌギ・ナラなどでしょう。インターネット通販ではだいたい1束(6~8kg)あたり500円前後で売られています。ちょっと高級な薪ということで、サクラ・カシ・ケヤキなどがあります。これらは流通量も格段に少なく、価格も1束あたり600~800円もします。

それではこの価格の違いは何なのかをご説明します。

もっとも大きな理由は火持ちの違いです。ちょうど昨日は去年買った1束600円カシの太薪と今年買った1束400円の広葉樹ミックス薪を比べてみました。

カシの薪は極太なので、1束に3本くらいしか入っていませんがその力は強大です。2本の極太薪を午後1時ころ放り込んで火を小さく絞った状態で外出し、夕方5時ごろ帰宅するとまだかすかに火が残っていました。もちろん家の中はポカポカです。燃費を計算すると、600÷3×2 ÷ 4 = 100円/時間 ということになります。

一方、帰宅後、カシの薪がなくなったので、広葉樹ミックス(こちらは細い目で1束に7~8本入っています)を4本投入。こちらは1時間おきぐらいに薪を足してやらないといけないので、最後に投入した11時までに、2束使いました。おそらく深夜1時ごろまでは火が残っていたと思いますので、それで燃費を計算すると、400×2 ÷ 8 = 100円/時間 ということで、カシと同じくらいになりました。

燃費は同じなのですが、カシの場合、2~3時間ごとに薪を足すだけなので、手間がかからないというメリットがあります。単に薪を入れるということだけでなく、その前段階で薪を倉庫から運んでくることを伴いますから、ヘビーユーザーにとっては大変ありがたいということになるのです。

ただ、欠点として火が付きにくいということがあります。その点広葉樹ミックスはすぐに火が点きます。焚き付けの時には、広葉樹ミックス(私は針葉樹も使います)、火が安定したらカシという使い分けがベストかもしれません。ナラやクヌギについても、カシに比べると火持ちはだいぶ劣りますがその分火点きはいいといえます。要は燃費に応じて価格が決まっていると考えてよいと思います。

週末だけとか、夜だけ使うという方なら、広葉樹ミックスなどの安価な薪で充分だと思いますが、一日中使うという方は、カシの極太を試してみてはいかがですか?

ちなみに、私がここ数年購入している薪屋さんは、今シーズン分は完売のようです。極太薪を手に入れるのはなかなか難しいので、来年早めに段取りしてみてください。

真冬か?!

593d2278.jpg昨日からの冷え込みは強烈ですね。
九州でも雪が降ったのだとか。

京都では最低気温が1℃、最高気温も10℃ほどだった上、風が強いので体感的にはもっと寒かったように思います。

こんな日でも、そよかぜの家なら大丈夫。
我が家では待ってましたとばかりに薪ストーブに火を入れました。

薪ストーブを燃やすのは単に温まるだけでなく、なんともいえない癒し感があります。寒くなるのが待ち遠しいくらいです。

昨年から、針葉樹の廃材を燃料として利用するため、空気の絞り具合を調整して燃焼温度を安定させる工夫をしています。
空気を入れすぎると、炉内の温度が上がりすぎ、ストーブを傷めてしまいますが、逆に温度が低いと不完全燃焼を起こしてしまい、煙やにおいが煙突から出てしまいまい、ご近所に迷惑をかけてしまう恐れがあります。
火加減の調整は結構難しいのですが、家の中でする”火遊び”は何ともいえず楽しいものです。

ところで、写真にストーブのまわりの柵が写っていますが、小さな子供がいるわけではないのですが、うちには子犬がいるので念のため設置しました。

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今シーズンの薪確保!

0e143efd.jpg薪ストーブ用の薪は、早めに準備しておかないと売り切れてしまいます。
今年も例年お世話になっている薪屋さんにお願いしました。
9月末に注文したのですが、その時点ですでにケヤキの太薪は売り切れていたので、今回は広葉樹ミックスという比較的安価なタイプにしました。

写真の量で約800kgです。
値段は運賃込みで6万円あまり(安い方だと思います)

ここの薪屋さんは、早めに予約すると、運送屋を使わずに自社のトラックに積み合わせて配達に来てくれます。(送料も安くしてくれます)
今年は小学生のお子さんも一緒に来てくれたようです。

