
健康・自然・家づくり「そよかぜの家ダイアリー」
河井寛次郎記念館
東山五条から少し入ったところに河井寛次郎記念館というところがあります。先日の京都鴨川建築塾で見学に行きました。
陶芸家の河井寛次郎氏の自宅をご家族が記念館として開放しておられ、特に何の展示があるというわけではないのですが、次から次から見学者が訪れる不思議な場所です。
お孫さんで学芸員をしておられる鷺さんが、思い出話を交えながら、寛次郎氏の創作活動の変遷を説明してくださいました。
寛次郎氏は島根県出身でお父さんは大工で、この建物は島根から職人さんが来て建てたものだそうです。観光客の方にはこれが京町家家のように見えるかもしれませんが、近隣の風情に倣ったところもありますが、つくりは全く違います。これを建てたころ、寛次郎氏は、木工や家具の制作なども手掛けておられ、この家の家具はすべて寛次郎氏のデザインだそうです。
鷺さんのお話によると、多くの書生(弟子)さんやお手伝いさんもおられる上に、外国人も含め多くのお客様が毎日来られていたそうで、ご家族にとっては自分の家というよりみんなの家という感覚だったそうです。そのなごりか、今でも多くの見学者に丁寧に接してくださいます。面白いのが、年間パスを発行しておられ、ちょくちょくやってきては気に行った場所で本を読んだりして過ごされる方もおられるのだとか。普通の観光スポットとは違い、何となく癒される不思議な雰囲気があります。
梅雨は早くも中休み??
梅雨入りしたかと思ったらもう中休みに入ったようです。
昨日は、井手町チャリティーゴルフ大会に参加したのですが、雨を覚悟していたにもかかわらず、素晴らしい天候でした。
スコアの方は天候とは関係なく相変わらずでした。
井手町チャリティーゴルフ大会は、井手町建設業協会と井手町商工会が主催する大会で、地元の社会福祉に役立ててもらう目的で毎回多くの寄付を集めており、今年で13回を迎えました。今回は38組もの参加があり、大盛況でした。
私自身は、タイセイ在籍時からスタッフとして参加し、数年前まで事務局を担当していました。そんなこともあり、タイセイ退職後も参加していたのですが、この度井手町建設業協会にブリーズカンパニーとして加入することになり、晴れて(?)スタッフに返り咲くこととなりました。これがけっこう大変なんです・・・・。
梅雨どきの住まい方は?夏の結露は怖い?!
近畿地方も昨日梅雨入りした模様です。例年よりは少し遅いとのことです。
7日の日曜日2月に引っ越しされたお客様のところへ点検がてらお伺いしました。
ご引っ越しに際して、冬の過乾燥予防についてくどいほど説明させていただいたこともあり、冬から春にかけて、快適に過ごしていただいているようでした。今回の点検は、設備機器や建具などの点検のほか、夏に向けての住まい方をアドバイスすることも大きな目的でした。
そよかぜの家は、とても気密性が高いので、室内の湿度をコントロールすることができます。そのことも踏まえ、全館24時間冷房の必要性をご説明しました。
24時間エアコンをつけっぱなしにすると、とんでもない電気代がかかるんじゃないかとご心配でしょうが、断熱性に優れた高性能な建物なので、以前の電気代よりもむしろ安くなります。電気代の問題だけでなく、部屋を仕切る壁の中などの見えない部分で起こる結露を防ぐためには、全館空調がどうしても必要なのです。つまり、家の中で温度差を作らないことが重要なのです。
調湿性能のある仕上げ材を使えば結露は起こらないという方もおられますが、結露のメカニズムを理解すれば、上記のことは明らかなのです。自然素材は体にいいというイメージだけで考えてはいけませんよ。
もちろん、私は自然素材を積極的に使っていますが、決してそれが万能ではないということが言いたいのです。
結露といえば冬の窓ガラスを思い浮かべられると思いますが、夏に床下や壁の中で起こる結露が、木を腐らせたりシロアリをはびこらせる重大な要素であることは意外に知られていないのです。
おっと話がどんどんそれていきます。この話に関してはつい熱くなってしまいます。
詳しく知りたい方は、そよかぜの家のショールームにお越しください。2時間みっちりご説明します。
アパートの出窓で雨漏りが
当社のお客様が経営しておられるアパートで雨漏りがありました。20年ほど前に某ハウスメーカーで建てられた建物ですが、屋根や外壁がずいぶんと傷んでいるので、そろそろ全面的に改修しないといけませんよとお話をしていた矢先でした。
雨漏りの箇所は出窓部分でした。聞くと、出窓に大きな水槽を置いておられたとのこと。おそらく水槽の重みで出窓に想定外の荷重がかかったものと思われます。
一般的な出窓と外壁の納まりは、出窓を躯体に取り付けた後、外壁材を張っていくのですが、この建物は、出窓の屋根も含め、庇などは外壁が仕上がってから取り付けているようで、重みで垂れ下がったためにコーキングが切れたみたいです。