薪ストーブにかかわる人は、ストーブ屋さんも薪屋さんもあったかい人が多いですね。そんな人たちとの触れ合いも、薪ストーブの楽しさかもしれません。

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煙突掃除

caf383df.JPGお客様のストーブを点けたあと、家に帰ると、やっぱり自分もストーブをつけたくなってしまいます。
と言ってもやはりまだ暑いので、家族からは却下されました。
仕方なくというわけではないんですが、薪ストーブシーズン到来を前に、煙突掃除でもしておこうと思い立ちました。

昨年は杉や桧などの針葉樹もけっこう燃やしたので、前回に比べると少し多めの煤がとれました。それでも、マグカップ一杯分くらいです。

所要時間は約30分。長男が助手兼カメラマンとして手伝ってくれました。

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薪ストーブの火入れ

820f0c42.jpg4月に引き渡しをしたお客様のストーブの火入れをしました。
薪ストーブライフのスタート、おめでとうございます。

今回採用したストーブは、ネスターマーチンS33です。
小型ながら高性能なストーブで、燃焼効率は抜群です。
ネスターマーチン独自のWOODBOX燃焼方式で、給気を絞ってもしっかり燃焼してくれます。炎のゆらめきも独特で、つい見とれてしまうほどです。

お客様も、その温かさには驚いておられました。
寒くなるのが待ち遠しいといった感じです。

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薪ストーブ講習会

4e5be8d3.JPG薪ストーブの専門店、京阪エンジニアリングさん主催の薪ストーブ講習会が行なわれました。毎年恒例の行事なのですが、私は今回始めてのぞかせてもらいました。
ご覧のように大盛況です。近畿一円とまでは行かないまでも、かなり遠方からもこられていたようです。

内容は、ストーブのメンテナンス講習や関連ツールの販売のほか、コンサートや木工教室など、子供たちも楽しめるものでした。
開催場所が宇治市の山奥にあるYMCAリトリートセンターというところでしたが、ここは携帯電話が入らないんです。昨日は工事中の現場が気になったのであまり長いこといられなかったのが残念です。

それにしても、薪ストーブのユーザーってけっこういるんですね。その多さにまず驚かされました。そして、参加者みんな仲がいいんです。アウトドア派、ファミリー派といった感じで、ご夫婦やご家族そろっての参加が多く、知らない同士でも気軽に打ち解けられるような、なんともいえないいい雰囲気でした。
来年は私も家族で参加しよう(*・ω・)ノ

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薪ストーブの灰の活用方法

P5060006せっかくの休みなので、薪ストーブの掃除をしました。
掃除といっても、たまった灰を片付ける程度です。
ストーブの底やそのさらに下にある灰受けにたまった灰は、断熱材の役目もはたします。また、アルカリ性の灰は、鉄製のストーブがさびる(酸化する)のも防いでくれるので、オフシーズンでも3cmくらいはたまった状態にしておきます。つまり、あまりきれいにしてはいけないんです。

ストーブの灰は、1シーズンで1トンほどの薪を燃やしますが、小さなバケツに2杯程度たまります。庭に肥料代わりにまいたりして使いますが、我が家の庭にはちと多すぎます。焚付の新聞紙以外は、ケヤキ・クヌギ・ナラなどの広葉樹を燃やしていますから、品質の良い灰ができます。もったいないので使い道はないかなといろいろ考えていたのですが・・・
例えば、仏壇にある線香立。これはちょっとしか使えないので×
茶道用の炉の灰。これはクヌギなどの白い灰が重用されますが、下の方のかさ上げにはちょうどいいかもしれません。しかしながらそううまい具合にもらってくれるところが見当たりません。

いろいろ相談していると、うちのとなりのおばさんが、ぜんまいのあく抜きに使ってくれるというので、さし上げることにしました。
これからのシーズン山菜がおいしいですね。ワラビやぜんまいのあく抜きに灰を使うとは、気がつきませんでした。

おばちゃんありがとう。(・∀・)

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薪ストーブはしばらく休み

e48c96c3.JPG先日お引き渡した現場の薪ストーブです。
竣工が4月になりましたので、スローブの試運転は秋にすることにしました。
楽しみは持ち越しということで・・・

工事で使った杉・桧・松などの材料の端材も、焚付などに使用するため残してあります。秋までにはしっかり乾燥してくれるでしょう。

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