水切りと外壁の取り合い部分のコーキングを打ち直したところ、雨漏りは止まりました。
それにしても、コーキングだけで止水しているというのは怖いですね。早いこと全面改修しないといけませんよ。
そうそう、いよいよ関西も梅雨入りするみたいです。修理はお早めに。
宇治市植物園のホタルナイター
昨夜、宇治市植物園内の蝶々というレストランで食事をしながらの会議がありました。(そんな堅苦しいものではありませんが)
現在ホタルナイター開催中ということで、このレストランも大混雑するかもしれないという事前情報だったのですが、意外にもガラガラでした。
3年前に第1回のホタルナイターを家族で見に行きましたが、そのときはほんの数匹が飛んでいるのを見るために行列になっていました。そこまでしてみなくても、他にいくらでもホタルは見られるのに・・・と思いながら、帰ってきたのを思い出します。
ネットで調べると、ホタルの飛び具合、混雑状況などを公開しているようです。↓↓↓
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~ucbpark/hotaru.htm
ただし、本当にリアルタイムに反映しているかどうかは疑問ですが。
この週末あたりが見ごろだそうですので、興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょう。
ちなみに、レストランは一応予約しておいた方が無難です。
http://www.chou-cho.junfoodservice.com/
秋芳洞をライトアップ
先日山口県で修学旅行の小学生が有毒ガスで倒れたというニュースが流れました。煙突のひび割れが原因だったということですが、メンテナンス・点検の重要性を改めて感じた事故でした。
ところで、修学旅行といえば、京都や大阪の小学校は、伊勢が定番でした。私自身もそうですが、宇治市の公立小学校に通っていたうちの子ども達は2人とも伊勢に行きました。それが秋芳洞に行くとは、時代が変わったなぁ~と感じていたのですが、たま球でもないみたいです。というのは、秋芳洞が開洞100周年記念ということで、さまざまな招致活動を行っているみたいです。
ひときわ気になったのが、夏休みに向けて、石井幹子氏プロデュースによる秋芳洞ライトアップイベントです。光と音を使って幻想的な演出が行われるとのことで、ぜひ見てみたいです。
期間は7月25日~8月2日までの9日間。いけるかな~
愛用のiphoneが・・・
新しもん好き私は、昨年ソフトバンクから出たアイフォンを愛用しています。
従来のスマートフォンとは次元の違う性能に大変満足をしているのですが、大きな問題があります。
それは、ソフトバンクの電波が届かないということです。
もともと私の行動の中心である京都南部では、auが圧倒的に強いのです。ソフトバンクもエリアが広くなったので遜色ないよという言葉を信じていたのですが、実際に1年近く使っていると、けっこう入らないことがあります。特に私の電話が圏外なのに、隣でauやドコモの電話で普通に通話をしている方なんかを見ると、ウ~ンと悩んでしまいます。
先日、ある会の旅行で岡山方面に行きましたが、1泊2日の間ほとんど圏外でした。そのときも、au・ドコモは普通に通話してはります。
そんなこともあって、なんとかしないとと考えた挙句、ある画期的な方法を考えました。
auは私の家族も使っているので、通話量を”分け合い”にして1本新規契約をし、その電話を着信専用として使うことにしたのです。アイフォンが圏外の時に留守番ではなくこのau電話機に転送すれば、事無きを得るはず!!
こうして、実質負担なしでau電話を使うことに成功したのです!?
はたして使い勝手はどうなのか??
さぬきうどん田中屋
ゴールデンウィーク前に、井手町の井手寺跡のすぐ近くにさぬきうどんの店”田中屋”がオープンしました。以前宇治田原町で営業されていたのですが、諸般の事情でこちらに移ってこられました。
そもそも、私もお世話になっている鉄筋屋さんの息子さんで、かつてはお父様と一緒に仕事をしておられました。が、数年前に会社を飛び出して、四国に行って修業をされ、現在にいたっているわけです。まあ人生いろいろですが、このうどん屋さんはたいそう繁盛していて、昼時はなかなか入れないくらいです。
先日11時過ぎに行きましたが、すでに多くのお客様が来られていました。店がご実家の敷地内ということもあり、地元の方がたくさん来ておられました。私はこの日初めて食べに行きました。
うわさでは”カマタマ”がうまいと聞いていたので、迷わずこれを注文しました。
ちょっと前に、通りがかりの丸亀製麺所に行ってカルチャーショックを受けたのですが、システムはそれとよく似ていますが、もう少しアットホームな感じです。肝心の味の方は、ホントにおいしかったです。おススメです。
ペットの数が子供の倍?!
総務省の2009年度人口推計によると、日本の15歳未満の子どもの数は1,714万人だそうです。前年度比で11万減、さらに28年連続減少とのこと。やはり少子化は確実に進んでいるようですね。
一方、(社)ペットフード協会の2008年調査では、国内の犬猫飼育数は約2,683万頭で、前年調査より131万頭も増加しているそうです。これはあくまでも犬と猫の飼育数なので、鳥や熱帯魚なども合わせた「ペットの数」はさらに多いと考えられます。
つまり、今の日本は「子どもの数」よりも「ペットの数」の方が断然多いのです。
家づくりにおいても、子育てよりもペットとの暮らしへの関心が高まるのも納得です。
私自身、中2と小6の子育て真っ最中ながら、ペットとの共生も10か月を迎え、どちらもリアルに体験しています。これが設計するときに役に立つはずです。何事も芸(?)のこやし・・・
改正建築基準法が完全施行
5月27日から、改正建築基準法がすべて施行されました。
具体的には、一定規模以上の建築物に、構造設計一級建築士や設備設計一級建築士による設計が義務付けられるなどです。
住宅がメインの当社では特に影響があるわけではありませんが、これに先立って建築士法の改正が施行されたりで準備が必要なものもあります。
たとえば、今までは家を建てる時、建築工事の請負契約書を締結するだけだったのですが、設計に入る前に、設計業務委託契約または設計監理業務委託契約を結ぶ必要があります。さらに、その締結に先立って、重要事項の説明が義務付けられています。つまり、設計者・監理者としての責任が明確化されたことになります。
私どもでは、もともと設計・施工・工事監理を一括して行っていましたので、よそに責任を持っていくすべはないのですが、建築士事務所登録をしていない工務店では、工事監理をすることができないので、確認申請と一緒に工事監理業務を外部に委託していることがよくあります。この場合、工事監理者は外注先の建築士事務所になることが多いのですが、名前を書いているだけで実際には監理業務を行っていない(その報酬も支払っていない)ことがほとんどです。ですから工事監理者の責任を追及しようにも、実態はそうできなかったわけです。そこで、上記の監理業務委託契約を締結することにより、工事監理者の責任を明確化しようということになったのです。
とても理にかなった話のようにも聞こえますが、誠実に責任ある仕事をしていた私たちにとっては、事務手続きがいっぱい増えて困ったものです。そればかりか、あまりにも目まぐるしく制度が変わるので、何が正しいのか誰に聞いてもわからないというような現状さえあるのです。まあしばらくは混乱しそうです。
取り急ぎ、設計監理業務委託契約書とその約款そして、重要事項説明書の書式を準備しているところです。
雨漏りか!?
昨年リフォームで、母屋と離れの間にお風呂場を増築しました。軒の下に屋根をかけるので、ゆるい勾配でしか屋根をつくることができません。その上、採光のために天窓をとる必要がありました。
屋根勾配は1.5寸ほど、ガルバリウム鋼板をべた張りしました。天窓は許容勾配よりも緩いのですが、屋根面そのものが小さく水も少ないことから大丈夫だろうと判断し、板金屋さん・サッシ屋さんと相談して、一般的な納め方でとりつけました。工事中に雨漏りのないことを確認して天井を張りました。
あれから半年余りたち、トップライト周りにカビが生えたというので見に行きました。
雨のしずくが落ちたということは一度もないようなのですが、どうもじわ~としみているような感じです。結露の可能性もありますが、2か所ある天窓のうち1つだけなので、雨漏りの可能性が高いです。
屋根に登って、天窓まわりをチェックすると、まず、水切りカバーが少しずれていました。カバーを外してみると、シーリング材がくっついて水切りカバーを押し上げてしまっていたようです。さらにシーリングをチェックすると、立ち上がりの上の方でシールが十分でないところがありました。母屋の屋根との間が狭くのぞきこめないので、ミスに気付かなかったものと思われます。
風向きによってはそこから巻き上げた可能性があります。とりあえず、この部分にシールを充てんし、カバーをきっちりと嵌め、次の雨まで様子を見ることにしました。
事務所に戻って、天窓の納まり図面で確認したところ、先ほどの部分はこってりとシーリングを盛らないといけなかったようです。
施工時の確認不足が悔やまれます。さっそく板金屋さんに連絡するとちょうど近くに来ているようなので、現場に来てもらいました。シーリング不足を説明し、こってりと打ち直してもらいました。
これで雨漏りは止まるはずです。次の雨で確認後、内部のクロスと下地を張り替えます。
お客様には大変ご迷惑をおかけしました。雨を漏らせてしまったにもかかわらず、今までと変わらず接してくださっているお客様に感謝です。二度とこんなことがないよう、職人ともども反省しております。
ホームベーカリーは薪ストーブよりすごい?
我が家にホームベーカリーなるものがやってきました。
おかげでこのところいろいろなパンを食べることができます。カレー味やココア味などいろんな味のパン、フランスパン(形は四角ですが)などなどです。焼きたての香りに誘われついついたくさん食べてしまいます。
先日の薪ストーブ講習会で、ストーブをオーブンとして使うツールを見つけてきたところですが、ストーブは今の季節使えませんので、その点ではホームベーカリーは素晴らしいです。
ついに京都も・・・
昨夜京都市内で新型インフルエンザの患者が出ました。
それを受けて、今日は京都市内の学校で休校などの対応がとられました。京都市内の中学に通う長男は、27日まで休校になるみたいです。当然クラブ活動もできませんから、えらい退屈なことになりそうです。
それにしても、京都は、今修学旅行シーズンの真っ最中です。旅行のキャンセルなどが相次いで、大変なことになっているみたいです。数億円の経済損失が出るとも言われていますが、かわいそうなのは子供の方です。楽しみにしていた修学旅行がなくなるなんて・・・・
小学6年の次男は、来週から伊勢へ修学旅行の予定なのですが・・・・・
住宅ローン金利の動向
先月に続き、5月も住宅ローン金利は上昇しました。
以前から超長期(30年以上)のものが大きく上昇していましたが、今回は、10年ものも上昇しました。
とはいえまだまだ低金利だと思いますが、この先もしばらく低金利が続くとの見方も多く、変動金利を選択する方が増えているそうです。変動金利の場合、各社とも様々な優遇措置があり、金利を1.5ポイントも優遇してくれるところもあり、実質金利は1.5%を切っています。そうすると、固定金利よりも1%以上の差がありますから、、元金2000万円の場合、単純に一年目で20万円多く返せるということになります。
金利が大きく上昇するくらいなら、景気も良くなって給料も上がるだろうなんて考えると、私も変動を選ぶ方がよいような気がします。
いずれにしても、金利や優遇幅は金融機関によってさまざまですので、いくつかの銀行を比べて決める必要があります。
実際に30年のローンを組むとなると、総支払額の差は数百万円にもなりますので、慎重に選びましょう。
有害サイトと・・・
先日、読者の方から有害サイトと認識されているとのご連絡をいただきました。
1月に一部内容が書き換えられたような形跡があり、googleで危険なサイトと表示されたことがあったのですが、どうやらその時の残骸が残っていたようです。さっそく修正を行い、googleに通知しましたので、数日で解消されるかと思います。
見学者様ありがとうございました。
薪ストーブのメンテナンス
先週末に薪ストーブのメンテナンスについての講習会に参加しました。
当社も薪ストーブの施工でお世話になっている、京阪エンジニアリングさんの主催で、今年で10回目を迎えるそうです。
小雨模様にもかかわらず、200人くらい(パッと見た感じです)の参加者が熱心に聞いておられました。
ウチのストーブはヨツールのF500というタイプで、触媒などはついていません。普段の手入れは煙突掃除くらいなのですが、そろそろガスケットを交換する時期を迎えていますので、交換方法を勉強しようと参加しました。
ガスケットの交換方法は意外と簡単なので、またの機会にご紹介します。それよりも、目を引いたのが、ピザです。
京阪エンジニアリングさんのオリジナルパーツとして各ストーブ用にカスタマイズされたピザセットというのが売られていて、デモを兼ねて焼いたピザが振る舞われました。私の使っているF500も含め、多くのストーブはいわゆるクッキング用のストーブと違って、パンを焼いたりするのは無理だと思い込んでいたのですが、ピザがどんどん焼けていくではありませんか!!
これはよく考えてあるわ~と感心しきりでした。私も来シーズンはぜひピザを焼こうと思ったものの、そのパーツが20000円以上もするので、何か代用品を探してみようと思います。
- ずらりと並んだストーブからピザが次々と出てきます。まるでピザショップの厨房です